mitakeつれづれなる抄

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祇園祭の鷹山お囃子が復興

2017年06月19日 | 京都
 京都新聞web版記事からです。今年ももうすぐ祇園祭の季節がやってきますが、かつて山鉾巡行に参加していた山と鉾のうち、元治のどんどん焼で焼けてしまい、現存しないものを「焼け山」とか「休み山」とか言われていますが、この焼け山の一つ、復興の動きがでている鷹山(たかやま)が、巡行の際に奏でる祇園囃子を復興させ、宵山で演奏を公開しようということだそうです。

記事:祇園祭・鷹山の鉦、復興への響き 宵山演奏へ再現

 鷹山の復興の動きは、以前にKBS京都ラジオでも町会の方をお呼びして、お話を聞かれていましたが、山自体を復興するには、それこそ大金が必要で、先ずは囃子から復興させたい、ゆくゆくは宵山でも演奏したい、ということでしたが、今年はいよいよお囃子が公開演奏されるのですね。

 鷹山は、中京区三条通室町西入ル衣棚町に所在するもので、祇園祭の7月13日の宵々々々山ともいうべき、プレ宵山の日にこの頃も棚町にも行ってみましたが、近くのお祭りとは違い、ひっそりしていました。

 昨年から巡行に参加することとなった、大船鉾(凱旋船鉾)もかつては焼け山で、先ずは囃子の復興から始まり、宵山の日には演奏している様子を拝見しました。

 さらに菊水鉾もかつては焼け山で、昭和28年に復興したものですが、こちらもまずはお囃子から復興しました。
 鷹山は伝えられるところによれば、山とは言うものの、鉾の構造した曳き山で、後祭(あとのまつり)に参加していた山だそうです。
 しかも巡行のしんがりである大船鉾の一つ前と位置が決まっていた、「くじとらず」の存在。

 鷹山は復興の方向ですが、まだ布袋山(中京区蛸薬師通室町西入姥柳町)が焼け山(休み山)でいます。こちらは前祭(さきのまつり)の巡行に参加していた山だそうです。

 参考画像。復元復興中の大船鉾。

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