ハレノヒ

日々の生活の、あわのようないろいろ。

虹がみえた

2008-11-29 22:17:41 | にちじょう


きのうの朝の虹。

このあたりで虹を見かけると、よく子供が言うように
本当にのぼっていけるんじゃないかと思う。
湖面から出てたりすると、なおさら。

いやな朝の、ちょっとだけうれしいこと。



わたしの青空

2008-11-19 20:29:09 | にちじょう


わたしの家の、自分の部屋の窓から見る空がとてもきれい。

都会に住んでいたころは、「切り抜かれた」ような空だった。
陳腐な言い方だけど、本当に。
それはそれで今となっては懐かしいのだけど、このあたりの
抜けのいい空は、宝物だなぁと思う。
この閉塞感のなさ。

東京で生まれ育った友人が遊びに来たときなんか、この空の
広さを本当に喜んでくれる。
そして、ずっと眺めてても不審がられないのが嬉しいのだと。
なるほどと思う。ちょっとした住宅街じゃそうはいかないから。

今日は朝方雪が降って、でも日中は晴れて風が強くて、雲がちぎれた。
そういうときが一番きれい。

白黒の世界

2008-11-18 21:29:59 | カメラ
ちょっと今お休みなもので。

久しく散歩とかしてなかったし、もうすぐそういうのも
できない季節になるしということで、ちょっとだけ歩く。



はとを追い掛け回したりした。

あと、この間買ったばかりのRICOH GX200で、撮りながら歩く。
今までのカメラにもモノクロモードというのはあったんだけど、そもそも
フィルムでもモノクロってやらないし、いまいち意味(カラーで撮影しない
意味)がわからなかったんです。
でもこのGX200は、ファンクションキーに自分のよく使うモードを登録できる
ようになっていて、ボタンひとつで操作できるんですよ。
だからためしにモノクロモードを登録して、使ってみたのです。





なにしろモノクロは初めてなので、どういうイメージで撮ったらいいのかが
まだよくわからないのです。
結構黒くつぶれちゃってるな。

たとえばわたしは晴れた日の少し雲があるような空がいちばん好きで、
どうやったらその青を鮮やかに濃く撮れるかと、よく思います。
でもモノクロだと、色は関係ない。
光と影だけ。
ものすごくシンプルなんじゃないだろうか。もしかして。(もしかしなくても)
わたしは自分が見たその空気をそのまま残したくて写真を撮ってるので、色は
必須だと思ってたんです。
だけど、こういうのもいいのかもしれない。

まぁ、デジカメでもフィルムでも、今はパソコンでちょっといじったら
カラーがモノクロになんて当たり前ですけどね。
だけど、撮った時にどういうつもりで撮ったのかって、自分の中では
結構大きくて。
カラーのつもりで撮ったものをモノクロにしても、違和感あると思うんですよ。
だから、そういうのはしたくないかなぁと。
単に面倒くさがりなのもあるんですが。



薄曇であっても、そこに光はちゃんとあるんだなぁと。
何かと使い方が広がりそうです。

おいしいごはんを作ってくれる人

2008-11-17 22:29:53 | にちじょう


家には、管理しきれないような庭があります。
豪邸なのではなく、単に手付かずなんです。手がつけられないんです。
その庭には、両親が作る野菜なんかも実りますが、勝手に
実ってしまった実なんかも多々あります。

今年はラズベリーが豊作で、今の時期でもまだちょっと生ってる
みたいです。
ペーストにしたり、あとは生のまま冷凍したり。
買うとそれなりの値段すると思うんですが、こういうのって
なんか贅沢だ。

ところで、久々に母の作ったこづゆを食べました。
「こづゆ」とは、福島県会津地方の郷土料理で、まぁ具沢山の
汁物なんです。
冠婚葬祭や人が集まる時によく作られて、各家庭ごとにそれぞれの
味付けがあるものなんです。
最近ではレトルトのものもお土産として売っているし、お店でも
食べられるみたいです。
でも、そういうの、おいしくないんです。
もし会津に来て食べて「?」と思った人がいたら、それ、おいしく
ないんですよ。

わたしの母はあまり食事ということに興味がない人で、そりゃあ
おいしいものは好きだし、パンやお菓子はわたしが子供の頃から
今に至るまでよく作ってくれました。
でも、毎日の食事ということに関して。
一応妻・母という肩書きがある以上、義務として食事はちゃんと
作ってくれましたが、もしも自分ひとりしか食べないんだったら
何でもいい人なんです。

一方わたしは食事に関してはそれなりに興味があるほうで。
でも、そういうわたしですけど、母にはかなわないと思うのがこの
こづゆと、あと味蒸かしと呼んでいるおこわなんです。
いつかちゃんと作り方を聞いておかなきゃとも思うけど、たぶん
きっと同じようには作れないな。
いわゆるおふくろの味というやつ。

もしもわたしが家庭を持つようなことがこの先あったとして、いろんな
ものを100点に作れなくても良いから(だって味覚なんて所詮
個人の好み)、ひとつでもいいから、思い出してもらえればいいかなと。
そんな風に思ったのでした。

塩トマト甘納豆

2008-11-16 21:36:33 | にちじょう


トマトの甘納豆。
甘納豆というよりも、ドライフルーツっぽい感じ。
トマトだけの味ではなくて砂糖漬けになってるけど。

すごくおいしくて。
そのままでもおいしいけど、クリームチーズに混ぜたら
もっとおいしい。

普通のもあるけど、これは「塩トマト甘納豆」。
…塩はいらないかな。
まわりにまぶしてあるので、ストレートにしょっぱさが…。

保存びんに入れて、でもつい何度もあけて食べてしまう。

夜のマンション

2008-11-12 22:08:06 | にちじょう


夜のマンションが好き。
小さな窓のひとつひとつに灯りがついていくのは
生活が感じられて好きだけど、もっと好きなのは
外廊下のあかり。あと階段だとか、共用部分の。

なんだろうなぁ、どういう感覚なんだろう。

さびしいというか、切ないというか。
わたしは、今まで育ってくる過程でマンションとか
団地とかそういうものに住んでいたことがない。
大人になって一人暮らしをしたのはそういう建物だった
けど、それ以外に住んだことはない。
なのにものすごく懐かしいような、喪失感とでもいうべき
感情。

単に夜で、きれいでというのもあるけど。
高い建物の、あの赤い点滅灯も好きだし。

人に話すようなことでもないけど、ふとした流れで
話してみたこともある。
同じような感覚の人って多いんだろう。
だけど、それは子供の頃そういうところに住んでたり
あるいは近くにそういう建物があったり。
子供が寝付けないと、親が夜のドライブに連れ出して
くれて…なんていう人もいた。
そういう懐かしさなんだろうな。

「実態のある懐かしさ」じゃないわたし。

なんだかわからないけど、大人になって行動範囲が広がった
今、そういう感覚をさがして、夜を行く。


RICOH GX200購入

2008-11-05 21:53:49 | カメラ
欲しい欲しいと思っていたリコーのGX200、買いました。


自動開閉式のレンズキャップも装着。
液晶ビューファインダー付きのセットもあって
ずいぶん迷ったのだけど、装着したその姿が好きではなかったのと、カメラに
もともと付いているファインダーと違って使用感に違和感があったのと、何より
多分わたしは、一眼レフ等でないデジカメで、ファインダーをわざわざ覗く
という撮りかたはしないと思ったので、今回は見送り。
ちなみにこのサイズのカメラをネックストラップでさげるということもないと
思うので、両側に穴があるけれども、あえてハンドストラップで。
(とりあえずあるのをつけたので、金具、何とかしないとなぁ。傷つくだろうし。)

早速ですが、以下試写。
愛用のFinePixF710と比較してみます。


<GX200>


<F710>


<GX200>


<F710>

うーん。
やっぱりF710は、彩度の高さというか色味がすごいのだなぁ。
こればっかりは、店頭で試すこともできないし、事前に知ることはできない
からなぁ。残念…。
同じFinePixシリーズならと思ったこともあったけど、ぜんぜん違ったし。
まぁ、わたしが見慣れてるからF710の色が好きってだけで、少々わざとらしい
ような、うそっぽいような青だとも思えるし。見方によるのだろうけど。
メカに詳しくないのでよくわからないけど、何がどうなって、どういう働きで
F710はこういう色を写すんだろう。
特に「名機」とかいわれてる様子もないので、個人的な感覚なんだろうか。

なんか文句ばっかりで、まるで買ったのに気に入らないみたいですけど、そう
ではありません。なかなか気に入りました。
重さや大きさはF710とそう変わらないのですが、液晶モニターが大きくて
見やすい。それなりの価格のものだからなのか、変に白っぽい、見づらいもの
ではなかったので安心。

その他に、
・アップダウンダイヤルとADJ.レバーで絞り値やシャッタースピードが
変えられるという機能が結構便利。
メニューから設定を選んで…という操作方法でないのが、慣れれば楽だと思う。

・水平インジケーターが表示される。
わたしは姿勢が悪いのか何なのか、結構斜めに写してしまうことが多いので
さりげなく便利。(F710にも似たような機能はあったけど、それよりも
もっとわかりやすい。)

・ヒストグラム表示。アンダーかオーバーかが目安程度にしてもわかる。
わたしは露出等はあまり考えないで感覚的に撮影するほうですが、こういう
ものを気にしながら撮ると、よりいいのかなと。

・基本は充電式バッテリーだけど、いざという時には単四電池2本で稼動。
ACアダプターは別売りで、同梱されているのはバッテリーの充電器。
小さいので持ち歩くこともできていいのかも。(長いコードの充電器なんかは
持ち歩けないから)

・画像の縦横比1:1でも撮影できる。
いや、そんな機能なくてもあとでトリミングしちゃえば済む話なのだけど。
わたしはデジカメの場合、基本撮った写真をいじらないので、撮影の段階で
選択できるというのは、あそびの機能として楽しいかなと。

・縦で撮影した画像を再生する時に、カメラ本体の向きに合わせて画像を表示
する。カメラの向きを変えるたびに表示も変わる。
あまり縦写真て撮らないのだけど、これは便利。

その他にも、いろいろ。
昨日の今日なので、まだ把握しきれてません。
上に書いたことも、昨今のデジカメでは当たり前のことなのかもしれません。
4年も前のデジカメをずっと使ってたので、情報が古いんです…。

ほんと、いまどきのデジカメは薄くて軽くて、シャッターボタンさえ押せば
カメラが勝手にいいように撮影してくれるわけでしょう、多分。
でもそれじゃつまらないし。
正直使い切れない機能とかもあるとは思うんですよ。勉強家じゃないわたしは
何事も感覚でやっちゃうので。
でもねえ。
多少なりとも「自分で撮った」という感じが欲しいというか。
メタリックなピンクや、胸ポケットに入るようなカードサイズのボディも
かわいくて手軽で良いけど、わたしはこの硬派な黒いカメラがかっこいいと
思ったのです。

これから冬になるけど、どんどん撮ろう。
最短1cmまで寄れるマクロ機能も試してみたいし。
本当に、いいおもちゃを手に入れたという感じ。
(おもちゃにしては高価だけど)