i n t h e m i d d l e  o f   l i f e

The answer is blowing in the wind.

ブラック復活

2007年09月29日 | And the Other

ネットで、パラティッシのブラックをたまたま見つけ、「かごに入れる」をクリックしてしまいました。

パラティッシのブラックシリーズは、「アラビア」というフィンランドの陶器メーカーから出ていたシリーズで、ご存知の方も多いと思いますが、2005年に生産を終了しています。
なにやら今回は期間限定の再生産が実現したとのこと。
カラーのシリーズは今でも普通に手に入りますが、日本人ならやっぱり和食器にも合わせやすいブラックでしょう!
2枚買っておこうかと思いましたが、高いので1枚しか買えず(涙)。

私が買ったのは直径21cmのもの。ちょっと小さいかな、と思いましたが、ちょうどいい大きさでした。
これでお餅を食べます(笑)。

<お知らせbanban>
明日はいよいよ手創り市。予報だと雨なんですが、雨だと中止です。
中止の場合は来月に持ち越します。
久しぶりにビーズの新作できました(笑)。

アメリカ古書事情?

2007年09月27日 | Reading


ジョン・ダニングの、古本探偵ジェーンウェイシリーズ最新刊、「災いの古書」を読みました。
本書はシリーズ4作目。前作からだいぶ間があきましたが、古本探偵は健在!
ミステリとして目新しいところはないものの、けっこう長い554ページをイッキに読みきらせてしまうのは、やっぱり雰囲気がいいからなのね~。

主人公のクリフ・ジェーンウェイは、元警官で今は古本屋を営む30代男性。
普段は静かにイースト・コールファックス通りで店番をしていますが、時々事件に巻き込まれ、恋人でしっかり者の弁護士エリンとともに、あっちへ行ったりこっちへ行ったり、事件を解決すべく活躍します。

このシリーズはどれも事件に古書がからみ、やれスタインベックの初版本がいくらとか、カポーティのサイン本はいくらの価値があるとか、ちょっとしたアメリカ古本マメ知識がちりばめられていて、それが楽しい。
ジェーンウェイが、枯れ枯れのハードボイルドオヤジではなく、ごく普通の人っぽいところも好感が持てます。

アメリカでは早くも次のシリーズ最新作が発表されている模様。早く読みたい~。


クマがスキー履いて

2007年09月25日 | And the Other

近所のスーパーでやっていたちゃちい北海道展で、前々から気になっていた千秋庵の「山親爺」を買ってみました。
普通のお土産物に見えますが、よく見ると包装紙に描かれたクマがかわいい。


中を開けると、こんな包みが出てきます。
山親爺は、かわらせんべいのようなお菓子ですが、ふつうのかわらせんべいよりも粒子が細かくて、甘さもひかえめでおいしい。
よく見ると、クマがスキー履いてシャケしょってるイラストが…。


中には、たくさん「しおり」が入っていて、英語のものまで!


そして、なんと、ちっちゃなビニール製のクマが!
ちょこんとお菓子の包みの横に添えられていました。かわいい~~!

私が買ったのは10枚入りの一番小さな箱ですが、他にもハイカラ缶、35枚入りの丸缶なんかもあります。
大きな缶には、やっぱりクマもたくさん入っているんでしょうか??
ちなみに、「小熊のプーチャン」も千秋庵です。

長い小説

2007年09月24日 | Reading


毎日更新をやめたら、読んだ本について書く機会がなく、たまってしまいました。

まずは筒井ともみ「舌の記憶」。
筒井ともみは、向田邦子賞を受賞した脚本家でもあります。
これは、幼い頃からの、食べ物にまつわる思い出を綴ったエッセイ集。まあよくもこれだけ覚えているものだというくらい、「食」にまつわるエピソードが豊富。
しかし、食に関するエッセイとはいえ、「食べること」そのものでなく、「食」から呼び起こされる出来事を主軸にすえているので、池波正太郎のエッセイのように、読んでいて生唾がわいてくるというものではなく、あたかも短編小説を読んでいるかのような、静かな味わいがあります。

村上春樹「ねじまき鳥クロニクル」。全3巻。これは長かった…。
第1部の最初の章は、もともと短編として発表されたもので、何度もここだけは読んでいたのですが、ようやく全編を読みました。
一言で言って(言うなよ)、損なわれた人間の再生の物語とでもいいましょうか。
世界に入り込んでしまえばどんどん読めるのですが、いかんせん長い。そして、斎藤美奈子が言っていたとおり、謎と伏線の一部は最後まで解けず。
笠原メイの鮮やかで清冽な魅力に、小説全体が救われている気がしました。

森 絵都「カラフル」。
村上春樹の超ド級長編を読み終えた後では、なんと明るく、読みやすかったことか。
この本は、何と言うか、どんな人にも気軽にすすめられる本。
テンポが良くて読みやすく、感情移入しやすい。
オチは早いうちにわかってしまったけど、なんというか、最後はなるほどなぁ~と感心させられてしまう。
ただ、主人公の母親の行動が、私には「?」でした。

<お知らせbanban>
手づくりサイト更新。縫い縫いの日々。


チラシ配り

2007年09月22日 | Drifting

本日は、一箱古本市の助っ人集会がありました。
みんなで折り折りしたチラシを、谷根千エリアのお店に置いてもらうべく、営業に回るのです。

今日も残暑は厳しく、お店回りは暑くて大変でしたが、わいわいとお店を回ってチラシを置いてもらう作業は、楽しかった!
フレンドリーな店主さんとは、話が弾んで長居しちゃったり。
雑貨屋さんに入ると、女性陣は急に「買い」目線になり、男性陣を平気でお店の外で待たせて買い物しちゃったり(笑)。

かくいう私ももちろん、買いました。
nuicoto」にてガーゼ素材のチェックのチーフ。かぎ針編みの縁取りがかわいい。お弁当包みにも、三角巾にも、大きめハンカチにも、風呂敷にも、なんにでも使えます。
プフレーゲ ライヒト」では雰囲気GOODのカゴを。帰りに買ったパンを入れて撮影(笑)。
ふたつのお店はどちらもかわいいものいっぱいで、おすすめです。もちろん、チラシもこころよく置いてもらえました。



<おまけのbanban>
帰りに偶然通りがかった古本市(どんだけ~)で購入。
絶版になってもいないのに古本にしては高かったし、ビニールに厳重にくるまれていたので、中身が見れませんでしたが、若かりし日の植草氏の写真多数(表紙の枯れた感じとは別人のような風貌!)、手書きのスケジュール表まで載っている充実した内容で、買ってよかった♪

本物の

2007年09月21日 | Eating

本日は、会社の同僚と、汐留のスペイン料理店に行ってまいりました。

以前スペイン風居酒屋のいんちき?パエリヤをひとりでおいしがっていた、かなしい私(笑)。
ここのパエリヤは見ての通りちゃんと本格的です。
魚介類のだしがしっかり出ていて、とってもおいしかった♪


こちらはイベリコ豚の生ハム。これもとっても美味。そしてお高い。
他にもイカのフリット、シーザーサラダ、オリーブの盛り合わせなどをいただきました。


デザートのスペイン風プリンと、スペイン風パフェ。
プリンは普通のと一味ちがっていて、濃厚でした。
パフェは、う~ん普通だったような?でもバニラアイスにはちゃんとバニラビーンズが入っていて、おいしかったです。

ところで、お店の奥にあった個室風スペースに、途中でイタリア人ぽい団体さんがやってきて、お酒も入っていないうちから異常に盛り上がっていたのが面白かったです。たまにはいいよねぇ~、ああいうノリ!

またまたレディースデイ

2007年09月19日 | Watching


最近映画づいている私。
慌しかった身辺が徐々に落ち着いてきて、他人のドラマを楽しむ余裕が戻ってきたのかしら(笑)。
そんなことはさておいて。

本日は公開前から楽しみにしていた映画、「ミス・ポター」を観に行って来ました。
これは、もう説明不要だと思いますが、世界中の人に愛読されている絵本、ピーターラビットシリーズの作者、ビアトリクス・ポターが主人公の映画。
この映画も素晴らしかった!
古い慣習に縛られる世の中で、家族(とりわけ母親)にも理解されずに、自分の道―風変わりな道―を選び貫いていく主人公の孤独が、胸に迫ります。

ポターが描いたアヒルやウサギが、劇中、まるで生きているようにちゃめっけたっぷりに動くのですが、そのチャーミングなこと!
そして、幼少のポターが住むロンドンの子供部屋が、ほんとにメアリー・ポピンズの世界で、見ていてワクワクしました。
子供の頃、児童文学が唯一のオトモダチだった私としては、この映画は、頭に描いていた空想の世界が映像になった!という感じで、そのへんも見ていて楽しかったです。
もちろん湖水地方の自然もすばらしいですよ!


本好きの集い

2007年09月17日 | Drifting


本日は、真夏のような暑さの中、上野の都美術館講堂で開催された、「読書の腕前上達講座」に行ってまいりました。
講座といっても堅苦しいものではなく、岡崎武志さん、豊由美さん、南陀楼綾繁さんの3人が本について語り合うという、お気楽(失礼)な企画。
名だたる本好き(というか本のプロ)の皆さん、お話は聞いていてホントに楽しかった!

中でも豊さんの鋭い舌峰はかなりのもので、「ベストセラーの9割はクズ」「渡辺○一の本に死ねって書いてやりたい」等、まさに抱腹もの。会場も爆笑していました。
豊さんは長く雑誌「Ginza」に書評を連載されているのですが、帰宅してさっそく最新号を再読。
他にもお話は芥川賞の選考会の実態(?)や、翻訳家の話などにも及び、とても面白く拝聴しました。

会場ではお三方オススメの本を売っていて、休憩時間には案の定人だかりができ、2冊、3冊と買っている人が大勢いました。
かくいう私もまんまと2冊購入。
それにしても、私は岡崎さんや南陀楼さんの著書をすでに何冊か持っているのに、その場で買った人だけがサインをしてもらっていたのが悲しかった。まあどうしてもサインが欲しい!ってわけでもないですが…。

隣の品の良いおばさまが、岡崎さんのすすめる本を片っ端からメモしていたのですが、山田太一「異人たちの夏」を「偉人たちの夏」と書いていたのがすっごく気になりました。うむ~。


ポピンズ号!

2007年09月16日 | Making

マイミシン「ポピンズ号」。
冷房の効いた部屋で、音楽をかけつつ、ひがな1日手作り。
物を作るのってホント楽しい~!

本日は一箱古本市用のグッズを作成。
成果はこちらで。



<おまけのbanban>
「ポピンズ号」の由来はもちろんこちらから。

タダじゃない

2007年09月14日 | Drifting

本日は退社後、渋谷パルコPART3で開催されている「KYOTO DEPARTMENT」展に行ってまいりました。


どんな展覧会かというと…京都の老舗の商品をこんな感じに並べて展示してあるだけ(笑)。
なのに入場料が300円かかります。タダにしろよ…。
まあでも「RAAK」「SOUSOU」など、普通の京都物産展ではあまりお目にかかれないお店も紹介されていたから、意味はあるのかな。

終わりの方にお約束のお土産品即売コーナーがあります。
ええ、まんまと買わされてしまいました…。

PLATZ」の腰当て座布団(ダイニングの椅子で使います)と、光村推古書院の「京都読書空間」。
他にも竹笹堂のブックカバーなど欲しいものがありましたが、小物は京都に行った時に買おうとガマンガマン。
でもお座布団はやっぱりもう1個買えばよかったかな~。こういうものはいくつか並べるのが楽しいんですよね。

豚身(笑)

2007年09月13日 | Watching


千葉の方のシネコンで、萩上直子監督の「めがね」公開に合わせ、「かもめ食堂」をリバイバル上映していたので、今更ながら本日足を伸ばして観に行って来ました。
友人が太鼓判を押していたので、期待していたんですが、いやぁ~面白かったです!

この映画にはなんだかワケのわからない浄化作用があったみたいで、私は笑いながら号泣するという奇妙なことになってしまいました(笑)。
見終わって気分は超スッキリ!DVDも買っちゃうかも~。

それにしても、映画に出てきた鍋釜類は、アンティのポットをはじめ、さりげないけど名品揃い。ひと財産かかってますね。

写真は我が家のライト。かもめ食堂にあったのにちょっぴり似てません??


その後の編み編みバッグ

2007年09月11日 | Making

ちょうどいい黒い帆布が家にあったので、麻の編み編みバッグに内袋をつけてみました。
袋に縫って、上部を編み編み部分に縫いとめるだけなので超カンタン!

重たいものを入れたら伸びそうな予感(笑)
最近、袋ものというと、こういう素朴な帆布とかカゴがお気に入りです。

連絡事項

2007年09月09日 | And the Other

もうブログをご覧になっていてお気づきの方も多いかと思いますが、今月、9月30日(日)に、雑司が谷の鬼子母神境内で開かれる手創り市に出店いたします。
ありがたいことに、一緒に出店してくれる同志がいたので、今回は2人での出店です。
御用とお急ぎでない方、池袋より徒歩10分くらいのところで、朝9時~夕方4時までやっていますので、もしよかったらどうぞ!差し入れなんかも大歓迎(笑)。

今まで何回かフリマで不用品を売ったことはあるのですが、手創り品を売るのは初めて。果たして売れるんでしょうか!?
出品予定の手作り品はこちらで。本日、ようやく少しばかり更新いたしました。

もうひとつお知らせを。
10月13日(土)に、谷中・根津・千駄木エリアで開かれる、一箱古本市にも出店いたします。
こちらはもちろん古本がメインですが、ブックカバーなどの本にちなんだ手作り雑貨も販売予定。
先日関係者の集まりがあって、初めて出席したのですが、みなさん、私なんて足元にも及ばないような本好きの方ばかり。改めて自分の勉強不足を認識…。でもとても雰囲気のいい、楽しい集まりでした。
こちらは店番などを手伝ってくれる助っ人の方がいらっしゃるということなので、1人での出店です。
ただ、最近引越しで500冊超の本を○ックオフに売ったばかりなので、本の品揃えがイマイチになっちゃうかも?
ともあれ、谷中は雰囲気のいい、ステキな町です。秋の散策ついでに、ぜひ覗きに来てください。
詳しいことはまた追ってお知らせいたしますので、ひとつよろしく♪

白チュニック

2007年09月07日 | Crazy about

無印良品で、白い綿のシンプルなチュニックを買いました。いやぁ無印は安くていいねっ!
ストールを巻き、肌寒くなってきたらニットを上に羽織って、ジーンズと合わせようかな。
もしくはINにボーダーのタートル、ボトムは黒パンツに斜め掛けバッグでも。

一緒に写っている編み編みバッグは、太い麻の糸を編んだもの。

拡大するとこんな感じです。
風合いのかわいさに、壁に吊るして物入れにしてもいいなと思って買いましたが、やっぱり外で持ちたいので、中に入れる袋を縫おうかな。



<おまけのbanban>
本日は銀座にニューオープンしたマロニエゲートを覗いてきました。
全然面白くない。だいたい狭すぎ。
狭いところにゴチャゴチャ人がたくさん居て、ハンズとかは見る気にならなかったです。
ところで丸ビルの1Fにはモアイがいましたが、モアイって、目ありましたっけ??なんか変…。

permission

2007年09月04日 | And the Other


9月になってすぐ、宮内庁のHPから桂離宮の観覧を申し込んでいたのですが…
本日「許可されました」というメールが!

これで12月は終い弘法に合わせての京都旅行が決定♪
次回は大阪・堀江、雑貨屋ツアーにもGO!
暮れの忙しいときに休暇をとることになりますが、夏休みも取ってないし、いいよねいいよね。と勝手に許可…。

他に、「皇居」「京都御所」などの観覧もこのHPから申し込むのですが、なぜか「桂離宮」に人気が集中しているんです。御所はガラガラなのに~。
ちなみに写真はぬりえではなく、「桂離宮」の見取り図です、はい。