「島津亜矢」に魅せられて

大ファンの島津亜矢さんのことを中心に、日頃思うことなどを

『紅白』への思い入れ

2005-12-02 21:32:42 | Weblog
改めて皆さんの『紅白』への思い入れの強さに驚いています。私たちの年代の者には昔のよき時代の『紅白』が記憶の底に残っていますからそれも致し方のないことでしょうか。
でもねえ、この10年私はまったく紅白を見ていません。それ以上も前から私のイメージする『紅白』から程遠いものになってしまっているからです。その中で唯一つ記憶に残っているのは数年前の紅白でたまたまラジオから流れてきた細川たかしさんの「津軽山唄」でした。あれは素晴らしい歌唱でした。細川さんの声と尺八との響き合い、コラボレーションの為せる技、痺れました。
その細川さんの「佐渡の恋唄」を亜矢ちゃんが歌うのを聞いてこれまた感動しました。痺れました。そして今ではもう「佐渡の恋唄」は・・・。

思うに、『紅白』という番組の制作スタッフの方針は「演歌枠漸減」なのでしょう。それが「紅白改革」なのでしょう。それはそれでNHKなりの見識でしょうからしょうがないと思います。ただ視聴率欲しさの見識であったとしてもです。

演歌歌手というか、ファンも含めた演歌界全体が未だに古い『紅白』というものの幻想に取り憑かれているとしか思えない。そしてそれが翌年のギャラに跳ね返るとか、コンサートチケットの単価UPにつながるとか・・・。それが現実であるから尚更オゾマシイ。
例えばPOPS系のシンガーソングライターといわれるような方達などはとっくの昔に『紅白』のステータス性を認めていない。ところがそういうところにはNHKは頭を下げて出演のお願いに行っています。なぜか。
それはかつて80数%もの視聴率を誇っていた当時の『紅白』の幻想からNHK自体も抜け切れていないからです。さまざまなジャンルを一括りにして出演させれば全ての年代の日本国民がテレビの前に陣取って『紅白』に釘付けになるという幻想です。視聴率が戻るという幻想です。笑止!
個人個人の価値観が多様化している今日、私には奇異に写ってしようがない。どうしてそんなに紅白に出られないことを嘆くのか不思議でしようがないのです。

年末に『演歌(紅白)歌合戦』のような番組を企画するテレビ局はないのか。懐メロではなく「今が旬」の活きの良い実力派若手演歌歌手をそろえて・・・。
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