夏休み一回目。9日間のキャンプ旅行。キャンプ場は電話の電波の届かない場所。よって買出しに街へ出た時のみブログが更新できる場所。週末からBC州は熱波にすっぽり覆われ、記録的な暑さです。最高気温が38度から41度と北国とは思えない、酷暑。そんな中8時間のドライブ行程を日本からの輸入車エアコンのないデリカスターワゴンでいく我家。涼しいうちに出来るだけ走ろう！と朝4時出発。その策で、誰も体調を崩す事なく目 . . . 本文を読む
うわー初めて私が働く保健機構の陽性率が州の陽性率を下回った！！！！コロナ禍からぶっちぎりで陽性率が高かった我が地域。だってBC州で1番の人口密度。働き盛りの人口が多いから(人が動くエリアは感染率が高い。感染病の宿命)。それがはじめての逆転！うううう、嬉しい。で、カナダの事をよく知らない人のために説明。カナダの医療は全て州で賄われています。いわゆる無料。日本のように私立病院はありません。急性期病院だ . . . 本文を読む
今週のコロナの勉強会は頷くことが沢山あった。カナダの中でもBC州はワクチンの接種率が高く、州民の78％が1回目の接種を終えている。コロナに関するランドスケープがガラリと変わってきている。そうなると検査結果の意味やマスクの意味が変わってくる。そのような内容が多かった。以前にも書いたが「OOはXXである」と信じきり、それを突き通すのは医療ではない。「A期にはOOは△△を意味していたが、B期になるとOO . . . 本文を読む
今の学生さんは、以前コミュニティーの看護師だったので、私の患者たちの事もよく知っている。以前は看護師として接していた人たち。今はプライマリーケアプロバイダーとして接する。コンプレックスな患者だと思っていたけど、ここまで難しいとは思わなかった！と嘆く。そう、それが看護師との違い。患者を全人として捉えて、病気の関連性や薬の調整など。アルゴリズムでわかる簡単なものではない。そして治療計画を自分一人で考え . . . 本文を読む
実習生を持つと、患者に協力を求めなければならない。殆どの人がすんなり返事をしてくれるのだが、今日の彼は違った。開口一番に学生に診てもらうためにきたわけじゃない。美加に診てもらうために来たんだ！と言う。学生を褒めようと、私が同じ部屋で監督を務める、と言っても彼は変わらない。仕方なく私が診察、学生は見学となった。で、診察途中、彼が言う。ごめん、怖かった、と。彼が私の患者になって6ヶ月。それまで医療を避 . . . 本文を読む