走るナースプラクティショナー ~診断も治療もできる資格を持ち診療所の他に診療移動車に乗って街を走り診療しています~

カナダ、BC州でメンタルヘルス、薬物依存、ホームレス、貧困層の方々を診療しています。登場人物は全て仮名です。

若年層の生活

2016-10-31 | 仕事
14歳。日本で言えば中学3年生。化粧をしっかりしているがどう見たって女性というより子供だ。 そんな彼女が性病を心配している。今の彼も検査に行っているので自分もとクリニックにやってきた。 過去1年間に何人の性交相手がいるか聞くと、悪びれもせず、考えるわけでもなく、数を数えるわけでもなく、すぐ7人。と即答が返ってきた。相手の年齢も聞かなければならない。15〜17歳の男の子たち。今の彼は16歳。ふー . . . 本文を読む
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統計が語るもの

2016-10-30 | 仕事
パネルセッションで統計の報告の中、私の関心を集めたことが沢山。 オーバードース(OD)による911コール(救急、警察、消防の一括コール先)のマッピング。 貧困層のマッピングと一致する事。 そしてODの場所の統計。屋外(公園や駐車場)か屋内か(家の中、建物の中)? 私の働いている街はシティーとタウンシップに分かれる。シティーは屋外が多く、タウンシップは屋内が多い。2つ合わせて他の街と比べると私の . . . 本文を読む
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ギャップを実感

2016-10-29 | 仕事
うーん、なんか不完全燃焼気味な夜だった。こんなところでパネルセッション。 私はパネラーとして前の座席に座っていました。お題はフェンタニルについて。青少年とその親を対象に行われました。同様の会は他の街でも開かれていて200人以上の参加者が現れました。 この会場の収容人数は200人。座席が足らないのでは、と心配していましたが座席は半分以上が空席のままでした。質疑応答も他の場所では白熱していたの . . . 本文を読む
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言葉の使い方

2016-10-28 | 仕事
先日の彼女との会話で考えさせられた事がもう1つ。 人間はいつもY字の二又に立ってどっちの道に進むのか決めなければならない。人生はそういう決断の連続性だ。 私は医療者として今あるエビデンスで示されているベストの治療を提供しようとする。しかし患者はそれを断る事がある。 断る= refuse 患者の自己決定した意思は尊重しなければならない。それは自由の権利に由来する。以前にも書いたが体に危険だと . . . 本文を読む
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オンタリオ州で起きた看護師による殺人事件

2016-10-27 | 仕事
1日に2度ブログをアップすることは滅多にしない私ですが、これはあげておかなければ、、、、 日本でもニュースになったようで。昨日こちらでも一日中このニュースを賑わせた話題は、 現在49歳の看護師が2007年から2014年の間に働いていた2つの介護施設で患者8人を薬物を投与して殺害した疑いで逮捕されたという事。 ひえー。これは大ニュース。 逮捕されたばかりなので今は日本のように詳細は公表されませ . . . 本文を読む
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