2013.04.13(土)、今日は病院行き、定期ボランティア運転手を務める日だ。客待ちの時間は多くの場合喫茶店に本を持ち込んで、モーニングを取ることにしているが、今は春、天気もよし、ならばと近くにある「四日市南部丘陵公園」に来て見た。
ここは広いが椿、梅それに桜が終われば、バラが咲くまでは花は少ない。公園のご近所の庭も含めて、稀に咲いてる花に出会うが、最近は殆ど撮りつくしていて、目新しいものはなく、さりとて撮影装備を待たないので、”芸術写真”は撮る腕も被写体もない。
ひと通り歩いたが、徒労に終わり、重い足をひきずり結局はモーニングサービスのお世話にならざるを得なかった。しかし落ち着かない、花が私を呼んでいるような気分で、早々とここを出て、中央緑地公園に来て見たがここは運動場、花は何も見当たらなかった。
もうこうなると歯止めが効かない、前日の新聞で津市の園芸店で「シャクナゲ」が見ごろとの記事があった事を思い出し、これを見に行くしか術はなかった。更についでに、水子供養にもと急に話が纏まり、カーナビをセットしたのであった。
「赤塚植物園」
津市高野尾町1868-3
入城無料、 駐車無料
ここは”植物園”としているが、少し規模が大きい”園芸店”なのである。我々がこれから入る所は、「シャクナゲ」を専門的に植え、商品見本として陳列すると共に、育成栽培をしている場所である。他の植物を種類豊富に販売しているのは隣。
殆どは「セイヨウシャクナゲ」と思われるが、多種多様に改良され、新種が作りだされたことを伺い知る。
真紅の石楠花、買おうと思い探してみたが、この種は売られていなかった。石楠花は”挿し木””接木”で増やすらしいが、この真紅は増やすのが難しいのかも知れない。
苗木を見ると、買わずに通り過ぎることが不可能な二人、結局ひとり一株を限度に、それぞれの思いで買った。私のは縁が濃いピンクで中が白いのを一番小さい木で¥800であった。
この園芸店にはまだ私の「花図鑑」に載せてない植物が多くあると思われるが、見ればまた買う事になり、例え鉢植えにしても置く場所に困る現状があり、またの機会とせざるを得なかったのである。
この後、車は伊勢方面に走り、「幸福寺」にて今回は”ついで”であったが、毎年恒例の”水子供養”をして、伊勢自動車道を帰路に着いた。
我が家の庭には、シャクナゲの花がありません。以前はあったように記憶していますが、いつの間にか消えています。育てるのが難しい花なんでしょうか。色が赤系ですが,濃淡や斑入りがあって、綺麗な花ですね。
石楠花は昔からある花なのに、私は余り知りませんでした。私の体験でいいますと、鉢植えでは花が咲くのはせいぜい二年でその内に枯れてしまいます。植えるに適した場所は半日陰で水気があって、水はけのよい土地と条件はかなり厳しいように感じていますが、本当の所はよくわかりません。しかし、見ると欲しくなる悪い癖で買ってしまいましたが、いつまでもつことやら・・・?。