走るナースプラクティショナー ~診断も治療もできる資格を持ち診療所の他に診療移動車に乗って街を走り診療しています~

カナダ、BC州でメンタルヘルス、薬物依存、ホームレス、貧困層の方々を診療しています。登場人物は全て仮名です。

依存

2015年02月28日 | 仕事
朝自分をシャキッとさせるためにコーヒーやカフェイン飲料を飲む。 徹夜で勉強する、仕事をするために同じくカフェイン飲料を飲む。 大仕事を終えて、その後のビールやワインが格別美味しいと思う。 普段は無口なのにお酒が入ると話上戸になり人付き合いがうまくいく。 イライラしている時に一服するタバコでスーっとリラックスでき、仕事を効率よくできる。 このような行動をとったことがある。日常的にそう感じる、と思う . . . 本文を読む

溺れるー

2015年02月27日 | 仕事
あああああ、2月が終わる。2月中にやってしまわなければならない事が山とあるのに。どうしよう。 仕事を休んだツケで仕事量は半端じゃないし、病明けで体調は優れないし、、、 クラッシュしそう もう一枚キャニオンランド国立公園 ニードル地区を . . . 本文を読む

薬の話

2015年02月26日 | 英語上達法
堅い話が続いたので久しぶりに英語の話を。 毎朝8時に薬を飲む これを日本人が英語で言うと I drink drugs at eight o'clock every morning. 飲む= drink 薬= drug と考える人が多いからだ。 同じことを英語圏の人が言えば I take my medication ..... Drug と言うとどうも違法薬が頭に浮かぶ。 Medicati . . . 本文を読む

社会的理解

2015年02月25日 | 仕事
田代まさしとAskaの経緯を読んでみた。 社会的理解とサポートがなくかわいそうな二人だと思った。日本にはまだまだ「本人がその気になれば止められるはず」と言う「弱い本人の意思のせい」に問題をすり替えているような印象を受けた。薬物依存の根本はそんなにシンプルなものなのでしょうか? 一度クリーンになった人が再び薬物依存に戻ってしまう可能性は統計にもよるが50ー80%と言われている。かなり高いと思いま . . . 本文を読む

司法と薬物依存

2015年02月24日 | 仕事
バンクバーの違法薬物の歴史 1908年に中国からの移民者と共に持ち込まれたのオピウム。バンクバーにはオピウムを娯楽の一部として楽しめるパーラーが数カ所あった。もちろん違法ではなかった。それから約40年後オピウムに関連した犯罪行為が増え薬事法に違法薬物が加わった。その頃アメリカではWar on Drugsが真っ盛り。一気に取り締まりが唯一の解決策のように社会は動いていった。 エイズやBやC型肝炎の . . . 本文を読む