7月になり蒸し暑さも増し、急にカミキリやゾウムシもいろいろと見られるようになってきた。
伐採木や粗朶(そだ)をじっと見ていると、どこからともなく出て来て歩き回るのが見つかる。
粗朶の中の一本の枝にニイジマチビカミキリがいくつも歩き回っていた。
その中に、じっとしている2匹がいた。
4mmくらいの小ささなので肉眼ではわからなかったが、ニイジマチビカミキリではなくヒゲナガゾウムシのようだ。
拡大してみると、スネアカヒゲナガゾウムシのようだ。
上の少し大きいのはじっとしているが、下の小さいのは大きいのを見ながらぐるぐると周りを動き回っている。
顔を突き合わせてじっとしたり、また回り始めたり。
もしかしたらと横から見ると、動かない方は尻の先端だけ枝につけて少し起き上がり気味。
これは産卵中だろうか?
どうもそんな感じだ。
すると、ぐるぐる回っていたのはオスか?
何のために回っていたのか?
ヒゲナガゾウムシは種類が多くわかりにくいが、なかなか面白い。
まだまだこの地域にもいろいろといそうだ。