みどりの野原

野原の便り

7月7日 長居公園・植物園 キノコ

2012年07月07日 | Weblog
明け方夢うつつに雷を聞き雨も降っているようだったが、だんだんに天気も回復した。

1か月ぶりの長居公園 

  
左)ヒシバデイゴもまだまだ満開 中)ブッドレア?フジウツギの仲間 重そうな花穂を垂れていた。右)ギンナンたわわ
 
七夕飾りで気が付いた。
子供が大きくなってすっかり忘れていたが今日は七夕の日だ。
短冊がたくさん付いている。「家族が元気でありますように」うんうん。「宝くじがあたりますように」「朝起きたらあやせはるかになっていますように」おいおい。勝手なお願いに笑ってしまう。

植物園ではハスが見頃。案内は先ずハスから始まった。

  
ツボミ・見頃の花・開ききった花・終わりに近い花 いろんな状態の花が見られた。
咲き始めて、4日間ぐらい開閉を繰り返して花びらが散るそうだ。

葉には昨夜の雨の水玉を転がしている葉もある。葉の表面には手触りでは感じない5ミクロンぐらいの細かい突起があり、小さい昆虫や泥を水と一緒にからめ捕って落とす事が出来る仕組みになっている。(ロータス効果という) 
泥の中から出てきたハスが泥を付けずに咲く訳だ。
そんなハスの優れた”技”自浄作用を人間様が真似をして建材や衣服や塗料などに応用しているとか。
私もお世話になっていることだろう。

他にもそんな例は聞いたことがあるが、生き物や植物の仕組みってすごいなと思う。

雨上がりの植物園はキノコがたくさん出ていた。
キノコは普段は土の中にいて見えない。菌糸を広げてカビやバクテリアと共に落葉や枯れ葉を分解する役目をしている。
地上に見えるキノコは胞子を飛ばすための姿だ。

 
フェアリーリングを作っているキノコ 妖精が踊った跡 というロマンチックな見方もあれば、ゴルフ場などでは芝生を枯死させるとして嫌われるようだ。

  
左)アンズタケ 食用になるらしい。 中)ヒナノヒガサ 可愛い日傘 右)よく見かけるオオシロカラカサダケ 毒 

  
左)コキララタケ 赤いマット(菌糸のかたまり)の上に生える。 中)ノボリリュウタケ たいそうな名前 右)スエヒロタケ 立ち木だけでなくスノコにも付くらしい。そして人間が胞子を吸いこんで感染症の原因にもなることがあるとのこと。「肺にキノコが生える」想像をしてしまうがそうではない。 

今日のお気に入りのキノコ。
  
ツマミタケ 初めて見た。これだけは覚えて帰ろう。 テングタケ 絵本に出てくるようなキノコらしいキノコ 毒

キヌガサタケもあったが、仲間にアカダマキヌガサタケというのがあると聞いた。いつか見てみたいなあ。
 
ナンキンハゼの雌性先熟の木と雄性先熟の木(雄花序と両性果序を持つ)ピンボケ
5・6年前に隣どおしで違う花が咲いているのに初めて気がついたのだった。

今日は梅雨の時期にしか見られないキノコを観察できてよかった。
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