i n t h e m i d d l e  o f   l i f e

The answer is blowing in the wind.

東海道ウォーク:89 岡崎宿1

2015年10月31日 | Tokaido


10月中旬に、3ヶ月ぶりに東海道ウォークの続きを歩いてきました。豊橋で新幹線から名鉄に乗り換え、今回は東岡崎駅からスタート。予報では曇り~雨だったのに、静岡を過ぎたあたりから晴れてきて、歩き始めるころには快晴!真夏のような暑さに…。
駅前の看板を見て、先輩が「江戸のふるさと?」とつぶやいていました(笑)。


駅前から、矢作川を越えて歩いていきます。今回はこの近くのホテルに泊まるので、荷物を預けて身軽になって再スタート。


前回も見た、「岡崎二十七曲り」の表示が出てきました。どのあたりまで歩いたのか、記憶が薄れかけていましたが、これを見てだんだんと思い出してきました(笑)。


この重厚な建物は、大正6年に岡崎銀行本店として建てられたもの。その後商工会議所や信用金庫を経て、現在は市民のギャラリーとして開放されているようでした。


東海道をすこし逸れたところで、「二七市」という市が開かれていました。どんなものが売られているのか、興味津々で近づく私たち(笑)。


畑からまさに収穫したてといった感じの、土のついたままの野菜たち。さすがにこれは、重たくて持って帰れませんね~。他にも海産物とか乾物、切り花(激安!)などの露店が出ていました。


えびせんべいのお店「海老萬」にも立ち寄り。私は岡崎に来るのは2度目なんですが、前回もここでえびせんを買ったんです。今回はこれから歩かなくてはならないので、買い物は控えめにしましたよ(笑)。
この後はいよいよ岡崎城が待ってます。


勝沼日帰り旅:3

2015年10月26日 | Traveling


カフェを出て歩いていくと、「旧田中銀行博物館」を発見。1900年ごろに建てられたもので、「登録有形文化財」の表示がありました。一時は郵便局としても使われていたんだそう。銀行というより、小学校のようなかわいい建物。


しばらく行くと、このようなものを発見!東海道歩きの影響で、「本陣」という言葉には敏感です(笑)。このあたりは、甲州街道の「勝沼宿」の中心地だったらしい。


古い建物もたくさん残っていました。甲州街道もいつか歩いてみたいな~。


駅の近くに、「シャトーカツヌマ」がありました。ワイナリーのほかに、レストランやお土産売り場もあり、観光バスも入れる大きな施設。私たちもここでお土産ゲット。


時間があったら、石和温泉の足湯に行きたいね、と言っていたのですが、あちこち寄り道したせいでその余裕はなく、帰りも「勝沼ぶどう郷」駅から快速に乗ることに。
駅の近くには、昔の特急?の車両が展示してありました。


家で食べた「甲斐路」、みずみずしくてさわやかな甘みがあり、おいしかった。秋の味覚ですね~。


勝沼日帰り旅:2

2015年10月23日 | Traveling


勝沼はほんとにワイナリーが多くて、歩いているとあちこちに出てきます。ここにもワイナリーの看板が出ていました。なんだかヨーロッパの田舎みたいな雰囲気。


ぶどう園がたくさんある通りにやってきました。こちらの「自由園」は、店先にたくさん試食が出ていたので、思わず立ち止まる私たち(笑)。


色とりどりのぶどう!これが全部試食です。食べ放題は2,000円だったんですが、ほうとうでお腹いっぱいだったこともあり、試食のみで満足。片っ端から食べていたら、友人に「食べ過ぎ!」と言われました(笑)。
私は「甲斐路」、友人は「シャインマスカット」をお買い上げ。おばちゃんが特別に「ゴルビー」という種類のぶどうを5粒くらい袋に入れてくれました。大粒でとってもおいしかった。


そこから駅に向かってぶらぶら歩いていると、かわいいカフェを発見。カフェ好きの私は当然入りますよね~。「つぐら舎」というお店です。


お腹いっぱいと言いつつ、甘いものが食べたかったので、「ぶどうパンケーキ」をいただきました。なんと大粒のぶどうがパンケーキの中に!シロップをかけていただくんですが、レーズンみたいな、不思議な味。おいしかったんですが、3枚は多く、ちょっと残しちゃいました…。


友人が飲んだ「ぶどうビール」。ホントにぶどう色!


お店の裏手には、ぶどう畑が広がっていました。宿泊施設もあるようでした。


勝沼日帰り旅:1

2015年10月20日 | Traveling


少し前のことですが、日帰りで勝沼に遊びに行ってきました。新宿から「ホリデー快速」に乗り、「勝沼ぶどう郷」で下車すると、駅前からいたるところにぶどう畑!たくさん実ってます。これは「甲州」でしょうか?


駅前にちょうど来ていた路線バスに飛び乗り、まずは「ほうとう処 いしはら」にやってきました。こちらは「ほうとうランキング」第2位のお店。古民家を利用した建物は趣たっぷりで、お庭もきれいに手入れされて一見の価値あり!
開店直後だったので並ばずに入れましたが、私たちの後はすぐ満席になっていました~。


こちらのメニューは、ほうとう以外には「鳥もつ煮」と飲み物のみ。つゆはコクのあるみそ味で、麺もちょうどよい硬さ。本場のほうとうはやっぱりおいしい!体もあったまりました。


見渡す限りのぶどう畑の中、腹ごなしにワイナリーに向かって歩きます。お天気はくもりで、歩くにはちょうどいい温度。


途中で倉庫にプラスチックのカゴがたくさん積み上げてありました。なんだかパッチワークみたい。


「大和葡萄酒」のワイナリーにて、試飲をさせていただきました。私はお酒が弱いのでワインは買いませんでしたが、友人が白ワインを購入。
この近くには、「ほうとうランキング」で第1位のお店もありましたが、なんと90分待ち!来年はぜひ、1位のお店に予約を入れたいと思います(笑)。
勝沼日帰り旅、続く。


富山旅行:9 しめくくり

2015年10月16日 | Traveling


帰りは東岩瀬の駅から、ポートラムで富山駅まで。木造の駅舎のまわりには、ひまわりが咲いていて、真夏のような景色。


これがポートラムです。ピカピカの最新鋭の車両で、乗り心地がとってもよかった。


車内にはこのようなものが。「鉄道友の会」のブルーリボン賞とは、1958年から始まった、前年に運転を開始した車両に対して与えられる賞なんだそう。歴史のある賞なんですね。


帰りの新幹線に乗る前に、富山駅の「順風屋」で、「ますの寿し」と白えび丼を買い、帰宅してから夕食に食べました。ますの寿司はちゃんと木の枠に入っていて、ちょっと感動。おいしかったです~。


これは、瑞龍寺の売店で売っていた、「不破福寿堂」の「かのこ姫」。フワフワで、かるかんとお餅の中間みたいな食感。和風のギモーヴみたいな感じです。中に金時豆が入ってます。これ、ほんとーーーにおいしかった!お取り寄せしたいくらい。今まで食べた和菓子の中で一番好きかも。


他には金沢の「丸八製茶場」の加賀棒茶、八尾和紙のブックカバーを自分土産に。加賀棒茶は冷蔵庫で冷やして飲んでます。香りがよくてすっごくおいしい。もともと緑茶よりほうじ茶が好きなんですが、これを飲んだらほかのほうじ茶は飲めないですね。すでに残り少なくなってきたので、どこかで調達しないと。

富山はおいしいものがたくさんあり、街はきれいだしとっても気に入りました。次は、今回行けなかった射水市や氷見市の方にも行ってみたいです~。


富山旅行:8 岩瀬の街並み

2015年10月14日 | Traveling


昼食をすませて、岩瀬の街並みをぶらぶらと散策。このあたりは、明治期に建てられた北前船の廻船問屋が立ち並ぶ、風情のあるエリア。真夏のような日差しで、かなり暑かったです。遊覧船に乗っていた人はどこへ?というくらい、ひと気がなかった。


海沿いに、「富山港展望台」がありました。無料で展望台に登れますが、エレベーターはなく階段のみ。昭和60年代に建てられたんだそうで、中はかなりレトロな感じでした。


展望台からは、富山湾と岩瀬の街並みが一望できて、なかなかの眺め!海の向こうに広がっているはずの立山連峰は、残念ながら見えず。


広場には北前船のオブジェが。


こちらは、明治11年に建てられた廻船問屋の「森家」。有料で中を見学できます。


中に入ると、案内のおばちゃんが巧みな話術でいろいろと説明してくれました。天井の梁がすごい!


ここで私が一番興味をもったのが、これ。「全国金満家大番附」です(笑)。横綱は「岩崎小彌太」と「住友吉左衛門」。他にも三井、安田、大倉、鴻池、古河など、そうそうたるメンバーが!「根津嘉一郎」って知ってる!とか、「鍋島」って鍋島藩の!?とか、前田のお殿様も乗ってる!とか、ひとりで大コーフン(笑)。「服部金太郎」ってもしかして。と思い、調べたら、やっぱり「服部時計店」の創始者でした。ここに乗ってる人、一人一人の人生を小説で読みたい(笑)。
ちなみにこの「森家」のお名前も、前頭のところに乗っていました。


富山旅行:7 富岩水上ライン

2015年10月11日 | Traveling


「富岩水上ライン」は、運河を下って海まで行く遊覧船。環水公園の中に発着場があります。出港の30分前くらいに、チケット売り場に行ったのですが、なんと乗る予定だった最新鋭の船はすでに満席!臨時でこの小さい船が出ることになりましたが、これも私が最後の1人でした…。ギリギリセーフ!船頭のおじさんいわく「昨日はガラガラだったんだけどね~」。


前に最新鋭の船を観ながら、運河を進んでいきます。途中で「中島閘門(こうもん)」にやってきました。ここは、異なる水位の運河をつなぐ、いわば「水のエレベーター」。前後の水門を閉じて水位を調整しているんです。


水位が下がりきると、前方の水門が開いて進んでいきます。前の写真よりだいぶ水位が下がっているのがわかりますか?じわじわと水位が下がり、視点が低くなっていくのは奇妙な感じ。一緒に乗っていたおばさまが「なんか、すごくゆっくりしたエレベーターに乗ってるみたい!」と、的確な感想を述べていました(笑)。貴重な体験ができてよかった。


その後もどんどん船は進んで、最後は大海原に出ます。このあたりに来ると、明らかに運河とは揺れ方が違ってきて、小さい船なので「大丈夫かな?」とちょっと心配になったり(汗)。
前方に大きなタンカーが停泊していますが、船頭のおっちゃんが「あれはカンボジア国籍だね。屑鉄を輸出しているんですよ」と教えてくれました。へぇーとあっけにとられる乗客(笑)。


船は海からふたたび運河へと入り、岩瀬浜の港で船を降りました。ここに「岩瀬カナル会館」という施設があります。


カナル会館の中の「幸寿司」というお店で、海鮮ちらし寿司の昼食!張り込んで「上」です。私は握りよりちらし寿司が好きなんですよね。嫌いなネタを残せるから。でもこれは完食しました!
昔は生ものが苦手で、ほとんど食べられなかったんですが、変われば変わるものです。


富山旅行:6 富山環水公園

2015年10月08日 | Traveling


富山旅行の2日目は、快晴!
富山駅前には、路面電車が3路線走っています。昨日のバスガイドさんの話によると、現市長さんが鉄道好き?で、脱自動車社会を目指し、外国に視察に行ったりして、積極的に路面電車を導入したんだとか。3路線も路面電車が走っているのは、全国でもめずらしい!
駅前は未だ再開発中で、工事が進んでいました。


駅前にはこのようなものも。どうやらレンタサイクルのようです。ネットで調べてみたら、これは「アヴィレ」と呼ばれる、自転車の共同利用システムなんだとか!定期パスや1日パスを買うと、あちこちにあるステーションから自転車を借りることができるんだそう。便利ですね~。


駅から10分ほど歩いて、「富山環水公園」にやってきました。昔の運河の船だまりを利用して造られた公園です。かなり広く、大きな池があり、芝生もきれいに手入れされていて、とってもすがすがしい。


ここに、「世界一美しい」と言われるスターバックスがあるんです。こうしてみると普通のお店に見えるかもしれませんが、公園の景観と相まって、いい雰囲気。夜になってライトアップされたりするとかなりキレイになるらしい。


このスタバに、愛犬家の人たちが集まってきていました。フレンチブルもいましたよ~。こちらは「ブブちゃん」。小型でおとなしくて、とってもかわいかった。


スタバで買ってきたプレッツェルとカフェラテで、朝食。ベンチがあちこちにあるので、テイクアウトして食べました。快晴の空の下、そよ風に吹かれながらのんびり食べる朝食は、サイコーの気分。


公園内には、「天門橋」という名前の橋があり、左右の展望塔には無料で登れます。堂々たる姿は、公園のシンボル。


展望塔からは、運河を行く遊覧船が停泊しているのが見えました。私もこれに乗って、運河観光に出発~。


富山旅行:5 富山城

2015年10月05日 | Traveling


富山駅から、富山城の方に向かってぶらぶらと歩きます。途中で「ノーベル街道」と書かれた看板が。なんでも、ノーベル賞を受賞した田中耕一さんや利根川進さんなど、4人の方が富山市や飛騨市にゆかりがあることから、この名前が付けられたんだそう。ちょっぴりこじつけっぽい気が、しないでもない(笑)。


「D&DEPARTMENT」の富山店にやってきました。「D&DEPARTMENT」は東京にもあるけれど、入るのはここ富山が初めて。デザイナーのナガオカケンメイさんがプロデュースする、雑貨店&カフェです。


カフェでスイーツを補給。オレンジのシフォンケーキをいただきました。雑貨店で、八尾和紙のブックカバーと、今治のフェイスタオルも購入。やっぱりオシャレなお店っていいですね(笑)。見てるだけで楽しく、俄然イキイキしてきます。


そこから富山城まではもう目と鼻の先。今の富山城は、昭和29年の博覧会に合わせて建てられたもので、現在は郷土博物館になっています。本当の富山城は、富山藩主・前田利次の居城でしたが、もともと今のような天守閣はなかったんだそう。墨俣一夜城と同じく、後付け天守閣ですね。私は特に歴史好きではないので、後付け天守閣でも全然問題なし。とにかくお城が見られれば満足。


天守閣からは、お堀と市街地が見渡せます。石垣も後から造られたものみたいですが、きれいに整備されています。


お城を出て、民芸品店の「林ショップ」&その並びにあった「古本ブックエンド」に立ち寄り、お買い物&お店の方とおしゃべりなどして、戻ってくるとようやく夕暮れ。朝の8時半から観光しているので、1日が長かった~。
お城が夕日に映えてきれいです。お城がある町に住んでみたい。日常的にお城を眺められるなんてすばらしい。


ホテルにチェックインしてから、待ってました!の夕食は、駅ビルの「白えび亭」にて、白えび天丼&お刺身!これを楽しみにしてきたんです。お店には行列ができていて、20分ほど並びました。
白えびはかき揚げではなく、1匹ずつ店頭で揚げています。衣が薄くてサクサクの食感!甘エビに似た感じですが、もっと小さく、上品な感じ。お刺身は甘くてトロッとしています。期待通り、とってもおいしかった!


富山旅行:4 民俗民芸村

2015年10月02日 | Traveling


ラーメンをほぼ10分で食べ終えたので、タイミングよくバスに乗れて、「民俗民芸村」にやってきました。こちらは、7つの古民家が移築されて造られた施設で、それぞれが特色ある資料館になっています。私はこういう古民家や古いものが大好き。
こちらは明治12年の民家を利用した民芸館で、中には工芸品が展示されています。


こちらのテーブルはイギリス製だそうですが、日本風の居間にみごとになじんでますね。


大きなガラス戸のあるサンルーム?には、李朝のたんすが置いてありました。こういう部屋に憧れます。


こちらは民芸合掌館。江戸時代末期の建築だそうです。中に入ろうとしたら、ちょうどおはなし会をやっているところだったので、写真を撮るのみで通過。1時間後に帰りのバスが来るので、やや駆け足です。


合掌館は遠くから見ると、まるで民話の世界。江戸~明治の頃は、こういうお家があちこちに建っていたんですね。


こちらは陶芸館。建物は、「アズマダチ」と呼ばれる、切妻屋根が特徴的な富山の古民家だそう。


玄関には、大きな陶器の瓶が。たしか、白洲正子の「武相荘」にも、こんな感じで瓶が置いてあったっけ。趣があっていいですね。


中には日本各地の陶器が展示されていました。小鹿田焼の大きな壺。


この日は、野村瑞穂さんという方の展覧会が開催中。純和風の建物に、斬新な陶器が置いてあるさまは、どことなく不思議な感じがしました。
民芸村で、古民家の雰囲気を満喫。バスは1時間に1本なので、逃さずに1時間後のバスに乗って、駅に戻ります。