苗苗老師的心言苗語

@Since 2005 @オンライン中国語教室 @日中バイリンガルブログ

☆ もらいたくないもの

2009-05-28 23:36:52 | ☆ 苗苗言語生活

  

  赤ちゃんがいると、新しい日本語をいっぱい覚えるようになったーーほとんど教科書に載りそうにない単語ばかり。

  小さい赤ちゃんを公共の場所に連れて行かないほうがいい、菌をもらったら大変だからという話をはじめて耳にした時、新鮮で面白かったーー菌はもらうものだ!ーーもらいたくないけどね。

  中国語なら、菌は感染するものであり、もらうものではないーー“細菌感染”(xi4jungan3ran3)。

  しかし、菌はもらわないけど、病気はもらうのだ。

  病気になるのは“生病”(sheng1bing4)と言うほかに、“得病”(de1bing4)とも言う。但し、個人的には、“生病”のほうが好き。病気は意志と関係なく発生するものだと思うから。もらう意志がまったくないのに、もらったと言われたら、無理にさせられた感じをして可哀相と思う。


☆ 上有老下有小(shang4you3lao3xia4you3xiao3)

2009-05-22 00:08:15 | ☆ 心言苗語 ☆ (Diary)

   

  育児を手伝うために母が私たちと同居することになりました。

  数ヶ月前まで、悠々自適のディンクス生活を送っていたが、突然家族の人数は倍に増え、“上有老、下有小”(shang4you3lao3,xia4you3xiao3)「(自分の)上に老人がいるし、下に子供がいること」との言葉を思わせざるをえません。

  日本語にこの慣用語がないそうですが、どこの国の人であっても、中年になると、ほとんどの人が抱える人生模様だと思います。世話で手をかかる老人と子供を持つ人生は幸せでもありますが、任務は重く、達成するまでの道はまだまだ遠いと思う今日この頃です。


☆ 饒了我口巴!(rao2 le wo3 ba)勘弁してくださいよ!

2009-05-14 22:00:50 | ☆ 苗苗言語生活

  HJ同学が面白い発表をしてくれました。

  ぜひ皆さんにも読んでいただきたいです!(HJ同学に許可をいただいております)

饒了我吧(rao2 le wo3 ba)

(写真・文 by HJ同学)

饒了我吧(rao2 le wo3 ba)

我己経喝不了了(wo3 yi3jing1 he1 bu liao3 le)

我看上去酒量hen3好、其実我是只不会喝酒的猫。。。

(wo3 kan4 shang4qu jiu3liang4 hen3 hao, qi2shi2 wo3 shi4 zhi1 bu2hui4 he1jiu3 de mao1...)

出生己経快一個月了、

(chu1sheng1 yi3jing1 kuai4 yi2ge yue4 le)

猫宝宝我的工作是喝和睡覚。

(mao1bao3bao wo3 de gong1zuo4 shi4 he1 he2 shui4jiao4)

我毎天酩酊大酔ーー啊、天堂!天堂!

(wo3 mei3tian1 ming2ding1da4zui4-- a3, tian1tang2!tian1tang2)


☆ 毛毛肉?

2009-05-10 00:26:49 | ☆ 苗苗言語生活

  

  母は日本語がまったくわからない。対面式のお買い物ができないが、スーパーなら大した問題がない。しかも、日本語に漢字があるから、中国にないものであっても、表示の漢字で時々中身が推測できる。

  しかし、鳥のもも肉を買ってきてとお願いをしたら、いつもむね肉を買ってきてしまうため、一緒にスーパーに行って確認することにした。そこで、原因がわかったーーもも肉とむね肉の表示は漢字で書かないのだ。困ったなと思ったが、やっぱりもも肉とむね肉の区別を覚えてもらいたい。何か識別できるようなものがないかと探そうとしたら、母が隣でこう言った、「わかった、“毛毛肉”mao2mao2rou4と書いているのは腿肉だ。」

 はぁ?聞いた瞬間にびっくりしたが、ひらがなの「もも」を漢字の“毛毛”と勘違いしたとすぐにわかったーーちょっと気持ちわるいけど、これでもも肉とむね肉の違いを覚えられたらいいではないかとも思った。

 みなさん、覚えにくい中国語の単語があるなら、似たような方法でも試してみたらいかがでしょうか?


☆ 冷静と情熱の間

2009-05-05 22:50:19 | ☆ 心言苗語 ☆ (Diary)

  

  5月2日のX-JAPANのコンサートに行ってきたーー香港から14歳のファンの親戚に付き合うために。

  Xの曲は一曲も知らないが、YOSHIKIの面白い伝説はよく耳にしたため、どういう人物、どういうバンドなのかを見学してみたかった。

  しかし、会場についたら、ファンの奇抜なファッションに驚いたーーまるで仮装パーティのようだったーーこれこそXのシンボルさえ最初は知らなかった。(^^;)

  アリーナの花道の横といういい席なので、熱狂なファンに挟まれて、座れずに2時間の公演は立ちっぱなしになるのを心配していたが、左側と前の席に50代のおじさんとおばさんがいて、ちゃんと落ち着いて座って見ていたから安心した。右側と後ろの席は興奮状態に陥った14歳の香港少女と、薬を飲んでいたのかと疑うぐらい音楽に合わせ頭を大きく左右に振り続けていた若い男の子たちだった。間にいたのは境界線役割を果たして周囲を興味津々に観察する私だった。

  冷静と情熱がはっきり分かれる観客、音楽とアーティストーー不思議な体験だった。