娘の初めてのお給料/国立駅の高架下に図書館を

金曜日の夜からグループホームに入っている娘が帰宅してきました。

すっごく自慢げな顔で、帰るなり

「お給料もらったよ！」

今年の5月1日から作業所に週5日ほとんど休まず通った娘の初めての給料です。

すごいね！と袋をみせてもらったら、4520円なり。すずめの涙ときいてはいたたけど

全日仕事日19日、半日仕事日1日で20日働いて、総支給額10920円。

これから、食事代6300円と親睦会100円ひかれて、4520円。1か月ですよ。サビ三毛ピッチもびっくりです。


０を一つ加えても、まだまだ…という感じですが、娘は初お給料で大喜び。なので、お祝いに好きなものを作って食べようといったら、

納豆オムレツ！と。

なんとヘルシーで経済的な親孝行。ちょっと不格好なできそこないの納豆オムレツでおめでとう！

実は、作業所の場合は、使用料もかかります。娘は19歳なので、親と住んでいなくても、親の収入に対して使用料がかかるので、それをひくと、残りません。

国の制度で、補助があまりにも低いので、作業所も経営が大変だと聞きました。

自立支援法から総合福祉法に変わっても、はっきり言って、名前が変わっただけで制度自体は、障がい者の声はほとんど生かされていません。

昨日の日曜は、午前中は娘とお買いもの。そして、午後は、選挙の応援に参加しました。

都政も市政も私たちの税金を無駄な地元の反対の多い道路作りなどの大型開発を中心に予算を組んで、福祉や教育が削られています。

東京都の予算は12兆円でスェーデンの国家予算にも匹敵して、8400億円以上の余剰金があります。

なのに、一人あたりの教育費や高齢者福祉費は全国最低レベル。外環道路など1m1億円もかかる道路などの建設の予算は31%なのに、少子化対策費は2%、高齢者福祉は、3%です。

私たちの納めた税金だよ。ちゃんと還元してよ！

実は国立も同じ構図。153億円かける国立駅周辺の大型開発。

なかでも150mの延伸に35億円の土地買収費用をかけて行おうとしています。

このまちづくりを見直してという署名運動が広がり1万人を超えたので、今日、市長と会って、懇談しました。

循環型のロータリーを残して旧駅舎をもどすということは合意を得ましたが、35億円かかる3・4・10号線に関しては進めますの一点張り1万人分の署名をみせて、要請文を渡しました。

午後は、宣伝カーにのるために国立駅南口へ。

本日午後2時のロータリー車が少ない。大学通りです。

国立市の中心部分には通過道路がないので、通り抜けるための車はほとんど来ません。これが閑静な文教都市としての姿です。

市が行ったアンケートで、駅周辺にほしいものは、1番が駐輪場、2番が図書館です。

私は議員になって、ずっとこのアンケートに基づき、駅の高架下に図書室をといっていますが、今のところ市はパソコンで検索・予約できる図書館機能だけというのです。

30年前から駅前図書館をつくる会という会も何度も要請していますが・・・市民の声をまちづくりに生かしてほしいです。

道路や大きなビルはいらないから高架下に駐輪場や図書館をつくることと国立のシンボル旧駅舎を戻すことに絞って行えば、153億円の10分の1程度ですみます。

旧駅舎です。今は、こうなってます