予防接種続きでもう一つ。 Travel Medicine と言う分野があります。旅行に関連する医療です。 例えばアマゾンの奥地へ旅行へ行く予定。予防接種は何をしたら良いか？と相談を受け、必要な予防接種を行います。 世界中の流行病の知識に優れている方。その方からのセッションも面白かった。ポリオやジカウイルス病、天狗熱などの広がり。ジカや天狗熱のように蚊が媒体となる疾病は温暖化により、その分布も変 . . . 本文を読む
先週の学会。感染症センターから、予防接種のセッションもありました。さすが感染症センターのデータベースは面白い。様々な形のものが出てくるし、どうやってサベーランスをしているのかを知ることができる。で、今年のインフルエンザシーズンはトリプルアタックと呼ばれていて、3つが何かと言うとコロナインフルエンザRSV となっています。特に影響を受けているのが乳児と幼児、そして高齢者。特にRSVとイ . . . 本文を読む
先週行った学会の中でビタミンDについてのセッションがありました。ビタミンDのサプリメントを摂取している人は多い。巷のメディアではがん予防、鬱に効く、免疫機能を高める、骨粗しょう症の予防と言っているから。ビタミンD欠乏症があるかどうかは調べてください、と言う患者は絶えない。カナダではビタミンDレベルの測定は保険が効かなくなった。患者の自己負担で一回およそ7000円ほどかかる。何故保険が効かなくな . . . 本文を読む
4日間の学会を終えて(よく毎日通ったと自分を褒める)上機嫌のままで参加した日本のZoom。参加中に自分の血圧がどんどん上がっていくのがわかりました。わかっていない - 走るナースプラクティショナー ～診断も治療もできる資格を持ち診療所の他に診療移動車に乗って街を走り診療しています～北米や海外で言うNP。そのNPを日本へ導入、つまり処方権や裁量権を持つNPを日本にも。それには日本の医師法改正 . . . 本文を読む
学会では医師の燃え尽き症候群のセッションもありました。2017年と2022年の統計では燃え尽きていると感じている医師の数が2倍近くに増えていました。コロナのパンデミックの影響もあると思いますが、危機感を感じますこの数。しかしだからこそ学会でセッションがあり、システムも整備されつつある。それらの数に感心する。ピアサポート医師のウエルネスセンター啓蒙活動免許を管理する団体の慣習等々も徐々に変わって . . . 本文を読む