ハレノヒ

日々の生活の、あわのようないろいろ。

響くもの

2012-02-21 20:45:00 | きょうのいっきょく
踊ろうマチルダ「箒川を渡って」


PVがあったんですね。知りませんでした。
NHKのドラマ「とんび」バージョンとは歌詞が結構違う
んだけど、この曲、いつ書かれたものなんだろう。

「箒川」というのは栃木県北部の那須塩原市あたりを
流れる実在する川らしく、それを踏まえたうえで歌詞
を読むと…。
ドラマの内容にも合っていたけど、わざとらしくも
しつこくもない歌詞なので、行間がね、いろいろ考え
られるかなと。

音源化されていない曲も多いし、活動内容やインタビュー
なんかををこまめにチェックしてるわけじゃないので、
詳細はいつも不明。
(わたしはいつだってけっこうそうで、いろいろ知らない)
なので、そういうことには全く関係のない、単なるわたし
のかんぐりすぎかもしれませんけども。

あの生涯最大に緊張感があった寒い一日から、もうすぐ
1年が経つわけです。
いろいろなことがかわって、でもかわらないまま時間と
季節だけはどんどん過ぎていって今になって。
わりと安全圏にいるはずのわたしでさえも、「まだ終わって
ない」というのをはっきり感じてる。
それが只中にいる人にしたらどうだろうな。
誰かとか何かを責められるほどわたしはいろいろなことに
ついて自信がないし責任ももてないけど、終わってないし
はじまってもいない気もするし。


満月の夕(07)ソウルフラワーユニオン


もともとは阪神淡路大震災の時に作られた曲。
でも歌詞に神戸とか関西とかそういうものが入っているわけ
ではないので、去年の3月以降何度となく頭の中に流れていた曲。

でもなんとなく、どうしても「東北と関西の違い」みたいな物は
あるのかなと思っていた。
風土というか、メンタリティというか…どっちが良いとか悪いとか
強いとか弱いとかいう話ではなくて、単純に焼け跡で酒を飲んで
踊ってというような感じでもないのかなと、北の人は。
まぁ同じ東北でも県によって違うだろうし、同じ県内でも海沿いの
漁師町の人と山間で育ったわたしとでもまた、全然違うんだろうけど。

本当につらい状況の人にとっては、「歌で腹が膨れるのか」とか
「この先の未来に、音楽が何かしてくれるのか」とかいう思いも
当然あるんだろう。

でも。

でも、音楽にそういう力はなくても、相応の力はある。
こういうふうに年齢や性別だとか育った場所だとか、そういう
ものをこえて響く音楽というものの強さって、あるなと思って。
ロックだなんだなんて全く知らなくても、響く。
そういうのって、「本当」だよなと思う。

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