i n t h e m i d d l e  o f   l i f e

The answer is blowing in the wind.

冬映画

2013年02月01日 | Watching


最近観た映画のお話です。
「007 スカイフォール」。ダニエル・クレイグのファンなので、007シリーズは必ず観ます。今作のテーマは「加齢」!007も歳をとれば衰える。衰えてもセクシーですが。
敵役のハビエル・バルデムの不気味さもピカイチで、007シリーズが退屈なわけがない!ゴージャスでスマートでスタイリッシュな007の世界を堪能しました。早くも次作が待ち遠しいです。

「ホビット 思いがけない冒険」。トールキンの原作は、小学生の時に初めて読んで以来、私の愛読書。何度読み返したかわからず、映画化を待ち望んでいた物語ですが、私としては、この映画はちょっと違うな~と…。「ホビットの冒険」は、「指輪物語」と違い、深刻にならないほのぼのしたファンタジーだったと思うのですが、映画は妙に大げさなお話になっていたような。
ビルボの家とホビット庄の再現性はカンペキ!

「大奥 ~永遠~」。テレビの「大奥」を観ていたので、映画も観てみたくなりました。私はテレビの方が好きでしたね。多部未華子の、未完成であやうい感じの魅力がよく出てたと思います。映画の菅野美穂にはもっと踏み込んだ演技をしてほしかった。なんか「普通…」って感じでした。将軍綱吉の豪華な衣装はすばらしかった!

「レ・ミゼラブル」。好きな映画ではないんだけど、やっぱり観たら泣いちゃいました。ヒュー・ジャックマンは「大草原の小さな家」の父さんみたいでした。カーリーヘアが…。
テレビドラマの「大聖堂」に出てた、エディ・レッドメインがマリウス役で出演してました。好感度大!


<おまけのbanban>
先日、43回目の誕生日でした。皆さんからいろいろいただいてありがとうございます!
ちなみにジェームス・ボンドの誕生日は2月1日。あっ、今日だ!


今夏の映画

2012年09月08日 | Watching


この夏は、4本の映画を観ました。「るろうに剣心」、「プロメテウス」、「ダークナイト ライジング」、「アベンジャーズ」です。

一番良かったのは、「るろうに剣心」!私は原作を読んだことがないのですが、予告編を見て「面白そう」と思い、観に行きました。
主人公・剣心を演じる佐藤健がとにかくスバラシイ!全編アクションシーンが満載で、殺陣の迫力がハンパない。カッコイイです。
吉川晃司・香川照之・蒼井優など、わき役も個性豊かで引き込まれます。観てソンはないですよ!

「プロメテウス」は、あまりにも「エイリアン」に似すぎていて、失笑…。引きちぎられたアンドロイドの首がしゃべるところまで酷似!ヒロインの魅力は「エイリアン」に及ばず、イケメン俳優も出てないし、なんだかなぁ~という感じ。
ぬめっとした異星人は、けっこうかわいかった(笑)。

「ダークナイト ライジング」、面白かったです。長い映画ですがまったく退屈せず、スケールの大きなエンタテイメントを楽しめます。でも、前作で「ジョーカー」を演じていたヒース・レジャーが大好きだったので、今回出ていなくてさびしい限り…。

「アベンジャーズ」、好きな俳優ロバート・ダウニー・Jr.が出ているので、かなり期待して観に行ったのですが、出演者が多すぎてまとまりがない感じ。異次元から来たマイティ・ソーが普通に地球にいて、違和感…。妙に聞き分けのよかったハルクが笑えました。
「アイアンマン」は3があるようなので、懲りずにまた観に行きますよ~♪


宇宙人とオタク!

2012年01月05日 | Watching


最近観た映画、3本。
まずは「宇宙人ポール」。渋谷の映画館に3人以上で行って、窓口で「宇宙人です」と言うと、1,000円で観れると聞き、3人で行ってきました(笑)。
この映画はなんと言っても、宇宙人の「ポール」のキャラが見どころ!人間より人間くさい宇宙人。お酒も飲むしハッパもふかす、放送禁止用語もばんばん飛び出します。
主人公の二人は、アメリカ版コミケにやってきた、おデブでオタク、女っけナシの、普通だったら冴えないコンビなんですが、なんか見てて妙になごむというか…ほほえましかったです。オタクも主役を張れる時代が来たんですねぇ。

「ミッション・インポッシブル ゴースト・プロトコル」。
「ポール」の主役とはうって変わって、こちらはゴージャス!トム・クルーズってやっぱりスターですよね。好き嫌いは別として…。
お話はいつもの通りハラハラしつつ、華麗なアクションも楽しめて、娯楽大作の王道を行ってます。
今回、イーサン・ハントが奥さんと別れたという話が出てくるのですが、前作の内容をすっかり忘れていた私、この人、奥さんいたっけ?と、「3」のDVD買ってきてしまいました。まだ観ていませんが…。

「タンタンの冒険」。一番期待していたんですが、この3本の中では一番好みじゃなかったかな。
実際の人間が演じていながら、コミックに限りなく近い映像は、一見の価値あり!しかし全体的にガチャガチャしていてせわしなく、観終わって満足感はあまりなかった…。「疲れた」という感じでした。
犬のスノーウィは、ホントに犬らしい動きで超カワイイ!続編できたら観ちゃうんだろうなぁ。


Yes, I know her!

2010年06月13日 | Watching

映画「SEX AND THE CITY2」を観ました。
「1」を観た時も書いたけれど、10年位前、ドラマを暗記するぐらい見ていたので、映画として面白いかどうか以前に、とにかく懐かしい!さまざまなエピソードが、その時の自分と一緒によみがえってくるんです。

ドラマが始まったとき、30代半ばだった彼女たちも、今ではover40。サマンサはついに「fifty-fuckin'-two」!!年を経るとともに、彼女たちのライフスタイルも変化し、昔は「いかにしていい男をゲットするか」が主なテーマだったのに、今は子育て、仕事、更年期、結婚生活のマンネリ化…と、なかなかアブラがのってまいりました。

今回とくにすばらしかったのが、一番年長のサマンサ。山盛りのサプリメントを常用し、更年期の「ホットフラッシュ」と戦いながらも、サマンサ姐さんは健在!露出度の高いドレスでパーティにくりだし、若いメンズに声をかけさせ、昔とおんなじイケイケぶりを披露。
終盤、旅先のアブダビの路上で、サマンサはあるものをまき散らしてしまうのですが、そのシーンがホント爆笑!涙が出るほど笑いました。

相変わらず人生に対して受身じゃない4人に、勇気付けられました。
こうなったら、「寅さん」みたいにシリーズ化してほしいけど、これ以上やったらお笑いになってしまいそうでコワイ…。

名コンビ出現!

2010年03月17日 | Watching

「シャーロック・ホームズ」を観てきました。
主演は「アイアンマン」のロバート・ダウニー・Jr、監督はマドンナの元夫、ガイ・リッチー。銀座の映画館は行列で、満員でした!

これまで、ちゃんと原作を読んだことがないせいか、ホームズといえば気難しい麻薬中毒者、ワトソンは気のいいおじさんという、短絡的なイメージしかなかった私(笑)。この映画の二人はずいぶん違います。
ホームズは意外に肉体派でユーモアとちゃめっけあり。ワトソンはときに暴走しがちなホームズの手綱をしめる、いいお目付役といった感じ。
主演のダウニー・Jrがカッコいいのはもちろん、今まで没個性な気がしてさほど魅力を感じなかったジュード・ロウも、ハマリ役。ステキさにやっと気付いた(笑)。

お話はスピード感あり、謎解きとアクションありで楽しめます。しかし全般的になんだかせわしなく、ちょっと観ていて疲れたかも。悪役のマーク・ストロングは、市川海老蔵に見えました…。
最後にはホームズの宿命のライバルも登場して、続編が期待できます!

Farewell to Heath

2010年02月08日 | Watching


先週のことですが、「Dr.パルナサスの鏡」を観てきました。私にとっては、しばらくぶりのテリー・ギリアム映画。

舞台は現代のロンドン。
旅芸人の座長、Dr.パルナサスが見せる不思議な鏡の中の世界では、入った人の妄想がそのまま、まるで現実のように浮かび上がります。パルナサス博士は、はるか昔に悪魔と取引して、無限の命を手に入れましたが、影のように自分をつけねらう悪魔の存在におびえていました…。
とまあ、一応のあらすじはあるものの、何と言ってもテリー・ギリアム。答えを求めちゃいけません(笑)。
映像はとってもキレイ。おんぼろ馬車で旅をつづけるパルナサス一座は、宮崎アニメにでも出てきそうで、おとぎ話の世界を満喫できます。

でも、なんと言っても私の目的は、ヒース・レジャー!
2008年1月に亡くなってしまいましたが、とにかくカッコイイ。大好きなんです。生きていたら次々にすばらしい作品に出演しただろうに、ホント急逝が惜しまれる!
この映画では、撮影途中に亡くなったヒースの代役として、ジョニー・デップ、ジュード・ロウ、コリン・ファレルの3人が出演。全然顔が違うのにどうやってつなげるんだろう?と疑問に思っていたけど、違和感なくうまくつながってました。それにしても、ジョニー・デップが出てくる時だけ、サッと空気が変わるのはナゼ?

これがヒースの遺作となってしまいました。もう新作は公開されないんだなぁ。なんともさみしい…。


初3D!

2010年01月21日 | Watching

「アバター」を観てきました。ゴールデングローブ賞、とりましたね。
+300円で3D版を観れるということだったので、もちろん3Dにしました。
シアターの入り口で、キャプテンEO時代に戻ったような大げさな3Dメガネを渡されて、「こんなものかけてたら疲れそう…」と思ったけれど…、いやぁ~スゴイです3D!

「アバター」は、遠い未来、「パンドラ」という星に鉱石を発掘に行く地球人と、原住民との戦いを描いた映画。
「パンドラ」は、手付かずの自然が残る美しい星。3Dで観ると、草や木の1本1本が手に取るようにリアルに感じられて、映像の美しさを堪能できます!
この星にすむ架空の動物も、犬っぽいの、サイっぽいの、翼竜みたいなのとさまざまで、どれも3Dだとすごい迫力!

映画ももちろん面白いのですが、とにかく2時間45分だかの長丁場、ずっと3Dの映像を体験できるというところがワンダフル。私にとっては、まったく新しい体験でした。
これからこの映画を観る方、是非とも3Dで観るべきです!
3Dメガネは、かけていることは全然気にならなかったけれど、もっと視界が広いといいなぁ。

他に、ここ1ヶ月くらいの間に観た映画。
「なくもんか」…家族を題材にした映画って、我が家が普通の家族と違うせいか、感情移入がしにくいんです。正直、私には訴えるところがなかったなぁ。クドカンの脚本は、とっちらかっている印象。残念なり。
「パブリック・エネミー」…面白かったけど、何かに似てる。「俺たちに明日はない」だ!もちろんあちらの方がショーゲキ度は上ですが…。
「かいじゅうたちのいるところ」…なんとも不思議な映画。哲学的。主人公の少年だけでなく、かいじゅうたちもみな(1匹をのぞいて)、子供の心を持っているんですよね。なんか、観ていると、大人だってみんな、みんなこのかいじゅうたちと同じじゃないか!って気になってきます。監督のスパイク・ジョーンズはカッコイイです。

ニクタイ派!

2009年09月26日 | Watching

「ウルヴァリン X-MEN Zero」を観に行ってきました。
「X-MEN」シリーズは、全部DVDで観て、最近も復習したばかり!突然変異で生まれたミュータントと、彼らを悪だくみに利用しようとする人間の死闘を描いた映画です。

「ウルヴァリン X-MEN Zero」は、ミュータントの中でもダントツのイケメン、「ウルヴァリン」の、謎に満ちた過去を描きます。
私は、映像の処理能力が人より劣っているのか、展開が速い映画にはついていけないことがあるのですが、この映画はバッチリ!よくわかりました(笑)。
主役はカッコイイし、映像はスケールが大きく、文句なく楽しめる娯楽大作!ヒロインは叶恭子似ですが…
これから観る方は、クレジットの最後にお決まりのオマケ映像があるので、最後まで席を立たないで下さいね。

MARVELのアメコミ映画はどれも大好き。中でも「アイアンマン」のロバート・ダウニー・Jr、COOLです!

Cadillac and GROM

2009年08月25日 | Watching


先週のことですが、映画「キャデラック・レコード」を観てきました。
プレスリー以前のアメリカ、ブルースが生まれたばかりの時代を描いた、実話に基づいた映画です。

1940年代、ミシシッピの畑の真ん中で、農作業の合間にギターを弾いているマディ・ウォーターズ。音楽って、こうやって生まれ出てくるんだ!と、印象深いオープニングです。
シカゴに出たマディは、チェス・レコードの社長、レナード・チェスと出会い、商業的デビューを果たします。レコードはヒットして、一躍マディはドル箱スターとなり、チャック・ベリーらとともに一時代を築きますが、次第に人気にはかげりが見えはじめ…。

ミュージカルのような、明るく楽しい映画を期待すると、裏切られます。
時代の寵児となったマディたちですが、その影にはつねに、酒や薬にほんろうされた、転落と背中合わせの危うさがありました。
こういう、一種退廃的な映画、好み!ちょっと「ブギーナイツ」を思い出させる雰囲気で、華やかさのかげに苦悩があり、見ていてハラハラさせられます。
浮き沈みは激しかったけれど、彼らの残した功績は偉大。なんといってもロックが生まれ出る道を作ったんですから。


観終わってから、新宿に最近できた、「GROM」でジェラートを!
注文すると、その場でお店の人が空気が入るように混ぜてくれます。ちょっと時間がかかるけど、すごくなめらか~。
「ミルク&ミント」と、ビスケット&チョコチップの入った「グロム」をいただきました。「ミルク&ミント」あっさりしてて美味。トッピングのビスケットが巨大です(笑)。
他にも「ピスタチオ」「あずき」「ジンジャー」など、試してみたいフレーバーがいっぱい!また行こうっと。


ビーさんのキッチン

2009年04月05日 | Watching

マラサダのレシピが載ってたので、思わずパンフ買っちゃいました。
久しぶりの映画。「ホノカアボーイ」を観てきました。
「かもめ食堂」以来、ゆるい系の邦画が流行ってるけど、「グーグーだって猫である」が、(私には)かなりな期待はずれに終わったので、今回もそんな感じかなと思っていたら、意外にも!良かったです!

彼女にフラれた大学生のレオが、ハワイ島の田舎町ホノカアで、地元の人たちと交流しつつ暮らす様を描いた映画。レオは、ホノカアの映画館でアルバイトしつつ、ビーさんという日系のおばあちゃんの家で、毎日ご飯を食べます。
ビーさんを演じるのは倍賞千恵子。私のアコガレのくるくる白髪頭で、ギンガムチェックのシャツにかぎ針編みのベストがイカしてます。
また、このビーさんちのキッチンがいいんだ!散らかってるようで、きっと使いやすく考えられたキッチン。クマのかき氷機がちょーかわいい!

お料理を担当したのは料理家の高山なおみさん。ビーさん特製のマラサダや、ハワイ名物スパムむすび、ポキバーガーなど、どれもおいしそう。お鍋の色や食器の色、テーブルコーディネートも雰囲気があってイイ!

「いかにも」な、味のあるおじいちゃんの格言など、鼻白むむきもあるかと思いますが、これは雰囲気をたのしむ映画。
ひろ~い空とひろ~い海、白茶けたホノカアの風景、そしてなんといってもビーさんのキッチンが、チャーミングでどこかさびしくて、心に残ります。



<おまけのbanban>
千鳥が淵にも行ってきました。すごい人で、遊歩道?に入るのにも行列が。警察も出動!
列に並ぶ根性はなく、お堀の周りを歩いただけであえなく撤収。でも十分きれいでした!

あっという間!

2009年02月11日 | Watching


最近映画づいている私。今日は「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」を観てきました。

観た人だれもが、感動間違いなしの映画です。
あらすじは、ここで説明するまでもないと思いますが、老人として生まれ、年を重ねるごとに若返っていくという特異体質に生まれた、ベンジャミン・バトンが主人公。
ベンジャミンは老いた肉体で子供時代をすごしますが、周囲の愛情でグレもせずまっすぐに育ち、やがて最愛のパートナーを見つけます。
しかし幸せはつかの間。彼の特異な体質ゆえに、別れの時が…。

人と違って生まれた人の、ドラマティックな生涯を描いたという点では、「フォレスト・ガンプ」に酷似しているかも。うがった見方をすれば、こういう映画を見せられたら、そりゃ誰だって感動しちゃうよな~と思ってしまいます。
ヒトの一生が急ぎ足で描かれるため、自分の一生も「ああ~なんだかもうじきだ!」という気がしてきて、なにがもうじきなのかわからないけれど、ふとアセリをおぼえたりして…。

ブラッド・ピットは、残念ながらまったくタイプじゃないので、観ていてトキメキはありませんでしたが、相手役のケイト・ブランシェットがすばらしい。
晩年の洗練された姿は全身エルメスとお見受けしました。ブランド物もかすむ存在感とエレガントさ。かっこよかったです。


結婚てなにかねぇ

2009年02月05日 | Watching

「レボリューショナリー・ロード 燃え尽きるまで」を観てきました。
「タイタニック」以来の、レオナルド・ディカプリオ&ケイト・ウィンスレットのコンビが主演。

舞台は1950年代のアメリカ。一見幸せそうに見える一組の夫婦。でも本当は、夫はつまらない仕事と平凡な毎日に飽き飽きし、妻は女優になるという夢をあきらめ、専業主婦として鬱々とした毎日を送っていました。
ある日、妻は「今の暮らしを捨てて、パリに移住する」という、突拍子もない計画をたてます。最初は乗り気でなかった夫も、妻の熱意に心が動いて、一家はパリへの移住にむけて準備しはじめますが、思いがけないアクシデントから、計画は狂い始め…。

冒頭からはげしい夫婦喧嘩の嵐。ケイトは本作でゴールデングローブ最優秀主演女優賞を受賞していますが、それがうなずける迫真の演技です。観ていてなんだか、自分も昔さんざん夫婦喧嘩をしたなぁと、思い出しました。

当たり前のことだけど、人間は、結婚しようと、子供を持とうと、「自分」というものからは逃れられない。自分が生きる道を選ぶのはいつでも自分であり、それをおろそかにすると、かならずツケを払う時が来るわけです。
だけど魔がさすというか、錯覚してみたくなる時があるんだよねぇ(笑)。

この夫婦が最後にどんな道を選んだかは、観てのおたのしみ…。
でもこの2人、これだけ激しくケンカできるんだから、たいしたもんだと思います。ケンカできるうちが花。なんてね。
ちなみに私はバツイチだけど、結婚肯定派。チャンスがあればしたほうがいい。でもしなくたっていい。要は自分次第。てどっちやねん。
何の話かわからなくなっちゃったよぉ~。

coolest Joker

2008年09月04日 | Watching


バットマンものの最新作、「ダークナイト」を観てきました。全米ではかなりな人気で、興行成績を伸ばしているようです。

これまで何度かバットマンシリーズを観ましたが、毎回キャラが濃すぎ(ジム・キャリーがとくに濃かった…)、ストーリーもハチャメチャという印象。バットスーツもイマイチカッコ良くないし…。
でも今回はぐっとシリアス、スケールも大きく、ゴッサム・シティもリアル!今までのバットマンとは大きく違います。

バットマン役のクリスチャン・ベールもハマり役だけど、なんといってもヒース・レジャー扮する悪役、ジョーカーがスゴイ!
私利私欲のない(?)、ただ悪のための悪。弱みがないから強いのです。異常なメイクに狂気の演技、コワいんだけど何か惹かれる。この役者魂がかっこいい!
ヒース・レジャーだけを観に行ってもモトはとれますよ。ほんと、つくづく早逝が惜しまれます…。

150分超と長いですが、ドンデン返しがあり飽きさせません。ゲーリー・オールドマンが珍しく普通っぽい役で出ていたり、キャストも豪華。
でもバットスーツは、やっぱりイマイチだったかも…。


久しぶりの再会!

2008年08月28日 | Watching

「SEX AND THE CITY」を観てきました!
レディースデイの最後の回は超満員。2時間前にチケットを買うため列に並びましたが、既に前から2列目しか残っていませんでした…。

いわずと知れた、大ヒットテレビシリーズの続編です。
私は90年代の終わりぐらいから、WOWOWや無料のケーブルTVで放送されていたのを全て観たので、全話を2~3回ずつは観ていることになります。
それに加え、「Kiss and Tell」という豪華本も2冊持っているので、立派な「SEX AND THE CITY」オタク…。

30代~40代の、ニューヨークの、自立した・魅力的な女性4人が主人公です。
恋愛・結婚は当然のこと、仕事、出産、親の介護から嫁姑関係まで、およそ「妙齢の」女性が直面するすべての問題が盛り込まれ、軽妙でときにえげつない女同士の会話、最先端の(?)ファッション、美しいニューヨークの四季とあいまって、何度観ても飽きない、傑作ドラマ。
映画はハッピーエンドで終わった4人の「その後」を描いています。

なんだか、なつかしい友人に再会したような気持ちで観ました。
彼女たちが直面するのは、決してお気楽な悩みではないけれど、明るくそれを笑い飛ばすたくましさとユーモアに、私もどれだけ救われたことか。きっと映画を観に来ていた人、みんながそうだと思うなぁ。
映画としての評価はハッキリ言って「?」だけど、これは特別。「そうそう、こんな感じだった~!」と久しぶりのノリを思い出し、2時間を泣いたり笑ったり、堪能しました!
彼女たちが、私よりほんの少し年上っていうのがまたいいんですよね。
それにしても、これを男性が観たらどう思うのか、非常に気になるところです。



読書会っていいな

2008年08月09日 | Watching

昨日は会社の公休日で、3連休。短い夏休みです。
中日の今日は、夜から飯田橋の名画座「ギンレイホール」に、「ジェイン・オースティンの読書会」を観に行ってきました。

ジェイン・オースティンは「エマ」などを書いた、イギリスの作家(ということしか知りません)。
彼女の長編を愛読する5人の女性と、SF好きでオースティンはまったく読んだことのない1人の男性が、月に1回、6冊の長編を1冊ずつとりあげて意見を交換しあう読書会を開きます。
独身を貫く女性、夫とソリが合わず悩む女性、同性愛の女性、結婚・離婚を繰り返す女性…。回を重ねるごとに、生き方も年齢も違い、それぞれに魅力的な彼女たちのホンネがあぶりだされてきます。

登場人物が多いので、最初は話についていくのが大変でしたが、中盤以降はガゼン面白くなり、スクリーンに釘付け。
それぞれに人生の選択を迫られ、新しいドアを開けて進む彼女たち(と彼)。最後は大団円のハッピーエンドで、胸のすく映画です。

ヒロインの一人、ジョスリンを演じるマリア・ベロのファッションが良かった。
ちなみに、SF好きの男性が彼女に勧めたのは、ル・グィン。私はル・グィンもオースティンも読んだことがないのですが、読んでからこの映画を観たらだいぶ感想が違ったかも!