i n t h e m i d d l e  o f   l i f e

The answer is blowing in the wind.

手編みの海草

2007年06月30日 | Drifting

本日は、雑司が谷の手創り市へ、ふたたび行ってまいりました。

やっぱり京都に比べると規模はかなり小さい…。
でもその分、お店の人とはコミュニケーションがとりやすいです。
京都の市は、半プロのような人が多く、人気の店はお客さんがたかって、店主も大忙しなので。

本日は、金太郎飴方式(わかりますか?)で手作りボタンを作っているお店で、キノコの柄のボタンと、先月買ったトートバッグを作った人の相棒さんのお店で、写真の手編みのヒモ?を購入。
これがかわいいんです。


1本のヒモなんですが、はじっこを輪の中にくぐらせると、こんな感じでバッグのチャームになります。ブレスレットにもなるし、くるっと巻いて安全ピンで留めたらコサージュにも。
なんか海草みたいでニュアンスがあって見れば見るほどカワイイ~。
もっと大きいモチーフのものも売っていました。
これはとっても気に入ったな!来月また出店すると言ってたから、大きい方も買っちゃおう♪

先月買ったトートバッグは、私が行った時はなんと全て売り切れていました!
色違いで作ったらまた買います、とリクエストしたら、彼女は微妙な顔で「考えてみます」と言ってました…(笑)。
でもホント使いやすいですよ。

パーツがいっぱい

2007年06月29日 | And the Other

本日は退社後浅草橋でアクセサリーのパーツを仕入れました。

浅草橋は安い!
ビーズもパーツも、ユザワヤなど普通の手芸店の半額ぐらいで売ってます。
当分来なくていいようにと多めに買ったのですが、なぜか家に帰ってみると、「これはいらなかった」というものと、「これはもっと必要!」というものが出てくるんですよね…。


浅草橋の駅にはこんな張り紙がたくさんありました。写真を撮るのがちょっと恥ずかしかったですが(笑)。
そうですよね。知らない人は知らないですよね、「浅草」と「浅草橋」…。

夏っぽいけど

2007年06月28日 | Crazy about

京都で買ったリネンのワンピースと、神戸で買ったカゴです。

ワンピースはfogのもので、はっきり言って東京でも買えます…。
ネットでも買えます…。
でもなんか、「これは買いだ!」と思っちゃったんですよね~。
このまま着たら世間が許してくれないので、シャツやニットと合わせて着ます。

カゴは、直径20cmくらいのもの。
家で小物を入れて使うとお思いでしょう。
否!ひと目見た瞬間、バッグ代わりに外持ちしようと思いました。
さすがにこのままでは中身むき出しなので、リネンの布でフタをつける予定。
カゴを冬に持つのが好きなので、あわてなくてもいいんだもんね~。
ブーツに合わせたらカワイイと思いませんか??

わらびもち

2007年06月27日 | Eating

梅花亭のわらびもちです。もうふるっふるです!
沖縄産黒糖を使ってあって、ほんわりまろやかな甘さ。


少し前まで、私はきな粉がニガテで、信玄餅もなるべくきな粉をふるい落として食べていた(!)のに、今ではけっこう好きになってしまいました。


他に「くるみゆべし」と、「浮き雲」というお菓子を買いました。
「浮き雲」は、もっちりしたメレンゲにこしあんがはさんであります。おいしいですよ♪

はったい粉を使った「はったいまんじゅう」というお菓子も食べてみたいのですが、どうやら売り切れてしまうようで、今のところ巡り合ったことがありません。残念。
梅花亭は、庶民的なのにどのお菓子もすごくおいしそうで、今お気に入りの和菓子屋さんです♪

紙筒

2007年06月26日 | And the Other

京都で買ってきた、鈴木松風堂の紙製小物入れです。

あふれるビーズ類を入れて使ってます。
フタをひっくり返すと、ビーズを入れるトレイにもなるスグレモノ!

いろんなサイズ・柄のものがありました。
お茶筒に見えるかもしれませんが、お茶筒よりも二回りくらい大きく、けっこう容量があります。
これをつぶさないようにもって帰ってくるのがけっこう大変だったんですよ。


Genius

2007年06月25日 | Reading

中島らも「異人伝」です(「偉人伝」ではありません)。

2004年に中島らもが亡くなってから、早や3年。
亡くなったというニュースを聞いた時、なぜかそれほど驚きはなくて、「ついにその時が来たか」と思ったことを思い出します。

中島らもは、まさしく天才です。
「小説を書く時は、チャートを作っておいて、登場人物のセリフから何から、全部決めておいて書く」という彼。チャートさえ出来てしまえば、あとはアウトプットするだけなんだと。ただし、そのアウトプットの作業が邪魔くさくてしょうがない、と。
わたしは小説を書いたことがないのでわかりませんが、短編ならいざ知らず、長編小説でこういう書き方をする人って、あまりいないんじゃないでしょうか。

きっと、彼にはいろんなことが、パズルの断片をはめ込むように、パチャッとわかっちゃっていたんだろうと思います。
だからもしかしたら、原稿用紙のマス目を埋めていくのとおんなじで、生きていくことも邪魔くさかったのかもしれないな。

咳止めシロップからタバコ、アルコール、大麻。
ありとあらゆるものの中毒になった中島らも。
だけど「生きていくのがつらいから中毒になりました」とはいえない、それを言ったら世の中の人みんなが中毒になるから、と何かのあとがきに書いていたっけ。
わかっちゃっていたんだろうなぁ~。

「アマニタ パンセリナ」、「今夜、すべてのバーで」、「ガダラの豚」etc、etc…。
20代の頃、夢中になって読んだ中島らも。
もう新しいものが読めないと思うと、さびしいこと極まりない。
この本の巻末に入っている、1992年(15年も前だ!)の伊集院静との対談、壮絶です。


a piece of

2007年06月24日 | Making


神戸の「Rollo」で買って来たビーズたち。
茶と緑が多いですね…。
手前にあるキノコビーズ、わかりますか?小指の爪ほどの大きさです。ラブリー!


私の(買いすぎ)ビーズコレクション(の一部)。
この入れ物は5~6年前にたしかFranc Francで買いました。すごく重宝してます。ベトナム製だったかな?
もう1個欲しいと思っていて、先日京都で見つけたのに、その時お金がなくて買えませんでした(涙)。カードを使うほどの値段ではなかったので…。


本日は1日アクセサリー作りにいそしみ、ピアス15個、ブレスレット4本、ブローチ3個を作成しました。
たくさん作っていると、だんだん色合わせがテキトーになり、仕事も雑になっていくので、このくらいが限界でしょうか。
背中が凝りました…。


帆布セット

2007年06月23日 | Crazy about

京都で買った、一澤信三郎帆布のトートバッグ&ポシェットです。

信三郎帆布は、一澤帆布から独立した信三郎氏が社長を務めるお店。
相続に関するお家騒動に関しては、マスコミでも報道され、京都を代表する老舗の相続をめぐり、最高裁まで争った事件として有名なようですが、私はつい最近まで一澤帆布がそんなことになっていたとは、まったく知りませんでした。

90年代、お家騒動が勃発する前に、一澤のバッグを2つ買いましたが、相当汚れてきてしまい、新しいものが欲しいなと思っていたところだったのです。
去年もお店に立ち寄りましたが、まだお店が再開されたばかりで生産が追いつかないのか、商品がほとんど置いてなく、開店休業状態。何も買えませんでした。
でも今年はたくさん置いてあり、売り切れもなく、よりどりみどり!

小さいポシェットの方は、昼間の観光を終えて一度ホテルに戻ってから、再度お出かけする時に役立ちました。ちょうどデジカメやお財布が入る大きさ。これからも旅行に連れて行こう!
この独特な色をひと目見て気に入り、ほとんど迷わずにすぐ買い!でした。
けっこう何にでも合うんですよ。

ブツブツ襲来

2007年06月22日 | Crazy about


本日はようやくというべきか?新丸ビルに行ってまいりました。

神戸で行ったセレクトショップ(Bshopというお店です)の新丸ビル店を見に行ったのですが、神戸で迷った末買わなかったサンスペルのカーディガンと、ビルケンシュトックのブツブツ健康サンダルを買ってしまいました…。
旅先で買ったものから順次紹介していこうと思っていたのに…。

ビルケンはもう6足目だけど、ブツブツバージョンを買ったのは初めて。
ところが、これかなり痛い!
見ればわかるだろ!自分!
足の裏に穴開く…。
お店のお兄ちゃんも「かなり来ますよ~」と言っていたのに…。
でもいいの。これは素足じゃなくて、ぶ厚い山登り靴下に合わせて履くのです。
最悪、中敷きを買って敷けば(ブツブツの意味ない…)。

新丸ビルはかなりステキなお店が入っていました。
丸ビルと新丸ビルと、北千住ルミネがあれば、銀座はもういらないな、あたし(笑)。





オーソドックス

2007年06月21日 | Drifting
本日は会社帰りに友人と神田のフルーツパーラー「万惣」に寄り、ホットケーキを食べました。

ランチに韓国料理屋さんで「ダッカルビ定食」を食べたら、あまりお腹が減らなかったので、これが夕食。
見たまんまのオーソドックスなホットケーキで、おいしかったです。
だけど不二家のホットケーキは3枚重ねなんで、もう1枚欲しかったな~。

どうも禁煙してから甘党になってしまったようです。
以前はあんこなんて見向きもしなかったのに、今では大好き。
アイスも大好き…

ケータイより。

続・最終日

2007年06月20日 | Traveling


平等院を出て、楽しみにしていた中村藤吉の生茶ゼリィを食べようと、平等院店に行きましたが、お店が開くまで30分ほどあったので、宇治川のほとりをほてほてと散歩。

写真を撮ったりしているうちに、いい時間になったのでお店に向かったのですが、道を1本間違え、見当違いの場所に出てしまいました…。
同じ道を引き返していたら時間がかかる!と思い、細い道をショートカットしようとしたら、見事に迷いました(笑)。
草むしりをしていた人に道を尋ね、結局開店時間を20分も過ぎて、かなりくたびれつつ、ようやくお店にたどり着きました…。


これが楽しみにしていた生茶ゼリィ(抹茶)!
竹の器が凍っているのがわかりますか?
この器は上げ底じゃないんですよ。かなりな量のゼリィがつまってました♪

京都まで戻り、まだ新幹線までに時間があったので、手近なところで智積院に行きました。
ここは豊臣秀吉が早逝したわが子のために建立したお寺です。


涼しい風がお堂を通り抜け…
「明日の今頃は仕事かぁ~」と思いつつ、京都での最後のひとときを楽しみました。

今回は寺町通りにショッピングに行けなかったのが残念。アンティークセンターに行きたかった…。
他にも、「シトロン」「松之助N.Y.」などのカフェ、北山の雑貨屋さん「アルファベット」にも行きたかったなぁ。
秋には桂離宮の観覧予約をして、また次回のお楽しみです!


京都最終日

2007年06月19日 | Traveling
京都旅行でだいぶネタを仕入れた感じ。まだまだ持ちます(笑)。

いよいよ最終日。今日も晴れて暑い!
ホテルをチェックアウトし、大荷物を京都駅のコインロッカーにぎゅーぎゅー押し込めて、JRに乗り、宇治の平等院へ。
平等院は宇治駅から徒歩10分くらい。周囲はひなびた田舎ですが、平等院の中は別の空気が流れているように、雅な雰囲気に変わります。
阿字池に浮かぶ鳳凰堂は、とにかく優美で、すばらしいの一言。


今は時を経て古色蒼然となった鳳凰堂ですが、建てられた当時は朱塗りで金ぴかだったそうです。
敷地内には「平等院ミュージアム鳳翔館」という施設があり、そこに国宝の鳳凰や雲中供養菩薩像が収蔵されています。
また、CGを使って再現した、建立当時の極彩色の鳳凰堂内部の映像も見ることができます。

ブッダの死後2001年目の、「末法の初年」に、藤原氏が極楽浄土を再現したと言われる平等院。
建立当時は広大な敷地を誇ったそうです。
時の権力者も、死の恐怖には勝てず…、いや、欲しいものを全て手にしたからこそ、死後の極楽浄土を夢見たんでしょうか?

建設にあたっては庶民がこき使われ、その労働の過酷さは、とても極楽浄土どころではなかったと言われています。
しかし、そういう苦難があったからこそ、現在こういうすばらしい建築を私たちが目にすることが出来るわけで…。
なんだかとってもフクザツな気持ちになりました。

続く。

京都3日目

2007年06月18日 | Traveling


この日は神戸に行く予定ですが、朝イチで行ってもお店が開いていないので、午前中は二条城へ。

ここではかなりな数の修学旅行生とバッティングしました。
おそるべきことに、彼らはタクシーで移動するのです。運転手がガイド代わり。
おばちゃんは基本徒歩+バスの1日券を涙ぐましいまでに駆使しているというのに…。


暑さがわかりますか?かなり日焼けしてしまいました。
帰りがけに二条若狭屋で、この時期しか売っていない「竹水羊羹」を買いました。
お店で出してくれた熱い梅のお茶、ホントに生き返る思いでした!

四条まで戻り、電車に乗って神戸へ向かいます。

まずは「mint神戸」の中のセレクトショップへ。しかし、すでに京都店で買い物していた上、新丸ビルにもオープンしたと聞いたので、テンションはやや下がり気味。
とりあえず、20%OFFになっていたカイ・ボイスンのカトラリーを追加購入。
続いてトアロードの「Rollo」へ。
昨日の手作り市で、新しい手作りのヒントを得たので、アンティークのボタン・ビーズを買いあさりました。

その後、本日のメイン・イベント、栄町エリアへ。

こんな感じの普通の通りに、小さな雑貨屋・洋服屋がたっくさんあるのです。
しかも、「ここでしか売ってない」という地域限定性を備えた品揃え。


栄町エリアのランドマークとも言うべき、海岸ビルヂングです。
エレベーターもエスカレーターもない古いビルですが、おしゃれな雰囲気が漂い、中にはお店がたくさんあります。

結局この日は日が暮れるまで神戸でお店めぐり。
足が棒になりました…。
でも行きたかった所はだいたい回れたので満足!

最後に、「エストローヤル」という小さな洋菓子店で、「ガスコーニュ」というお菓子をテイクアウトし、ホテルで食べました。

揚げシューマイじゃありません(笑)。
パリパリの皮の中に、しっとりしたスポンジと甘い栗が入ってます。
お味の方は、…京都の和菓子の洗練には叶わないというところ??

ホテルに帰ってからは、買ってきた品々をパッキングしなおすのに一苦労。

こんな状態で、どうにか宅配便も利用せず、家まで帰り着きました。
ショッピングフリークの意地です(笑)。


続・2日目

2007年06月17日 | Traveling

2日目は石峰寺の後、伏見稲荷へ行きました。

ここには「おもかる石」という有名な石があります。
願い事を念じつつ、石を持ち上げてみて、その石が思ったより軽ければ願い事は早く叶う、持ち上げられなかったり、思ったより重く感じた場合は、「う~む」というもの。
私は、しっかり持ち上げることができました。
しかし、ちょっと「重いな」と思いました…。

この日の夕食は、「前田珈琲 明倫店」にて、パスタのセットをいただきました。

これまでの写真をまとめてみました。
流してご覧下さい。


雨の知恩院。


青蓮院の堂々たるクスの木。圧倒されます。


新緑の青蓮院。雨がかなり降っていました。
紅葉の時期にまた来たい。


涼しい風が吹き渡る、平安神宮の神苑。
雨だけどサワヤカ。


東福寺庭園。


石峰寺の、若冲作の羅漢。こんな感じの像がたっくさんあります。


伏見稲荷。

京都2日目・続き

2007年06月16日 | Traveling
京都駅でバスを乗り継ぎ、東福寺へ。

10年くらい前に来たときは、ちょうど紅葉の時期だったので、通天橋しか見ていません。
今回は重森三玲作の有名な庭園を見ました。こじんまりした、モダンな庭園です。

東福寺を後にし、JRの駅のそばのカフェ、「ここはな」さんで、「黒糖ゼリーパフェ」を食べました。
これがとっても美味!
沖縄から取り寄せた黒糖を使っているそうです。
あまりにおいしかったので、お店の人に「東京に帰ったら宣伝します」と言いました(笑)。
一人旅って時に誰かと話したくなるので、お店の人に話しかけちゃったりするんですよね。

その後また電車に乗って、石峰寺へ。
ここは江戸時代の画家、伊藤若冲が下絵を書いた五百羅漢があるお寺。若冲のお墓もあります。
五百羅漢はお寺の裏の薄暗い竹やぶの中です。けっこう荒れ放題な感じ…。
まあ~あるわあるわ、本当に五百体くらいあるんじゃない?というくらいの数。
みんな磨耗してまあるくなって、その表情はどことなくユーモラス。
若冲のお墓は、小さなごく普通のお墓で、一般の人のお墓の中にありました。
それにしても、京都から遠く離れた小さな庵に隠棲し、バナナの葉や動物の絵を描き、無数の羅漢を作った若冲。相当な変わり者だったんだろうな~と思いました。

続く。