今年の夏は特別に暑いように感じたことと、体調不良があり、外に出ることを控えていたが、涼しくなり、また、パソコン一辺倒にも飽きてきて、取材と称するお出掛けを再開したのであった。
そんなことから、私の作る「花写真鑑」に未登録の花(便宜上"新種"と略す)を探すこともなかったが、"新種"の宝庫たる山野草展に出掛けたことで、若干無理なところもあるが、目出度く5種類の"新種"を得ることができた。
「フデリンドウ(筆竜胆)」 "新種"登録 第1790号
必ずしも本種の特徴をとらえた訳ではないから、無理をした"新種"登録となった。 しかしこの事実は今後も再々出ると思われるので、よしとした。
「アシズリノジギク(足摺野路菊)」 "新種"登録 第1791号
四国の足摺周辺で見つかったものらしい!。
「コハクジョウロウホトトギス(琥珀上臈杜鵑草)」 "新種"登録 第1792号
「ホトトギス」の変種が、いろいろとあることを、改めて知った次第。
「センボンギク(千本菊)」 "新種"登録 第1793号
「ビナンカズラ(美男葛)」 "新種"登録 第1794号
ここの山野草展では、その区画(出品者毎か?)毎に、植物の名前を書いた名刺大のメモに名前が書いてあり、名前を調べる手間が相当に省けてありがたいが、中には極めて達筆にて書いてあり、私には読めない漢字のものがあった。
漢字は三文字であり、判読できる二文字からわかるだろうと思って、その二文字を使って調べるがどうしてもわからない。 それで止むなく通常名前が全くわからない物と同じ方法で調べるしかなかったこともあり。
しばらく取材に出なかったので、四ヶ月半ぶりの、"新種"登録となったが、今回は珍しく外国産や園芸品種ではなかった、従ってすべてが、我が国の産であった。
以上で山野草展は 完