年賀状シーズンを迎えて、昨日の京都新聞に予てから私が疑問に思っていたことが記事になっていました。京都市中心部の京都独特な住所表記で、南北を表す「上ル」「下ル」の送りがな「ル」がカタカナの他、「上る」「下る」のようにひらがなで表す方式とが混在しているというもの。
→京都新聞「「上ル」「下る」あなたは? 京の住所板、表記混在」
仁丹看板といえば、知っている人は知っていましょうね。右の画像です。不明な方は検索してください。或いは直接訊ねてください。私が京都の「上ル」「下ル」を意識したのは、まさにこの看板でした。子供の頃(その頃は多くあった)に見たその看板と、京都に店を出す広告の住所表記で、この「上ル」「下ル」、ついでに「東入ル」「西入ル」の方式があるのを知りました。
新聞記事が言うのは、送りがなが「ル」なのか「る」なのか、ということ。現在の京都市役所と各区役所では、戸籍と住民票では昭和56年からひらがなに統一され、現在の街角に表示される住所表示板もひらがなになっています。
この新しめの住所表示板が「ひらがな」で、結局はカタカナでもひらがなでも、どっちでもいいのかなと軽い気持ちでいました。実際、軽い気持ちでいいのだそうで、その辺りは日本的というか、京都的なのでしょうね。
一方で「京都らしさが消えるようで寂しい」と意見もあり、また「上る」では「のぼる」と読めるので、「あがる」とするには「上がる」としなければならないとの指摘もあり、私これら同意で、最初見たカタカナの方がいいのではないと思います。
この京都での住所表示で、町名の上に通り名を組み合わせた住所表示が出来たのは、江戸時代の初期。その頃ですので、当然の如くカタカナになったのだと思います。同じ町名があちこちに出来て、その頃から紛らわしさがあったのでしょう。
私が所有している、市内の全ての住所地名を網羅した資料では、この「上ル」地域は「上る」になっています。下も西も東も同様。元の公的資料がそうなっているのでしょう。
「上ル」「下ル」の表記ですが、私はどうもカタカナ派ですね。知人の職場が市内にあり、~~下ルと書くのでなじみ深いです。それにカタカナで書いた方が楽なような気がします。筆ペンとかで「る」を書くと穴がつぶれたりして結構難しいんですよね。
そろそろ年賀状買わないとな・・・。
郵便局のネット通販なら5枚から送料無料で持ってきてもらえるとか。今や買いに出なくてもいいんですね・・・。
「る」の字が筆ペンですとつぶれちゃいますか。
わ行の「ゑ」なぞ、大変かもしれませんね。
やっぱり送りがなは、カタカナですか。
その方が住所らしいですね。
ひらがなの地名は致し方ありませんが、地名表記は文語体でもあり、カタカナの方がしっくりすると思います。
ところで、今は年賀ハガキを配達して頂けるのですか?
一宮郵便局でもやっているのだろうか。
あ、そもそも郵便事業会社と郵便窓口会社とが分かれており、これはどちらの事業なのだろうか。
私は11月早々に、写真用光沢紙の年賀葉書を求めました。
売り切れやすいのです。
をご覧ください。
日本郵便が公式にしているものです。
年賀ハガキの配達の件ですね。
全国規模でやっているなぞ、初めて知りました。
でも年賀ハガキだけで、通常の郵便物などは、結局は出向かねばなりません。