ビルケンのサンダルを買う。
「ミラノ」だったかな、確か。
わたしは足が凄く甲高で幅広なので、大きさ自体は「ちょっと大き目」
くらいなのに、まずかわいい靴なんて入らない。
バレエシューズみたいのとか、ほんとはあこがれるんだけど…。
ビルケンは、全体的に決して線の細いかわいらしい物ではないんだけど、
デザインによってはそんなにがっちりしてないのもある。
(そしてたまに信じがたいデザインの物もあるので、わたしは決して
「ビルケンのファン!」というわけではない。PORTERも同じ感じ。)
今まで「マドリッド」の白を愛用してたんだけど、普段ほとんど車移動なので
やっぱりストラップのついた物が欲しくて。
夏場はもちろん、秋口(厚手の靴下をゆるく履く感じで)までいけそうな
ところが気に入りました。
でもこれ、キャメルっぽい色があったらもっといいのに。
中古の輸入ものでは濃い青もあったけど、靴の中古ってなんか嫌だ。
高野文子「るきさん」。
わたしがだいぶ前、魚喃キリコの「ハルチン」が好きって言ったら、友達が
これをくれた。(いい加減余震もおさまったので、本棚を整理したら出てきた)
時代背景は違うけどね。なんか、読んでて現実がどうでも良くなる感じがいい。
忘れちゃうひととき。
高野文子自身は「るきさん」好きじゃないみたいだけど。
(作品の話なのか、るきさんのような女の話なのか…?)
そういえば南Q太の「オリベ」もそんな感じ。これも好き。
わたしは普段あまり湯船につかる習慣てなくて、でも主に真冬なんかには
たまにじっくりつかることもある。
そういう時はだいたい漫画を持って入るんだけど、わたしの持ってる「るきさん」は
小さい文庫なので、視力がものすごく弱いわたしには、たぶん読めない。
(お風呂に入るときは裸眼です)
ちょうどいいのは線が単純で大まかに捉えやすい大田垣晴子のものなど。
ストーリー物は読み終わるまで出られないので、こういうどこでも終われるのが
ちょうどいい。
でもびっくりするくらい字の細かい、楠本まきの「耽美生活百科」もよく読む。好き。
思いっきり文系の雰囲気がするんだろう。
よく人に「本いっぱい読んでそう」って言われる。
でも、気づけばいわゆる「本」て、読んだことあったっけ…?
学生時代の読書感想文以来読んでないんじゃ…?
活字苦手なんですよ。目が悪いので、追ってると頭痛くなるから。
いい年して、そんな言い訳。