「島津亜矢」に魅せられて

大ファンの島津亜矢さんのことを中心に、日頃思うことなどを

追分節

2008-02-24 22:14:32 | 躍動
「追分」というのは街道の分岐点です。すなわち交通の要衝であり、従って文化の集積地とも言えるのではないでしょうか。各地から様々な人間が集まりそして分かれて行く。であるからそこには各地方の様々な文化、いわゆる民謡などの音曲をはじめ方言、食べ物、民話、持ち物、果ては遊び道具に至るまで混ざり合っていきます。そしてまたそこから新しい文化が各地へと広がり散っていったのでしょう。
 
「追分節」と言われる歌があり、こちらも「追分」と呼ばれます。
「追分宿」で出会った各地の歌が、そこの歌好きの人たちや、又は酒の席などで楽しく混ざり合い変容して修練されていったのだと思います。三味線や太鼓が入り、掛け声や合いの手が加わって調子が整い、それが旅人や、芝居などの一座や、又はゴゼさん達のような門付けで流して歩く人達によっていろんな形に派生しながら各地でそれが根付いていったことでしょう。
代表的な「追分節」である江差追分もそのルーツは南部藩(岩手県)にあると言われています。それが佐久の追分にたどり着き、越後から日本海側を北に上がったのでしょうか。それこそゴゼさんや北前船の船頭さん達がその仲介役となったのかも知れません。

「♪ ヤンガレサ~ 追分の~ 海で鮭を捕る~
    ヤンガレサ~ 男衆は~ 汗で銭を取る~」
    
亜矢ちゃんの新曲「海ぶし」の一節ですが、「おなご雪波かいくぐり、崩れ番屋で飯を炊き、凍る昆布を引きながら十(とお)の指に血を流す」という厳しい気象条件の中での漁を思わせる状況からやはりこれは江差追分が歌われる地方を中心とした地方、すなわち松前から江差、奥尻、積丹あたりを想定した歌ではないかと勝手に推察しています。

歌詞の中の「ヤンガレサ~」というのは、漁に出て大漁の網を船に引き上げる時の掛け声を歌ったものでしょうか。「ヤーレサー、ヤーレサー」が「ヤンレサー、ヤンレサー」となり、節を付けて「ヤンアレサー」となったものが、亜矢ちゃんの力強い歌い方で「ア」が「ガ」に変じたものではないかと・・・。

このあたりは北の漁師様の見解を伺った方が正確な答えが得られるかも知れませんね。
いずれにしても、厳しい自然条件の中でもそれを跳ね返して生きる逞しい漁師達の力強い素晴らしい曲想です。最後のトランペットの響きがまたいいですねー、仲村さん塚本さんの出番です。これからコンサートでも「ヨイショ、ヨイショ」の掛け声を全員で掛けて大いに盛り上がりましょう。(^o^)
 ヨイショ!ヨイショ! 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

伊予柑と島津亜矢

2008-02-18 01:00:01 | 躍動
今年もまた伊予柑のシーズンに入ったようで、スーパーの店頭にも並び始めました。今日も早速買って帰って一ついただきました。

伊予柑との出会いは約10年前、「おばあちゃんの田舎から送ってもらった」という方からそのお裾分けをいただいた時でした。
一房皮をむいてビックリ、果汁がポタポタ。この瑞々しさはなんだ? そして口に運んでまたビックリ、この甘さはなんだ? いやあ、ちょっとしたカルチャーショックでした。

私も和歌山の生まれでみかんを始め柑橘類は総じて好きですが、こんな美味しいみかんに出会ったのは初めてでした。それ以来和歌山には申し訳ないけれど伊予柑に魅せられています。??(^o^)
でもこの伊予柑、美味しい時期がかなり限られて入るんですね。ある時期が過ぎると瑞々しさが無くなりいわゆるパサパサ状態になってきます。その水分と同時にあの力強くそして煌めくような、しかし決して押しつけがましくない甘さも一緒に急激に後退してしまいます。こうなってくるともう伊予柑シーズンも終わりです。また来年まで待たねばなりません。

力強いのに艶があって煌めいているものといえば・・・  そう、いわずと知れた亜矢ちゃんの歌声ですが、こちらは年中シーズンイン、いつもいつも私を潤してくれていますねぇー。

伊予柑と島津亜矢に魅せられて・・・
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

また雪

2008-02-09 21:45:09 | 躍動
今日は愛知県では珍しいほどの積雪量でした。我が三河地方でも家や車の屋根に10cm以上は積もりました。地球温暖化による暖冬傾向からはしばしの間小休止というところでしょうか。

先週の横須賀コンサートは雪の少ない地方としては大雪ともいえる天気でした。朝、新横浜のホテルで目覚めて窓の外を見るともう雪がチラチラしていました。早速テレビを付けてみると雪のため東名高速道路は一部通行止めが出ているという情報、静岡から車で来るという皆さんは大丈夫だろうかと思う間もなく悠々様から電話が入りました。「今から出ます」と。

横浜から京急に乗った時にはかなりの降り方になってきて、電車が横須賀に向かうにつれて車窓から見える家々の屋根がどんどん白くなって、まさに大雪の様相を呈してきました。でもその頃(朝の8時頃)はまだ電車は数分の遅れ程度でした。

京急大津駅についてもまだまだやむ気配がありません。信楽寺のおりょうさんのお墓参りは予定通り強行です。お墓参りと夫婦そばについては夜桜挽花様の「演歌桜・亜矢桜」にて報告済ですので繰り返しませんが、もう一つ書き残しておきたいことがあります。
それは坂本龍馬とおりょうさん(坂本龍子)の木像です。等身大だそうです。写真でもお分かりの通り龍馬は書を読んでいる姿、そしておりょうさんは傍らで静かに座している姿です。おりょうさんの横には愛用していたという月琴が置かれています。おりょうさんは楽器をたしなんだようです。
♪ 月もご存じ 嵐山~  なんて月琴の弾き語りをやっていたのかも・・・。(^o^)

本堂は雪のためか締め切られていましたが、恐る恐る開けさせて頂きました。正面に立派な阿弥陀如来像が輝いています。まずお賽銭を入れてご本尊に合掌。
そしてこれもネットで検索済だったお二人の木像の在処は?とキョロキョロと。しかし探しまわるまでもなくすぐ左手に二人仲良くお座りになっていました。いい表情をされています。こちらも弥勒菩薩様に負けず劣らず輝いていたような・・・。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近嬉しかったこと

2008-02-01 22:03:54 | 躍動
先日の飲み会で客先の40代(前半)の男性と話をしていた時のこと、彼が私に「趣味はなんですか?」と聞いてきたのですかさず私は「島津亜矢です!」と答えました。(^o^)
「え? 島津亜矢ってあの歌の上手な、ちょっと体格のいい(彼が言ったのですよ)歌手ですよね」という返事。以外な反応に私のほうがビックリしました。「え? 島津亜矢知ってるの?」
この年代の人が『島津亜矢』という名前を知っているだけでも貴重な存在(?)です。「うれしいねぇ~ 飲みねえ飲みねえ、寿司喰いねえ」。 まさか。(^o^)

そしておまけに「『大器晩成』歌っていますよね」ときたもんだ。私の興奮も頂点にさしかかろうとしたその時彼は「両親が好きなようですよ」。
「そうですか、あなたじゃなかったんだ。(ちょっと萎んだ)」。彼の年齢からすると彼のご両親は私よりも5、6歳は上だと思いますが、まあひとくくりに言ってしまうと同年代ってところでしょうか。

早速私の「亜矢ちゃん名刺」を渡して「職場にこんな人がいるんだよ」とよろしくお伝え下さいと・・・。
ちなみに彼の出身地は宮城県だそうです。「仙台にも熱心な亜矢ちゃんのファンがいてね、勿論亜矢ちゃん仲間のいいお友達ですよ」

その夜は美味しいお酒が飲めました。(*^o^*)
ウィ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする