ぽれぽれ百綴り

犬好きおばさんのんびり雑記。

敵か味方か。

2012-05-31 18:18:14 | おうちで食い意地
昨夜はすき焼きでした。
 
 
すき焼きなんて、何年ぶり?
 
お家でお肉を食べるのがそもそも珍しいわが家。
 
 
昨日、すき焼きなんて食べたのは
 
シロクマ相方がゴルフコンペでお肉を獲得してきたから
 
でした。
 
 
へへへ。
 
 
 
こちらがその賞品。
 
くろげわぎゅー♪
 
   
 
開けてみると、荒めではあるけれど、ちゃんと霜降りのお肉。
 
         
 
 
ひゃっほーっ!!
 
その夜から毎日、毎日、すき焼きをいつするかで、綿密に打ち合わせ
 
決行されたのが昨夜だったというわけです。
 
わが家にとっては、一大イベントでした。
 
関西(私)と関東以北(相方)ではすき焼きの作り方も違うから、もめるしねー。
 
 
月並みな感想ですが、
 
久しぶりの霜降り肉は、とろけるようにおいしかったです。
 
1枚1枚が大きくて分厚くて、ふたりでいただくにはボリュームも十分。
 
 
 
今までもお話しましたが、相方のゴルフの偏愛ぶりはほんとうにひどい。
 
家の中にも芝生やら池やらネットやら色々あって、掃除しにくいのなんのって。
 
パターだけでなく、せまい室内でびゅんびゅん素振りもするので、
ツマはいつかあの金属でアタマをかち割られそうで、怖くて仕方ありません。
 
そして、毎週、毎週欠かさず、
ひどいときは土日ともゴルフに出かけます。
 
小言を言う立場にはないので、にこやかに送り出していはいるものの、
内心では「不経済な!」と、ツマは穏やかではいられないのです。
 
 
 
でもさー、
こういうのをもらってきてくれるんなら、ゴルフもいいかなあ。
 
元を取るまでとはいかないまでも、
差し引きしたら、結構お安い料金で遊ばせてもらってることになるんじゃない?
(こういう発想がすでに相当ケチ。)
 
ゴルフって私が考えているほど、不経済で道楽なスポーツじゃないのかもね。
 
こんなご馳走をもらってきてくれるなんて、意外にも私の味方じゃない?
 
 
 
 
生タマゴを2個も食べるほど、すき焼きを堪能して、満腹、満足、ご機嫌さん。
お肉を頬張った時の笑顔そのままで、足取りも軽く、後片付け。
 
すると目に留まったのは、
お肉の箱が入っていた発泡スチロールのこの表示。
 
 
   
 
 
8位?
 
 
8位でこんな豪華賞品なの!?
 
 
 
いったいあのクマ、
 
いくらゴルフにつぎ込んでんのー!?
 
 
前言撤回。
 
やっぱりゴルフは清貧の敵だと思います!
 
 

最近のネイル

2012-05-30 09:02:09 | 日々の暮らし
シロクマ相方がネイル嫌いとわかっていても、
私が好きなので、しつこくやってます。
 
最近はこんな感じ。
 
4月のネイル。
   
  ピンクベージュのラメフレンチ、ゴールドのライン。ストーン1個だけ。
 
同時にしていただいた足。
   シルバーラメ入り紫系水色。指2本に模様入り。
 
長時間ランニングしても悪影響がないように、凹凸のないデザインをリクエスト。
 
 
 
今しているネイル。
   紫系の濃いピンク。ストーンとパールを薬指にだけ。
この色、かなり気に入ってます。
リピートしようかな。
 
通っているそのサロンは奈良にあります。
 
担当ネイリストさんは毎回、私がぼやーっとしか伝えられなかった色を、
何色かミックスして、イメージどおりに見事に作り出してくださいます。
もうマジックを見るようです。
  
彼女は大の犬好き。
ご自分の犬たちも彼氏の犬も自ら保護した子たち、という優しい方です。
私が保護団体のお話をすると、さっそくスポンサーになってくださいました。
しかも、それを話してくださったのは、ほとんど1年後、という控えめさ。
 
そんな彼女との会話は、毎回、犬の話で大盛り上がり。
とっても楽しいです。
 
家庭の事情から数年間、家出少女だった頃、
犬が一緒だったから、夜の公園で浮浪者のおじさんたちと一緒になってもこわくなかった、
という彼女のエピソードには驚きました。
 
人生って色々。
 
言葉では語れない大変な時期を経て、今ここにこうしていらっしゃる。
不運な境遇であっても誰もうらまず、ひたむきに生きる犬たちにその姿が重なりました。
 
犬と一緒にするなんてって、怒るひともいるでしょうけれど、
彼女は喜んでくれる方じゃないかな。

かなり久しぶりの観劇

2012-05-28 23:32:58 | 外出&食い意地
日曜日、
友人のご夫君が脚本と演出を手がけているという劇団の公演を見に、
ひとり京都まで出かけました。
 
詳しくないとなかなかたどり着けない場所にその劇場はあったので、
道に迷った挙句、清水の舞台から飛び降りる思いでタクシーを拾いました。
 
日本のタクシーって高いし、近くだったら申し訳ないので。
 
           住宅地にある小さな劇場。
 
タクシーでまん前まで乗り付けたそこは小さな劇場で、
スタッフや他のお客さんの視線を集めてしまいました。
開演時間ぎりぎりだったし。
 
  
 
ご夫君の舞台挨拶があって、幕が上がりました。
 
 
原作はレオニード・アンドレーエフの『七死刑囚物語』。(←もちろん私は知りません。)
 
時は帝政末期のロシア、
内務大臣の暗殺に失敗して、死刑宣告を受けた5人のテロリストと、
同じ日に刑が執行される主殺し、強盗殺人犯のふたりの、
刑執行のその時まで、「生と死」のあり様について描く。
 
みたいな内容だったでしょうか。
自分で書いててもよくわかりませんが。
 
なんだか哲学的で圧迫されるような重苦しいお話でした。
最後で開放感があったのは、終わってほっとしたのか、死によるものか。
どちらかよくわかりませんでした。
 
 
わかっているのは、
 
私には難しすぎた
 
ということでした。
 
 
はい、難しすぎて、途中ちょっとだけ寝てしまいました(ちょっとか?)
 
 
 
客席の後ろに控えていた友人のご夫君に私の面は割れていないと思いますが、
気づいていらっしゃったらこの場でお詫びいたします。
 
寝ちゃってゴメンナサイ!
 
友人夫妻がこのブログを読んでいるとは思えないのですが。
 
 閉幕後はスタッフ、お客さまともなごやかな雰囲気。
 
あんなコむずかしい脚本を書くなんて、すごいなー。
あんな上手に演技をする人たちを演出するのって、大変だろうなー。
(みんなうまいと注文つけにくいんじゃないかな、と思って。)
照明や音響も臨場感たっぷりで、プロみたいだったなー。
 
素人の私の感想なんて、こんなもんですよ。
 
ごめんね、友人、ちっともうれしくない感想しか言えなくて。
 
  座席においてあった他の劇団のチラシ。雑誌並みの分厚さ。
 
時計を見ると午後4時。
 
2時間半もかけていった京都ですが、
その夜はシロクマ相方と帰国後初めてふたりで外食する予定だったので、自宅へ直行。
 
せっかくここまで来たんだからせめて、と、
バス停前にあった小さな和菓子屋さんでわらびもちを買って帰りました。
ケースに行儀よく並んでいた季節感あふれる水無月に惹かれたものの、
子どもの頃から大好きなわらびもちに軍配が。
 
   甘めのわらびもち。
 
ご近所さんと思われるお客さんと楽しくおしゃべりしていたお店のおばちゃんの
右手首に貼り付いていたサロンパスが印象的でした。
 
お大事に。
 
 夜はカナディアンフレンチ(?)のレストランで。
 邸宅レストランが庶民的な住宅街の中にあるっていうところが神戸っぽい。
 オーガニック野菜を使用、ソースも軽めでヘルシー志向。
 お料理もおいしく、サービスもよいですが、残念ながら特別な感動は。

他人事とは思えない

2012-05-25 18:18:47 | 日記
このブログ、記事を投稿したり、画像をアップロードしたりすると、
その直後に、登録している私の属性を反映して、各種の広告がでます。
 
よくでるのは、こんなの。
 
  
  「イマドキ、そのケイタイってあり?」と思ったあなた、今、問題にしているのは、そこではありません。
 
カワイイって、こんなの、本人の素材によるでしょ。
だって、彼女たち、若かった頃からキレイだったでしょ。
最初っから素材が違うんだから、歳をとっても保存状態がよいのもある意味、当然。
ハリツヤだけの話じゃないでしょ。
 
さすがに私もいいオトナ。
 
これをクリックしたら出てくるサプリか化粧品かを買って使ったら、
彼女たちと同じように美しくなれる!!
 
なんて、そんな幻想はいだいてませんよ。
 
 
だまされませんよ。
 
彼女たちがキレイなのは、サプリや化粧品のせいじゃなくて、素材のせい。
 
キッパリ。
 
 
 
 
そう思って、クリックせずに振り切っているんですが、
 
最近、こんなのがでてくるようになりまして。
 
 
 
   
 
ちょっと、ちょっと!
 
私、まだ50代じゃありませんけどっ
 
52歳まで、まだまだうんとありますけどっ
 
むっきーっ。
 
 
 
でもこの女性のつぶやき、
 
すごくよくわかる
 
シンガポールで学校に通っているときも若い子たちと一緒のクラスで、こういうの痛感したなー。
 
いや、それこそ素材も違うんですけどね。
 
 
私もずっと働き続けてたら、こんな風に思うようになったんだろうなー。
 
 
日本で、一般的な会社や団体で働く場合、
多くの男性は年齢とともに昇進してそれなりのポジションにつくから、
若い人たちと同じような仕事をすることもなくて、比較されようもない。
 
でも、多くの女性はそうはいかないもんなー。
 
せつないなー。

おのぼりさん。

2012-05-23 18:28:42 | たび・現実逃避
土日は東京へ行きました。
 
シロクマ相方がお世話になったというアメリカ在住のご夫妻(日本人)が一時帰国中だとかで、
お食事のお誘いを受けたのです。
 
ご夫妻のうち、奥さまは先に帰国なさったようですが、
相方の恩人さんは1か月以上、立派なホテルの上の方の階でお暮らしでした。
 
そのホテルには、上の方の階の宿泊客しか入れないようなタダで軽食も取れるラウンジがありました。
そこで相方と恩人さんは数年ぶりの再会を果たしました。
同席した私はまるで場違いなイナカのネズミで、始終、そわそわ、きょろきょろ。
ホテル内のお店に移動した後も落ち着きがなかったです。
 
ホテルで暮らしていると、スタッフの方々やホテル暮らしのお仲間と親しくなるのでしょうか。
恩人さんは、ご近所づきあいのようにそういった方々とお話されていました。
別世界だなー。
 
 
相方と私はホテルこそ同じ部屋ですが、同席したお食事以外は、お互い自由行動。
羽田到着後すぐに別れ、翌日羽田で集合しました。
 
私はこの自由行動をとても楽しみにしており、色々と計画。
 
 
土曜日は学生時代の友人と10年ぶりくらいに再会。
 
 友人が指定した待ち合わせ場所は、「イナカもんでもたどり着ける」三越ライオン前。
 
ベジタリアンの彼女も大丈夫なインド料理レストランで、ランチをいただきながら語り合いました。
お互いの近況を知らなかったのですが、彼女は東大の先生の秘書をやっているそうです。
留学生とのやりとりも多いって。
英語ができるっていいなー。
 
 
日曜日は会社員時代の同僚と会いました。
こちらも2年ぶりくらい?
アメリカの会計士資格も持つ賢くてデキル彼女は、転職して外資系の会社で働いています。
英語ができるっていいなー。
 
なんだか別世界のひとになってしまった彼女ですが、
私が今回みたいにおのぼりのご用ができたと連絡すると、
気軽に出てきてくれ、東京観光につきあってくれます。
 
 
今さらですが、私って、友人たちの間でいちばん出来が悪い。
みんなに愛想を尽かされないようにしなくては。
 
 
 
その日のプランは、
 
プラネタリウム&月島もんじゃツアー。
 
 
長蛇の列に並んで入ったプラネタリウムについては、
明かりが消えると5分で深い眠りに落ちた私に、
彼女が感想を聞かせてくれました。
 
 
そして今回の旅のハイライト、月島もんじゃ! (←ハイライトは相方の恩人さんとのお食事ではないのか?)
 
  もんじゃの聖地、月島にはもんじゃ屋さんがびっしり!!
 
「わざわざ月島まで行ってもんじゃを食べたことって、なかったわ」
 
乗り気なのかそうじゃないのか、
よくわからないいつものクールな反応で友人は、
それでもおススメのお店を事前にリサーチしてくれてました。
 
 月島はもんじゃ屋さんかシャッターの降りたままの店舗しかないという、はっきりした街でした。
 
さて、友人リサーチによるおススメ店に到着。
 
近どう
 
 
いただいたのは、「近どうスペシャル」だったか「近どう特製」だったか、
すべてを盛り込んだ、無難で間違いなさそうなもの。
S嬢に必須と教わったベビースターラーメンをトッピングして、1,500円。
 
確かにおいしい!!
 
さすが、月島に3店舗もかまえるだけのことはある!!
 
こちらのもんじゃは、私のイメージしていたものより生地がうすっぺらくて、
具だくさんの具がメインで、生地はそれにからまっている感じでした。
おなかにたまらないし、お値段も良心的で、もう1枚食べられそう。
 
「おいしいけど、私も初めてだから、これが特別おいしいのかどうか、よくわからないなー」
 
友人が言うので、
 
「じゃあ、もう一軒行ってみよう!!」と、誘ってみました。
 
「本気ー!?
 
もんじゃのハシゴなんて聞いたことないよー!」
 
冷静な友人はささやかな抵抗を示しましたが、
 
「君に次はあっても、私にはない!!
 
かもしれない。
 
今、行くしかない!」
 
説得して、次のお店に行きました。
 
 
近どうでサービスされた、あんまきとかいうボリューム満点のお菓子を食べた後で
 
   タダの割りにずっしり大きいあんまき。
 
 
ということで2店め。
 
路地裏もんじゃもん吉
    ここは西仲店。本店は本当に路地裏にありました。
 
近どうの近くだし、はやっているし、ということで私たちに選ばれたお店は、
看板ザルのもん吉が、意外にも悪人ヅラです。
 
             かわいい名前なのに人相の悪いもん吉。
 
さてこちらのもんじゃは…
 
 
頼んだのは明太チーズもち、1,700円。
 
ここもおいしい!!
 
ここのもんじゃは私のイメージどおり。
生地に十分な厚みがあるので、
あのちっちゃいコテでちまちまおこげを引っ張り出しながら食べ進めます。
 
この食べ方が楽しくて、好きなんだなー。
 
好みによるけれど、
イメージどおりのもんじゃと満腹感というところで、もんじゃビギナーの私が選ぶならもん吉です。
 
 
食べ終わって、おなかも落ち着いた頃には空港に向かう時間になっていたので、
もん吉を出、友人に見送られて、月島を後にしました。
 
彼女のおかげで時間もばっちりで、羽田にて相方と合流。
無事帰路に着きました。
 
久しぶりの東京は相変わらず人が多くて街も大きくて複雑で、私には住みにくそうでしたが、
友人たちが元気でうれしかったです。
 
相方の恩人さんは、ジョークが抜群におもしろいきさくな方で、
カチコチに緊張していた私の肩の力を見事に抜いてくださいました。
ああ、楽しかった。
 
充実の二日間でした。
 
 
 唯一買った自分用おみやげ、もんじゃのコテ。100円ナリ。石巻に寄付されるらしい。
 
 
  しぶいバカボンファミリー。パチンコ屋さんの店先で。