i n t h e m i d d l e  o f   l i f e

The answer is blowing in the wind.

松江・出雲:7

2009年11月29日 | Traveling


3日目は雨もよう。
松江からJR山陰本線に乗り、さらに安来駅からバスに乗って、「足立美術館」に行きました。


ここは、実業家の足立全康という人が設立した美術館。
アメリカの日本庭園専門誌のランキングで、7年連続日本一に選ばれた庭園があることで有名です。
大阪からの団体さんと一緒になってしまい、かなりにぎやかでした(苦笑)。


館内には大きな炭が。創立者の足立さんは若い頃炭焼きで生計を立てていたそうですが、それでかな?


館内から眺めるお庭は、枯葉ひとつ落ちていなくて、清潔そのもの。なるほど外国人が好みそうなお庭だ~。
でも、ここのお庭はあくまで、眺めるだけ。外に出て歩いたりはできないのが、ちょっと残念。


敷地内には茶室があったり、


池があったりで、見どころはたくさん。


お庭を絵画に見立て、窓が額縁のようになっているところもありました。
ここも送迎バスは1時間に1本しかないため、ティールームで一服したりしつつ、のんびり。

横山大観の絵もすばらしかったですが、別館の北大路魯山人が一番印象的でした。これまでは、なんか焼き物で有名な人、くらいしか知識がなかったのですが、親に捨てられ、結婚・離婚を繰り返し、晩年は子供とも絶縁状態だったという壮絶な人生。伝記を読んでみたくなりました!


再びバス・JRと乗り継ぎ、松江に戻り、シャトルバスで空港へ。
途中、「いや」という珍しい名前の駅がありました。「揖屋」と書きます。
ちなみに、この駅の近くには、「黄泉比良坂」(よもつひらさか)があります。イザナギが、亡き妻のイザナミを追って入ったという、あの世への入り口です。そう思って見ると、ただの山林がなんだかおどろおどろしく見えてきたり…。
出雲は神話の国なんですねぇ。

これにて松江・出雲の旅の報告はおしまい。
ぽっかりと開けていた高知に比べ、島根県はやはり伝説の地、神話の地で、町はしっとりと落ち着いていた印象です。
今度はお隣の鳥取にも行ってみたいな~。


松江・出雲:6

2009年11月28日 | Traveling

再び一畑電車に乗って、「松江フォーゲルパーク」なるところにやって来ました。
最初ここに立ち寄る予定はなかったけど、「ご縁PASS」に入場券が付いていたので、入ってみる気になりました。タダですもん。
ガイドブック等には、「花と鳥の楽園」とありましたが、地味な入り口…。


どんなところなんだろう?と、おそるおそる入ってみると、いきなり花だらけの温室!
いや~なめてました。かなりキレイ!

 

 
花は、大輪のベゴニア(上)とフクシア(下)がメインで、いろんな種類が植えられていました。
入場したのが遅かったので、最後のフクロウ飛行ショーがもうじき始まります!会場へ急げ~。


係りのお姉さんがエサ(生肉!)を片手に名前を呼ぶと、フクロウが観客すれすれにスーッと低空飛行。それなりに楽しめました。
最後にフクロウとのふれあいタイム(別料金)があり、皮の手袋をはめて、フクロウの手乗り体験をさせてもらいました。
フクロウはビロードみたいにすべすべ。なでるとおとなしくなって、かなりカワイイ!


園内には、他にもいろんな鳥のいる温室があり、駆け足で見学。
これは、卵を温めていた黒鳥。黒鳥って初めて見たけど、優美です!


ペリカンもいました。係りのお兄さんがくちばしを押さえてます。こうしてないと、ペリカンは好奇心旺盛で、なんでもくちばしでつついたり、飲み込んだりしてしまうんだとか。


奇妙なくちばしの鳥…。何て名前か忘れてしまいましたが。


途中で、水鳥のえさが売っていました!あげてみると、たちまちカモがむらがって、すごいことに!気持ちわるぅ~~。
白鳥や黒鳥も同じ池にいたのですが、カモの勢いに押され、彼らはあまり寄ってこないのでした…。


最後に、フクロウコーナーがありました。いろんなフクロウ・みみずくがいましたが、ダントツで人相(鳥相?)が悪かったのがコイツ。う~んすごい顔。木の切り株みたい。


期待していなかったけど、かなり楽しめたフォーゲルパーク。
出てきたら、駅から宍道湖の夕景がきれいに見えました!

松江・出雲:5

2009年11月27日 | Traveling


いよいよ出雲大社にやってきました。立派な鳥居です!
私は16年ほど前に一度来たことがあるのですが、記憶はおぼろげ…。


出雲大社は、ご存知のとおり、大国主大神をまつった神社です。
有名な「因幡の白うさぎ」の故事にちなんだ銅像がありました。そういえば、これは16年前にも見た記憶が、うっすらと。


「御仮殿」に参拝します。
普通神社での参拝のしかたは「二礼・二拍手・一礼」ですが、ここ出雲大社では「二礼・四拍手・一礼」になるそうです。
間違えないように、緊張しつつお参り。


2013年まで、本殿は「平成の大遷宮」で、修理中。残念ながら本殿には覆いがかけられていました。50年ぶりの大規模な修理だそうです。修理が終わったら、また参拝に来たい!
この後、おみくじを引いたところ、見事「大吉」でした!かなりうれしかった!


「神楽殿」にも、大きなしめ縄が。


縄の断面には、見えにくいけど、小銭がいっぱいささっているんです。小銭を投げて、1回で刺さればラッキーなんだとか。本当かな?
私はなんとなく、一人で「えいっ!」とやるのが恥ずかしくて、チャレンジしませんでしたが、見ていると一度で刺さっている人は少なかったです…。


出雲大社を後にして、徒歩10分くらいのところにある、「県立古代出雲歴史博物館」へ。ここも「ご縁PASS」で入れます。
出雲大社には団体さんがいっぱい来ていましたが、こちらは静か。
かなり広くて立派な博物館で、音声ガイドは無料で貸してもらえました。荒神谷遺跡から出土した、何百本もの銅剣が圧巻。
「神話シアター」なるものもあり、稗田阿礼が出てきて、出雲大社のなりたちを説明してくれます。オチのないところが、いかにも神話っぽかった(笑)。


これは、かつて出雲大社の本殿をささえていた「宇豆柱」。なんと鎌倉時代のものだそうです。当時はなんと、本殿の高さは48mもあったとか…。


参道の展示館にあった模型。平安時代、出雲大社はこのような姿だったそうです。
すごい…。見てみたかったな。
これを支えていたのが、前出の「宇豆柱」なんですねぇ。

この後、まが玉のお店で何か買いたくて、かなりねばって品定めしましたが、結局決められずじまい…。
歴史博物館でかなり時間を費やしてしまったので、お昼抜きで帰りの電車に乗り込みます!


松江・出雲:4

2009年11月26日 | Traveling

翌朝は7時起床。9時間寝たのでスッキリ!
朝食を食べて、宍道湖のほとりを散歩しつつ、駅へ向かいます。この日も曇り、気温は10℃前後。寒いのです。
見えているのは松江大橋。しじみ漁のボートがでています。


しじみ漁のおじさんをズーム!胸までつかってます。しじみってこんなふうにとるんですね~。寒い中大変そう!


一畑電車の「松江しんじ湖温泉」駅に、足湯がありました。電車が来るまで時間があったため、まだ朝だけど、つかってみることに。足湯は初めてです!


ここに足をつけるわけです。足だけつけて、あったかいの?と思いましたが、あったかいんです。
そして、足がスッキリする!疲れが取れる!まだ疲れてないけど!
地元の方が何人か、じーーっとつかっていらっしゃいました。


一畑電車は、宍道湖のほとりを走って、約1時間かけて出雲まで行きます。


電車の中はこうなってます。一人掛けの座席!珍しい。
モチロン、宍道湖側のいい席ゲット!と思いきや、途中の駅でスイッチバックがあり、進行方向が変わったりして、なかなか面白かったです。


ところで、今回私は、これらのチケットを買いました。
「縁結びパーフェクトチケット」は、出雲空港~松江~米子空港間の、JR以外のほとんどの交通機関に使えるチケットで、3日間有効で3,000円なり。空港への往復だけで約2,000円かかるので、オトクでした。
「ご縁PASS」は、美術館やテーマパーク等の入場券が5枚付いて、2,900円。足立美術館だけで2,200円なので、こちらもかなりオトク!すばらしい~。


そうこうするうちに、電車は「出雲大社前」駅に到着(笑)。
駅舎は昭和5年に建てられた味のある建物で、有形文化財にも登録されているそうです。映画のセットみたい!


レトロな駅舎の中にはちびっ子たちがいっぱいでした。きゃ~わいい!

<おまけのbanban>
今度は「ゼロの焦点」を観てきました。日本映画づいてます。
なんといっても特筆すべきは中谷美紀。彼女を観るための映画と言っても過言ではありません!
かなりコワイシーンもあり、見ごたえたっぷり。「沈まぬ太陽」より面白かったかも…。

松江・出雲:3

2009年11月24日 | Traveling

唐突ですが、松江旅行の報告に戻ります…。
小泉八雲旧居。ここは小泉八雲が、6ヶ月間セツ夫人と過ごした家だそうです。たった6ヶ月で「旧居」と言えるのかということはさておき…。


門を入ってすぐ、縁側に花が生けてあるのが目に留まりました。いい感じ。


お部屋にあがると、お庭がきれいにととのえてあるのが目に入ります。
このお庭を見ながら、八雲は原稿を執筆したんですね。6ヶ月の間…。

 
小さなお家なんですが、あちこちにお花が生けてあるのが、とても印象的でした。


2時ごろ、ようやく遅めのお昼ご飯。「松江地ビール館」に行きました。
まずは欲張って、地ビール3種セット!
でも結局、一般的な「ピルスナー」が一番飲みやすくておいしかった(笑)。


しじみご飯と出雲そばのセットをいただきました。お味噌汁も、もちろんしじみ。
しじみご飯は、ちょっと甘辛い感じなんです。これがホントのしじみご飯の味なのか?他で食べなかったので、よくわからずじまい。ちょっと違うような気もします…。


お腹いっぱいになったところで、この日の最後の見学地「島根県立美術館」へ。
ここから見る宍道湖の夕日はとってもきれいだそう。本日は曇りですが、館内に入ると、日没時刻が大きく提示してありました。
私はほろ酔いのせいか、なんだかモーレツに眠くて、館内をひととおり回ったにもかかわらず、何を見たかあまり憶えていません…。


いよいよ日没。
展望台にあがってみましたが、やっぱり雲が多くて、夕日はこんな感じ。
風が強くて、寒かった!


日が沈んだ後の宍道湖。見えているのは嫁が島です。寒い!とにかく寒い。
風が強いので、宍道湖に波がたっているの、わかりますか?

この後はまっすぐホテルへ。お昼が遅かったし、なんだかめんどくさくなり夕食は抜き。というか、松江って夜になると人が歩いていないんですよ。
「松江しんじ湖温泉」のホテルに宿泊。
大浴場であったまって、夜10時には就寝!眠くて起きていられませんでした…。

庭園めぐり:1

2009年11月23日 | Drifting


東京の紅葉を楽しもうシリーズ。
本日は、江東区の清澄庭園に行ってきました。近くを散歩したことはあるけれど、庭園の中に入るのはこれが初めてです。


清澄庭園は、三菱財閥の創始者、岩崎彌太郎が作った庭園だそう。日本各地の石を庭園内に約50個も配置してあるのが特徴です。
入ってすぐ、雪吊りの松がありました。


紅葉の中之島が見えます。


池にはなんとカモメがたくさん!池の周りをずーっと群れ飛んでいました。


カメが甲羅干ししています。他にもカモやら鯉やら、池にはいろんなものがいました。エサやりするほどの数ではなかったのが残念。


赤と黄色の紅葉。


緑の苔に赤が映えます。


これはつわぶきの花。牧野富太郎植物園に植わっていたやつですね。


のんびりと一回りして、 園内の大正記念館でケーキセットをいただきました。500円なり。安いです~。
入園料150円でこれだけ楽しめて、なんだかトクした気分!


帰りに隣接している清澄園にも寄ってみました。いちょうがすばらしくきれいでした!

12月13日まで、都立の庭園ではスタンプラリーを開催中。5つの庭園を回ってスタンプを集めると、カレンダーがもらえるそうです。
都内の庭園めぐり、意外と楽しいので、チャレンジしてみようと思います!

<おまけのbanban>
昨日、映画「沈まぬ太陽」を観てきました。周囲の人の勧めもあって観たのですが、期待にたがわず、良かったです!原作を読んだ人が観たら、かなりのはしょり感は否めないと思いますが…。
昭和40~50年代の日本を、うまく再現していて感心。飛行機の墜落シーンは臨場感たっぷり。当分飛行機に乗る予定がなくてよかった~。


東京sunset

2009年11月21日 | Drifting

本日は、お天気がよかったので、皇居前のいちょうを見に行ってきました!
いちょう並木は、東京では外苑前をはじめあちこちにありますが、皇居前のいちょうもなかなか、すばらしいんです。


青い空に、いちょうの黄金色が映えてきれい!


この大いちょうは、紅葉する前、緑のときもすごい迫力なんです。思わず見とれます。
散歩している人がたくさんいました。外人さんもチラホラ。コーヒーを買ってきて、ベンチに座って飲んでいる人も。
この界隈は外国の方にも誇れる、東京の名所です!


むこうに見えるのは皇居。
広々としていて気持ちがいい!


だんだんと日が暮れてきました。
地方を旅するのは大好きだけど、東京もすてきなところなんですよね、言うまでもなく。
時間があったら、今度は東京で紅葉めぐりをしたいなぁ。

松江・出雲:2

2009年11月19日 | Traveling


お堀めぐりの後は、「珈琲館」でひとやすみ。ツタのからまるレンガ造りの建物です。
おいしいコーヒーをいただいて、お堀めぐりで冷えた体があったまる!


いよいよ松江城へ。
松江城は、アプローチからお城出現までがわりと短くて、「あれっ?もうお城?」って感じでした。お城出現までが長いと、見えたときの感動もひとしおなんですが(笑)。
優美なお城!こちらも現存天守です。


天守閣からは、宍道湖が見えました!嫁が島も見えます。


松江城の近くに、りっぱな洋館が。
明治天皇をお迎えするために1903年に建てられた、「興雲閣」という建物だそうです。現在は資料館になっていました。


お城を後にして、先ほど舟から眺めた、「塩見縄手」へ。
ここは、昔の武家屋敷があった地域だそうで、当時をほうふつとさせる、情緒あふれる街並みが見られます。
松が植わっていて、お堀もあるし、ほんとにきれいな風景!しばし、見とれました。


ラフカディオ・ハーンこと、小泉八雲の銅像がありました。


<おまけのbanban>
昨日は「nuicoto」のみなさんと、ベトナム料理を食べに行きました。好き嫌いが多いので、これまで敬遠していたベトナム料理ですが、牛肉の「フォー」美味でした!
これはベトナムの「バババビール」。サッパリしていて飲みやすい。


松江・出雲:1

2009年11月17日 | Traveling

2泊3日で松江・出雲に行ってきました!この間四国旅行の報告が終わったばかりで、また旅ネタが続きますが、しばしのおつきあいを…。
今回は行きの飛行機から富士山がバッチリ見えました!富士山の頂上って、こんななんだ~。


松江に着いて、まずはお堀めぐりをしました。松江城のそばの乗り場から、こたつ完備の舟に乗り込みます。


松江の町中には、お城を取り囲むようにしてお堀がめぐらされています。お堀は宍道湖につながっているそうな。
見えてきたのは塩見縄手の街並み。


なんだかジャングルクルーズみたい。
日が当たっていますが、この日は島根県に強風注意報が出ていて、風が強く、かなり寒かった!
お堀にはいくつも橋がかかっていて、低い橋にさしかかると、屋根をたたみ、乗っている人は伏せるようにして通ります。


お堀は水もきれいで、お城が見えたり、紅葉が見えたり、情緒があって良かったです!

ホラー2題?

2009年11月14日 | Reading

最近読んだ本、スティーヴン・キングの最新刊「悪霊の島」上下と、川上弘美「これでよろしくて?」。

キングは一時、断筆の噂が流れて、もう新しい作品が読めないのかとおびえたものでしたが、交通事故に遭いリハビリをしていたんですね。
「悪霊の島」も、事故に遭い、右手を失う大ケガをした男性が主人公。
事故がもとで離婚し、仕事の第一線からも退いた主人公は、リハビリのためフロリダの孤島「デュマ・キー」にひとり移り住みます。
そこでかつての趣味だった絵を描き始めた彼は、島に住む老女と知り合いになりますが、次第に不思議な現象に見舞われるようになり…。

読み始めてまず思ったのは、「キング、変わったな」ということ。これまでの長編は、エンターテインメントの王道という感じで、最初から最後までそれこそジェットコースターに乗ったようなストーリーが展開したものでしたが、今作はブンガクの香りが漂う、重厚な語り口。でも決して退屈ではなく、前半、理不尽な不幸に見舞われた主人公の苦悩を描くあたり、読み応えアリ!
中盤に入ると、いよいよ超常現象が発生しだして、物語はホラーの様相を呈してくるのですが、これは映像で見たほうが怖いかも、と感じました。
長いお話ですが、飽きることなく最後まで読み通せます。でも、怖さでは「シャイニング」が上かなぁ。
ちなみに私のキングベスト3は、①ザ・スタンド、②シャイニング、③ドリームキャッチャー、です。

「これでよろしくて?」は、なんとなく毎日を過ごしている38歳の主婦、菜月が主人公。彼女は、「これでよろしくて?同好会」なるものに偶然参加することになるのですが、会のメンバーの、酸いも甘いもかみわけた風情のおばさまたちが出色。
後半では嫁姑問題が描かれ、かなり戦慄する場面もありました…。ある意味、こちらもホラーといえるかも(笑)。
同好会で話し合われる議題、「一人暮らしの義母の家に、夫と2人で泊まることになった。お風呂の順番は?」。
すすめられるままに一番風呂に入ってしまい、失笑をかうタイプです、私…。

四国:9

2009年11月11日 | Traveling

高知城を見た後、「坂本龍馬誕生の地」へ。ビルの間にこのような石碑が建っています。石碑の文字は「吉田茂 筆」となっていました。


向かいにはこのようなベンチが。記念撮影用ですね。


路面電車の停留所にも、ちゃんと書いてありました。


すぐ近くに、「龍馬の生まれたまち記念館」がありました。せっかくなので入ってみましたが、正直、ここは行かなくてもよかったかな…。あまり見るべきものはなかった気が。
高知は、とにかくどこに行っても「龍馬」なのでした。空港も「高知龍馬空港」ですからね。


高知の路面電車。5分おきくらいに、しょっちゅう発着しているので、便利でした。これに乗って、夜は雑貨屋めぐりをしましたよ。

長かった四国旅行のレポートもこれにて終了。高知は、空がぽかっと開けた、風通しのよい町という印象で、この町が多くの著名人を育てたんだなぁ、と思いました。
次回は金刀比羅宮に行きたいし、直島に新しくできた銭湯にも入ってみたい。来年また四国に行くぞ~。

四国:8

2009年11月10日 | Traveling

日曜市を見た後は、高知城へ。
大きくりっぱな追手門は、1801年に改築された、重要文化財です。


高知城を築いたのは、山内一豊。なぜか、その妻と、馬の銅像が…。妻の方が有名?そんな小説もありましたよね。
他に板垣退助の銅像もあり、土佐が輩出した人材の豊かさを思い知りました。


天守閣と、本丸御殿。天守閣は1748年に建てられたもので、ここにも現存天守が!


天守閣からは、「龍馬スタジアム」が見えます。


小ぶりですがバランスのとれた美しさ。
今年はこれで6つのお城を見たことになります。残り2ヶ月で、まだいくつか見れるかな?
この後、石段を降りていて足を「ぐきっ」と捻挫しました…。今は、だいぶよくなってます。


高知城内の出店。これ以上ないほど、派手な看板!「ハトマメ」「ハトエサ」が気になりました…。買ってません・笑
似たお店が2件、至近距離で隣り合っていて、お客さんが通ると声を張り上げて、客引き大合戦が始まるのです。
写真を撮るのがなんだかコワかったので、離れてからこそっと。
まんなかに垂れ幕?らしきものがあり、互いの店が見えないようになっているのかな?なんだか、やたら気になってしまいました(笑)。

高知の日曜市

2009年11月08日 | Traveling

四国旅行も(ようやく)最終日。
高知といえば、日曜市!ホテルから徒歩数分のところで開催されていました。
野菜や穀類、お漬物、高知名産のゆず製品、果ては刃物や骨董品など、いろんなものが売られていて、見て回るだけで楽しい!


野菜のお店で目にとまったのが、このズイキ!こんなの見たことない。野菜を売る屋台には必ずと言っていいほど、置いてありました。
ズイキとはご存知、サトイモの茎ですが、お店のおじさんに聞いたところ、このズイキは普通のサトイモとは品種が違うそうな。下ごしらえして、煮物や炒め物に使うとか。高知の人たちは「りゅうきゅう」とも呼ぶそうです。


ハチミツのお店。


花の苗を売るお店も。色とりどりでキレイ!


金魚も売ってる!


日曜市名物、天ぷらのお店。
ガイドブックにも、日曜市の名物として「いも天」があげられていたので、あちこちで売っているのかと思いきや、天ぷらの屋台はここだけでした。


買い逃してなるものか(笑)。もちろん食べました。
ご覧のとおり、かなり油っぽいのですが、コロモに塩気があってパリパリ!米粉が入っているのかな?独特の食感で、おいしかったです!
さつまいもはもちろん、高知産だそうです。

<訂正banban>
7days Hotelのロビーの彫刻を、松林誠さんのものと書きましたが、舟越桂さんの作品の間違いでした。ブログを見てくださっている方からご指摘があり、気づいた次第。お詫びして訂正いたします。
こういうご指摘をいただけると、大変ありがたいです。今後も、もし「違ってるよ~」という箇所がありましたら、どんどんご指摘下さい!

7days Hotel

2009年11月06日 | Traveling

高知での宿泊は、7days Hotel。
楽しみにしていました!このホテルに泊まるために高知に来たようなもの。


お部屋は小さいけれど、一人旅なら必要十分。木のブラインドや、百田美賀さんの絵がセンス良し!


備え付けのタオルもシックでいい感じ。持って帰ったり、していませんよ・笑


エレベーターホールにもすてきな絵が。


1Fのロビーはこんな感じ。舟越桂さんのオブジェが印象的です。


こちらは、すぐ近くにある別館の「7days Hotel plus」。本当はこちらに泊まりたかったのですが、すでに予約がいっぱいでした。次回のお楽しみ!

7days Hotelは、別にゴージャスなホテルではなく、お値段もリーズナブルな普通のビジネスホテルですが、センスがよくこざっぱりしていて、女子の一人旅にうってつけ!こういうホテルが全国に増えてくれたらうれしいのになぁ。
朝ごはんが無料サービスで、パン食べ放題。ゆでたまごとバナナもありました。
ホテル周辺には雑貨屋さんやギャラリー、カフェもあり、繁華街までも徒歩ですぐ。高知旅行の際にはオススメです!

四国:7

2009年11月04日 | Traveling

桂浜といえば、坂本龍馬!
銅像は太平洋をみはるかす、眺めのいい場所に建っています。戦争中も銅の供出をまぬかれたという、有名な像。


写真よりカッコイイかも?


銅像のわきに、なにやらやぐらが組んでありました。工事中?と思いきや、100円だして登ると龍馬の顔を間近でおがめるというもの。登りませんでしたが…。


桂浜は、ゴミも落ちていないしワカメも漂着していないし、キレイ!曇り空だったのが残念。
ザブンザブンと、けっこう高い波が打ち寄せ、おお!龍馬っぽい!となんとなく思ったり(笑)。


高知名物、アイスクリンを発見。お昼抜きでお腹がぺこぺこだったので、もちろん食べました!ぺこぺこじゃなくても食べるけど・笑


アイスというよりシャーベットみたいにあっさり。何味?と言われると、ただ甘いだけなのですが、素朴でおいしかったです。


この奇抜な建物は、「県立坂本龍馬記念館」。
今まで私は特に龍馬に興味もなく、何をした人かもろくに知らなかったのですが、せっかく高知に来るのだからと、遅まきながら司馬先生の「竜馬がゆく」をちょうど読み始めたところでした。
記念館には、龍馬の手紙や、「近江屋」で暗殺された時の血痕のついた屏風(全て複製)などがあり、急に彼が生き生きと感じられてきました。
記念館はけっこう混雑していて、今でも人気あるんだなぁと実感!
売店にはポスター、タオル、メモ帳など、龍馬グッズがたくさん。買いませんでしたが…。
すでに来年の大河ドラマのポスターも貼ってありましたよ。