ぽれぽれ百綴り

犬好きおばさんのんびり雑記。

お土産でトリュフ(の香り)祭り

2016-12-09 08:25:32 | おうちで食い意地
食いしん坊バンザイなお土産をいただいたので、ありがたく食しましょう。
イタリアのトリュフ祭りに思いを馳せながら。

何度か作ってるうちに変化してしまったけれど、
もとはリグリアやピエモンテなど北部のお料理だったかと。


《エビときのこのサラダ、トリュフの香りのバルサミコドレッシング》
【材料と下準備】
(分量はすべてテキトー)
マッシュルーム…薄切り(ジャンボなら適当に食べやすく)
エビ…片栗粉をまぶして洗って、塩少々でゆでる。
プチトマト…1/2カットまたは1/4カット
ベビーリーフ…洗って水切り
松の実…フライパンでから炒りするか、オーブン180℃で数分ロースト
トリュフ入りバルサミコ酢 (ふつうのバルサミコ酢でOK)
イタリアンパセリ…洗って拭いて、葉っぱをみじん切り
オリーブオイル、塩、コショウ


(大きいエビを5尾ほど欲しかったんだけど、10尾入りしか売ってなくて小エビに。
かわりにマッシュルームをジャンボに)

【作り方】
マッシュルームを炒める。
水分が出てくるので、それがある程度なくなるまで。
ゆでたエビは背中から包丁を入れて半分にカット、背わたをとる。
イタリアンパセリ以外全部まぜて、バルサミコ酢、オイル、塩コショウであえる。
パセリを散らす。


(芳醇なバルサミコとトリュフの香りがたちこめますよー。)


(パセリ散ってない。コショウをふった記憶もない…
家庭料理なんてそんなもんですよね。)


《クルミと松の実ソースのパスタ、トリュフの香りで》
【材料:大食らい2人分】
パスタ:160g
パルミジャーノレッジャーノ:20g(すりおろす)
クルミ:50g
松の実:10g
(クルミと松の実は5:1から10:1の割合で臨機応変に。
松の実が多い方が香ばしく、コクがでます)
ニンニク:ひとかけ
バター:10〜15g
オリーブオイル:大さじ1〜2
(バターとオイルの割合もお好みで)
牛乳:大さじ2〜3
(もとのレシピは生クリーム20cc。
日本人中高年ふたりにはヘビーなのでチェンジ。
生クリーム20gだけ使っても後が困るしね)
オレガノ:適量
(イタリアンパセリやマジョラムでもOK。洗って拭いて葉っぱだけに)
牛乳:分量外
塩、コショウ、トリュフオイル(省略OK)


(そろえるものは意外に少ない。思い立ったらできるひと皿)


(今回はマファルデを使用、このウネウネにソースがよく絡むのです。
ファルファッレ、フジッリなどのショートパスタでも美味)

【作り方】
1.クルミと松の実はフライパンでから炒りするか、
オーブン180℃で6-7分ロースト。
2.ニンニクは牛乳(分量外)で5分ゆでて取り出して拭いておく。
(臭みを取るため。牛乳は捨てるんですよ。
もったいないから飲んだら、ちょーまずかったですよー。)
3.パスタのお湯を準備、塩を加え、ゆで始める。
4.フードプロセッサーでクルミ、松の実、ニンニク、オレガノを軽くガー!
多少粒々が残るくらいに。

5.フライパンに4.をあけて、
パルミジャーノ半量、バター、オリーブオイル、牛乳(または生クリーム)を加えてゆっくり加熱。


6.火を止めて、湯切りしたパスタを投入、まぜまぜ。
(分量が多い場合は、大きなボウルで混ぜ合わせるとやりやすいです。)
パスタのゆで汁で塩加減ととろみを調整、多分オタマ半分か1杯くらい。
7.お皿に盛って、パルミジャーノ、トリュフオイル、コショウを振りかける。


(これはほんとに女子ウケの良いひと皿!
そこの奥サン、反抗期のお嬢さんにぜひ!
…つまり男性ウケは今ひとつなのであります。)


《オマケ:イタリアンとり肉じゃが》
【材料】
(分量はすべてテキトー)
骨つきぶつ切りとり肉
じゃがいも
にんじん
黒オリーブ(タネつきが美味かと)
ニンニク
白ワイン(1カップくらい)
ローリエ
イタリアンパセリ
塩、コショウ、オリーブオイル



日本の奥サンなら誰でも作れる肉じゃがと、ほぼ一緒の作り方です。
塩コショウだけの味つけなので、むしろずっとカンタン。
なのにイタリアーン!
ほんとにむこうの郷土料理なのですよ。

【作り方】
つぶしたニンニクをオリーブオイルで熱し、
濃いめに塩コショウしたとり肉を投入。
とり肉の表面に火が通ったら野菜も投入。
じゃがいもの端っこが透明がかってきたら、
黒オリーブ、白ワイン、ローリエを加えて、ふたをして蒸し煮。

途中、水分が足りなくなったらテキトーにお水を足します。
半時間ほど煮たらお味をチェックしてできあがり。
みじん切りしたイタリアンパセリをぱらぱら。


(2日めに撮ったのでお芋が煮崩れてます。
それがまた美味ナリ)


以上、秋のトリュフ(の香り)祭りでした。

作ってる間もトリュフの香りが部屋に満ちて、
それはもう食欲をそそりましたよ。
松茸同様たいして食べたことがないのに、
あの香りの魔力はなんなんでしょうね。


ご覧いただきありがとうございた。


以下、私信。
お礼が遅くなりましたが、
名古屋の有閑マダム、S嬢、ごちそうさまでした。
いつもテキトーに作ってるもんで、書き起こすのが面倒になって…スイマセン。
オイルもバルサミコも、引続きふたりでとっても美味しくいただいております。
クマ肥ゆる秋です。

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