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1960年代ロンドンを支配した双子のギャング一代記「レジェンド 狂気の美学」2015年制作

2016-12-09 16:02:59 | 映画

               
 この映画を観て「人生の終わり方」を考えさせられた。苦しみながらとか消えるように息を引き取ったとかの現象ではない。

 この映画の実在したギャングは獄中死だった。異論があるにしても、人生は選べると言える。レジー・クレイとロン・クレイ(トム・ハーディが演じる)の双子の兄弟の軌跡がそれを物語る。

 兄レジーは、恋人フランシス(エミリー・ブラウニング)がギャングでない普通の人を望んだため、ナイトクラブの経営に取り組む。愛するフランシスのためにこの人生を選んだ。

 ところが弟のロンは精神的にもおかしなところもあり薬を飲まないと常軌を逸してしまう。提携しているアメリカのマフィアからもロンを消せないかと言われる始末。勿論、レジーは断る。

 事態はますます悪化を辿る。簡単に言えばこんなお話でトム・ハーディの性格の違う双子の兄弟を見事に演じて見せた。トム・ハーディの独り舞台。

 恋人役になったエミリー・ブラウニングがキレイだなと思うときもあるが、総じて平凡に映った。ミスキャストとまでは言わないが、ほかに女優がいないの? と言いたい。

 1960年代ということもあってオールディーズが花盛り。その中でも「教授のおかしな妄想殺人」にも使われたラムゼイ・ルイス・トリオの「The in crowd」も流れる。劇場公開2016年6月
 
監督
ブライアン・ヘルゲランド1961年ロードアイランド州プロビデンス生まれ。1997年{LAコンフィデンシャル」でアカデミー賞脚色賞を受賞。

キャスト
トム・ハーディ1977年9月イギリス、ロンドン生まれ。
エミリー・ブラウニング1988年12月オーストラリア、メルボルン生まれ。

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