mitakeつれづれなる抄

普段いろいろ見聞き感じ考え、そして出かけた先で気になることを書き綴ったブログです。

ヘルプマークとはいうものの

2018年01月16日 | 日記
 岡崎市でシールタイプのヘルプマーク配布を始めたそうです。YahooトピックのCBCテレビ配信です。
Yahoo:ヘルプマークシール無料配布 愛知・岡崎市

 そもそも「ヘルプマーク」って何?それ?という方も多いですね。外観からは分かり難い内部障害の人に、席を譲るなど助けを要したいことを示す、全国共通のマーク。
 こんなデザイン。


 大きさはICカード程度。
 カバンなどに貼り付けるシールタイプのものは、従来からありましたが、岡崎市ではカバンなどに取り付ける、ストラップタイプのものの配布を始めた、というニュース。

 内部機能障害の人は、社会的に助けを必要としながら、外観では分からないので、誤解されたり気付かれなかったりして、普段から不便な思いをされているそうです。
 内部機能障害とは、内臓の機能障害や、人工関節挿入の方だそうです。

 実は私がその内部機能障害を事由とする、障害者手帳交付を受けております。
 詳しくは申し上げられませんが、内臓のある機能の低下で障害者に認定されています。
 ただ私の場合は、脳出血による後遺障害で杖を携行していますので、その点では分かり良いですが、あくまで内臓機能の低下で障害者手帳ですので、今後仮に杖が不要になれば、ヘルプマークの対象ともなりそうです。

 このヘルプマーク、以前KBS京都での普及活動の放送では、中々知られておらず、ヘルプマークの意味を伝えると、「なぜそんなことで優遇されねばならないのか」とされた方もいるそうです。
 つまり、席を譲る譲らないの話ですが、この話を聞き、人の中には、「助け合い」など人の優しさをとにかく否定したがる人がいる、ということです。
 特に高齢男性に多いようですが、マタニティーマークや、ベビーカーへの不満を言う人はほぼ、高齢男性に集中しています。

 人の優しさや助け合い、というと、追悼施設への落書きや嫌がらせもその一つ。
 こういう心はどこから出てくるのでしょうね。

 ヘルプマークとはいうものの、マタニティマークを付けていると、逆に嫌がらせを受ける、ということからあえてマタニティーマークを付けていない、という妊婦さんもいると聞きます。
 ヘルプマークも、そんな運命にされそうで、どうして今の日本は、そんなに優しや思いやりを無くしてしまった国になったのだろうかと思います。

 ストライプタイプのヘルプマーク、裏はいろんな事が書き込めます。ネット検索であった画像から。




 ヘルプマークだけではなく、健常者・障害者という区別だけでなく、健常者でも風邪ひいて熱が出ている、という状況で交通機関を利用することはあります。
 そんな人は、優先席に座ってもいいと思いますが、世の中、そんなこをまで理解しようとする思考の方は少なさそうです。

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1 コメント

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ヘルプマーク (ponta)
2018-01-19 10:55:34
 「今頃そんなこと言っているのか」、と言われそうですが、このマーク知りませんでした。
TⅤを見て初めて知った次第です。
 今後見たら席を譲ります。
今迄は見た事が無く良かったです。

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