北の森での散策日記

北海道の昆虫(主に蛾・ゴミムシ・カメムシ・ハナアブなどなど)が好きで、冬は鳥や動物を撮影しています。旧ブログ名「自世界」

2021.8.15 面白いナシケンモンの変異

2022年04月30日 | 夏のライトトラップ ・外灯回り・糖蜜
2021.8.15ムラマツカラス遠征最終日。
この日は河畔林近くへ場所を変えて挑みました。

1日目
2日目


キシタバ Catocala patala Felder & Rogenhofer, 1874 19:46
道内では南方系と言われているが今やオホーツクでも採れているらしいです。



キララキシタバ Catocala fulminea (Scopoli, 1763)  19:51



マメキシタバ Catocala duplicata Butler, 1885 19:55



ケンモンキシタバ Catocala deuteronympha Staudinger, 1861 20:03



ワモンキシタバ Catocala xarippe Butler, 1877 20:23



ナシケンモン Acronicta rumicis (Linnaeus, 1758) 21:58

ムラマツカラスはなし。
しかしカトカラが面白い場所でした。




その他外灯にて


カブトムシ 2021.8.15 北見市





キタクロヤガ Euxoa nigricans (Linnaeus, 1761) 2021.8.14 北見市



ヤマトウスチャヤガ Diarsia nipponica Ogata, 1957 2021.8.12 上川町



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2021.8.14 ムラマツカラスヨトウ再び

2022年04月04日 | 夏のライトトラップ ・外灯回り・糖蜜
2021.8.14、ムラマツカラス遠征2日目。
前回と同じ場所にてライトトラップを行いました。

・遠征初日
2021.8.13 北見市




エゾオオバコヤガ Diarsia dahlii (Hübner, 1813)  19:13



オオバコヤガ iarsia canescens (Butler, 1878)  19:44



エゾオオバコヤガ Diarsia dahlii (Hübner, 1813)  19:46



マメキシタバ Catocala duplicata Butler, 1885 19:58
変わった色合いの前翅。



ナガキバアツバ Polypogon gryphalis (Herrich-Schäffer, 1851)  20:10





ムラマツカラスヨトウ Amphipyra perflua (Fabricius, 1787) 21:11
ライトの真下の幕に飛来しました。
オオチャバネヨトウの様に離れた位置にくることが多いのかなと思いましたが、ライトのすぐ近くでした。
割合状態のいい個体ですね。
夏眠明けなのか色あせ感があります。




ムラマツカラスヨトウ Amphipyra perflua (Fabricius, 1787) 21:46
2頭目飛来。
1頭目とほぼ同じ位置でした。
そしてまた良さげな状態です。
今度は色の乗りがいいですね。


・2022.8.14 19:05~22:39 北見市
飛来種は未記録も前日と同じ場所なのでほぼ変わりませんでした。
明日はお盆遠征最終日、場所を移動しようと思います。
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2021.8.13 ムラマツカラスヨトウ

2022年04月01日 | 夏のライトトラップ ・外灯回り・糖蜜
2021年8月13.14.15日のお盆休み、北海道東部の北見市にてムラマツカラスヨトウを採集しに行きました。

実は2年前も挑戦しましたが手探り過ぎで撃沈しています。
2020.8.14 北海道 津別町 ライトトラップ
2020.8.15 北海道 津別町 ライトトラップ②


・1日目 8月13日
19:10ライト点灯




ナガキバアツバ Polypogon gryphalis (Herrich-Schäffer, 1851)  19:14
初見。
現地での個体数は普通。
札幌近郊には生息しているのでしょうか?
ネット上では札幌近郊での目撃例はない様に記憶しています。



エゾオオバコヤガ Diarsia dahlii (Hübner, 1813)  19:16
去年ボロボロの個体しか得られなかったので嬉しい。
現地での個体数は普通。



ウチベニキノメイガ Pyrausta tithonialis Zeller, 1872 19:17
初見。しかし採集しようとしたら逃げられた…



キララキシタバ Catocala fulminea (Scopoli, 1763)  19:21
道東では珍しい存在ではないのかもしれない。



ナガキバアツバ Polypogon gryphalis (Herrich-Schäffer, 1851)  19:28



キシタミドリヤガ Xestia efflorescens (Butler, 1879) 19:35
非常に美しい。



ウスシタキリガ Enargia paleacea (Esper, 1788) 19:52



ノコメキシタバ Catocala bella Butler, 1877 19:56
2頭飛来。
個人的には苫小牧付近で見る機会が多いカトカラで、道東で見るのは初めて。





エゾオオバコヤガ Diarsia dahlii (Hübner, 1813)  20:19



コツマキウスグロエダシャク Scionomia parasinuosa Inoue, 1982



ハコベナミシャク Euphyia cineraria (Butler, 1878)  20:22



エゾヒサゴキンウワバ Diachrysia chrysitis (Linnaeus, 1758)  20:24
遠征しないと採れないので嬉しい。
場所によっては多い。



コハイイロヨトウ Hadena (Anepia) aberrans (Eversmann, 1856)  21:18
湿地の良蛾。



エゾオオバコヤガ Diarsia dahlii (Hübner, 1813)  21:48



ムラマツカラスヨトウ Amphipyra perflua (Fabricius, 1787) 22:34
ムラマツカラスが来ないのでライトトラップを終えようと幕の虫を落とした後、ライトから3メートルのところにいました。
ライトはつけたままでしたが、普通に飛来したというより元々飛来していて幕から落ちた可能性が高い。
念願のムラマツカラスに安堵し喜びました。
これだけ特徴が出ていたら分かりやすい。

22:40消灯

・2021.8.13 19:10~22:40 北見市 ムラマツカラスヨトウ狙い
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北海道内はジメジメした残暑が続いた後いきなり冷え込んだので、夏眠すると考えられているムラマツカラスにはいい採集タイミングだったのかもしれません。
本来狙うならもう少し遅い時期がいいらしいです。

明日明後日もムラマツカラス狙います。
コメント (2)
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