徒然地獄編集日記OVER DRIVE

起こることはすべて起こる。/ただし、かならずしも発生順に起こるとは限らない。(ダグラス・アダムス『ほとんど無害』)

その先の予定/東北地方太平洋沖地震チャリティライブ LIVE FOR NIPPON

2011-03-18 19:35:15 | Music
音楽を聴くのに神経質になっていた。
耳を塞ぐことに神経質になっていた、というか。
ニュースを聞き逃したくないということもあるし、余震も音で反応している。だからこの一週間、音楽をあまり積極的に聴いていなかったのかもしれないと思う。


昨夜は下北沢の風知地知でタイジ主催の東北地方太平洋沖地震チャリティライブ LIVE FOR NIPPON。この一週間、やはりそれでも気が滅入って仕事も滞り気味になっているので申し訳なかったのだが、ひとりで「ニュースの音」に満たされた部屋に篭っているよりも、数時間だけでも「音楽」に満たされた空間にいたかったのだ。さすがに。スマン。
当日になって大停電の可能性が政府によってアナウンスされたので開催も不安だったが、風地空地に電話して決行を確認。急いで支援物資を2つの袋に詰めて下北沢に向かう。
政府のアナウンスの影響もあってか、帰宅ラッシュは18時から19時にかけて集中していたようで意外とスムーズに、混み合うこともなく19時30過ぎには下北沢に着く。その頃にはすでにライブはスタートしていたわけですが。
ドレッドライダーの途中で会場に到着したのだけれども、会場は予想以上に埋まっていた。

LEYONAの「You've Got A Friend」や飛び入りの斉藤和義の「歩いて帰ろう」は感動的だったし、武藤昭平Withウエノコウジの男気溢れる歌には鳥肌が立った。うつみようこ姐さんの「満月の夕」はさすがだったな。そしてタイジ。直前に結構大きめの余震があったのだけれども、この日の「ありったけの愛」は最高に響いた。ライブはアーカイブされているようなので是非ご覧になっていただきたいと思う。(もしかしたら放射能混じりの)強風が吹き荒びガラスを震わせ、余震に揺れる中のライブというのは、思うになかなか壮絶な現場ではあったけれども。

ということでtheatre brook history's Barは中断。今後はLIVE FOR NIPPONとして継続していくとのこと。
タリスマン突入の勘違い時代の話も聞きたかったなァ…いつかhistory's Barの再開も希望しておく。
次回は4月14日(木)。もちろん帰り際に予約しておいた。
今、先の予定を立てること、それはやっぱり希望なんだと思うんだな。

それにしても下北沢、暗すぎ。


ガラガラの小田急線、総武線に乗って地元に帰って、まだ営業していた酒場で飲む。
みんな、あんまり一人でいたくないんじゃないかな…と思った。

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