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トンプソン ルーク(38) 日本代表として4回目のW杯へ

2019-07-28 07:00:00 | 報道/ニュース

7月8日 NHK「おはよう日本」


ラグビー日本代表チーム最年長のトンプソン ルーク(38)選手。
ニュージーランド出身で
2010年に日本国籍を取得。
日本代表として4回目のワールドカップ出場を目指す。

宮崎で合宿を張る日本代表候補選手たち。
そのなかでひときわ大きな体でチームを引っ張っているのがトンプソン選手である。
持ち味は身長1m96cm 体重110キロの体格から繰り出すタックルである。
ポジションは豊富な運動量が求められるロック。
前回のW杯でも“影のМⅤP”と言われる活躍を見せた。
今回のW杯でベスト8以上を目指す日本代表にとって
なくてはならない存在である。
(日本代表 ジョセフヘッドコーチ)
「トンプソン選手は
 チームのためにプレーし
 忍耐力があり
 日本代表の誇りを持った選手。
 すべての選手の模範になる。」
(トンプソン ルーク選手)
「たくさんの素晴らしい経験が日本に来た15年前からすごくあった。
 もし日本代表のジャージを着るチャンスがあったら
 自分のベストを出してチームを助けて勝ちたい。」
ラグビーの本場ニュージーランド出身のトンプソン選手。
15年前 出場機会を求めて来日し社会人チームの一員となった。
当初は2年ほどで帰る予定が
日本人のやさしさや文化に触れ
9年前に日本国籍を取得。
行きつけの定食屋もできた。
「この間 帰ってきた時もここ筋肉キンキンでしたわ。」
「みんなトンプソンのこと“トモさんトモさん”言うてね
 親しみ持ってみんなファンなんかも言うてますんでね。」
(トンプソン ルーク選手)
「日本で生まれたわけじゃないけれど
 この国は本当に素晴らしい国。
 僕の心はすごく日本人っぽい。
 日本代表でのプレーはすごく誇れる。」
ラグビー人生の半分以上を日本で過ごしてきたトンプソン選手。
実は前回のW杯のあと年齢などを理由に代表引退を表明した。
そんなトンプソン選手の背中を押したのが
高校時代の同級生で日本での苦楽を共にしてきた妻からの一言だった。
(トンプソン ルーク選手)
「僕がここに座って日本代表のイタリア戦を見ていた。
 奥さんが“まだ日本代表でやりたいですか?”って。
 俺は“ちょっとタックルしたいよ”ってそんな感じ。
 奥さんが“どうぞ もしやりたいなら私たちは絶対応援する”って。」
(妻 ネリッサさん)
「彼が日本を愛しラグビーを愛しているのは分かっていました。
 日本代表でラグビーをしたいとすごく感じたのです。
 チャンスを逃してほしくなかったのです。」
自分を理解し応援してくれる家族のため
ラグビー選手として育ててくれた日本のため
勝負のW杯である。 




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