2週間ほど前、友人からメールが来た。
庭のバラの葉に変な積み重なった卵があったが、これは何だろうという問い合わせメールである。
この友人夫妻は素晴らしい庭を作って、毎年バラの花が一番いい時に何人かの友人たちを招待してくれて、この庭でコーヒーを飲むのは至福の時である。
ガーデニングをしている人にとっては、虫は大敵である。
その送ってくれた写真は、こんな卵だった。
うーん、何かで見たことがあるが何だったろうか。
昆虫に詳しい人ならすぐにわかる特徴のある卵である。
たぶんカメムシの仲間の卵だと思うと返信したら、ケースに入れて保管しておくとのことだった。
昨日、クモだか何だかわからない小さな虫がたくさん生まれたと連絡があったので、行ってみた。
ゼリーのケースに入れてあったが、サシガメの幼虫みたいだ。
別の透明のケースに入れて白バックで撮影してみた。
体長は3mmくらいだが、脚が長く配色がいい。
横からも撮ってみる。
小さな体なのに、口吻は立派である。
わかりにくいが、やや下にある茶色の小さいのが眼のようだ。
正面も撮る。
今まで見たことがなかったが、調べるとオオトビサシガメという成虫は20mmを超える最大級のサシガメだった。
初めての幼虫を見つけてくれて、友人夫妻に感謝である。
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