福田元美のブログ

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再び映画のはなし

2012年09月04日 | 日記
「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」

簡単に、観る前のイメージに影響のない程度にあらすじを紹介します。



独特なものの観方をする少年と、その感性をのばそうとする父親。
息子と対等に接し、親子というよりも仲間のような関係。
あの事件が起こるまでは、そんな毎日が続くと思っていた。
9.11同時多発テロ。
あのツインタワーにその日偶然居合わせてしまった父親。
空の棺桶を埋めることになった母と息子。
一年経ったある日、あの日以来初めて、父のクローゼットに足を踏み入れる。
偶然見つけた謎の鍵。
少年はその鍵に合う鍵穴を探す旅に出る。

というようなあらすじ。
実際に起こった事件の記憶が、映画で語られる以上に観る者にはあるので、
映画の世界が勢いよく広がる。
あの日以降、苦手なものが増えてしまった少年の、
それでも街に出ていかなければいけない目的のために、
戦っていく姿。
しだいにほどけていくきもち。
少年のまっすぐなまなざし。
見守る大人たち。
 
観ているあいだ、ときどき泣いて声がでてしまう。
観終わると泣き疲れてうとうと眠ってしまった。

ちなみにこのタイトルの感じ、好きです。
そして少年のパジャマがとてつもなく好きです。
魚のプリントの上下のぴったりしたパジャマ。
こどものぴったりしたパジャマって好き。

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