徒然地獄編集日記OVER DRIVE

起こることはすべて起こる。/ただし、かならずしも発生順に起こるとは限らない。(ダグラス・アダムス『ほとんど無害』)

フジのバカ/ナビスコカップ1回戦(第2戦)甲府戦

2011-07-28 00:33:21 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス11~14
アフシン「いえ、我々のプランは、前半に多くのゴールを決めるというものでした(笑)。重要だったことは、前半は3-4-3で6人の選手がボールの後ろに残っていたことです。それによってカウンターを食らってゴールを失わないようにできたことです。相手が下がってディフェンスして、そこからカウンターを仕掛けてくると予想していたので」(J'sGOAL 7月27日付

永井「相手センターバック2人にロングボールとかを出させないように、僕の仕事としては、あの2人をしっかり抑えるというのは言われていたので、まずはディフェンスからしっかり役割を果たそうと思ってやりました」(J'sGOAL 7月27日付

村松「監督から『そこで潰さないと意味がない』と言われたので、ガツガツいった。あそこで基点を作らせると前にはいいFWがいるので、そこで潰すことを意識した」(清水エスパルス公式 7月27日付

ナビスコカップ一回戦(第2戦)甲府戦
この日の前半の戦いがやはり先週土曜日のリーグ、セレッソ戦での大敗を受けたものであるのは当然なのだろう。わずか4日前の手痛いサンドバッグ状態は何が何でも払拭しておきたい。さらに勝ち上がりには2点差以上の勝利が必要だとはいえ、前掛かりになって仮に早い時間に失点してしまうようなリスクを冒すよりも慎重に前半45分を戦うことを選択したのも、「面白くない」と言われたって、それは妥当ではないか。第1戦を勝利しアバドンテージのある甲府が「フレッシュなメンバー」を選択してカウンター狙いで戦うことは明らかなのだから。
後半すぐのPKはラッキー以外の何物でもないのだけれども、前半3バックでゲームを落ち着かせたアフシンが後半に入って元々の4バックに戻しつつ、アレックスを左SBで起用するという揺さぶりをかけながら、徐々にギアを上げていく様子はフォーメーションからも伺える。その意味でSの極みの試合レポートに掲載されているフォーメーションの変遷はかなり興味深い。
やはり<失敗(大敗)の克服>はアフシンの構想の中にあったのではないか。それはナギーが忠実にチームプレーに貢献し、トシが清水での初ゴールを決めるという最高の形でミッションは成功した。

ただ、フォーメーションからも伺えるって書いたのも、実は文字情報でしかゲームは「見て」ないからなんですけど。
だから、もう一度書いておく。

フジのバカ。