村上原基、滋賀県安曇川の山中20年⇒麓の町の田中に一人暮らし人生

山中で20年一人暮し後71歳から麓の田舎町で暮している、断捨離し自然な生き様と山暮らし体験に基づく人生論及び写真を紹介

521.切れない包丁で平気で物を切る人が多い社会

2021-11-10 22:00:32 | 暮らし
マンツーマン個人指導や少人数の講演を依頼出来ます  村上原基
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●努力し真剣に生きても、どうしても上手く行かない人お越し下さい
「自然は最大の友、最大の師」「人は友にあらず、師にあらず」人は自然に沿え
   滋賀事務所: 滋賀県高島市安曇川町田中(通称:竹の里)

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「やれ」といってもやらない「やめろ」と言ってもやめない、だから変わらない
世の中が便利で豊かで自由で安全安心になっていると思うのは大きな錯覚だ
平和必しも平和ならず、健康必しも健康ならず、豊必しも豊ならず

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テーマ:切れない包丁で平気で物を切る人が多い社会

78歳の山暮らしや田舎暮らしを24年やってきた
大工やり、食事作り、庭いじり、木の剪定をやると刃物を使う、
当然刃が切れなくなると仕事ははかどらず、品質低下になる
それでも私は従来は刃を研がなかった。そこでまず砥石を揃えた

10月から近所の人のために刃物研ぎ支援も始めた

家の前に包丁ただで研ぎますという張り紙だけだが
案外頼む人もおり、確かに切れない包丁がやって来る
そして数分で見事に?久しぶりに切れる包丁に戻って元気に帰って行く

昔は私のような包丁研ぎ士の小父さんが街中を商売していたが
今はそんな人はいないし、刃物を研ぎをわざわざ頼むこともない
適当なもので素人としていい加減な砥石で一応研いだことにしている

従来からも剪定支援、パソコン支援、ネット支援、庭づくり支援、
大工・土木支援、文章支援、投資支援、会話支援、田舎暮らし支援、
人生支援、何でもやっているもはや便利マンだがまた一つ支援が増えた

面白い話/いや、怖い話かな?
研いであげた包丁を使った奥さん曰く
「食材も切れるが、困ったことに指先もよく切れるのよ」
ということなのだ
今まで切れない安全な包丁?だったということらしい

現代の包丁は切れない安全な包丁で子供が触っても大丈夫なのだ
それは、鎖などで子供が怪我しないように縛りつけた公園の遊具と同様だ
人の生き方が真剣でなく、いい加減(良い加減?)になっているのだ


平和が続いた江戸末期のように真剣でなく嘘誤魔化しの生き方が当前になっているのだ

「そういえば研いでる私も知らぬ間に切れ味が良くなった包丁で指を切っているのだ」
包丁は切れ味鋭いのが良いのか?いや違う切れ味良い包丁をきちんと使うことだ
最近の世の中、切れない刃物をブンブン振り回す人が多いが、
幕末の武士もそうだったらしいが
切れない刃物で切られると切られる方はつらいのだ
手術の包丁(メス)研いであるのかな?大丈夫かな?

いつものことながら新しいことに真剣かつ深く取り組むとたかが包丁研ぎでも
いろいろなことを教えてくれる。彼らは先生なのだ、その先生の家の門を
たたいて弟子入りする。人間の先生より簡単に入門でき、しかも嘘誤魔化し
がないから真に正しいことを次々に教えてくれる。しかも長く付き合うことで
惜しげもなく物事の本質をずばずばと教えてくれるものである
包丁研ぎも入門したばかりここ2~3年みっちり教えを乞うつもりである

最近の政治家・先生・医者など碌に専門資質を磨かずに見せかけだけ、誤魔化しの人が多いのは、なんとも情けない
「包丁を研ぐなんて何故そんなことしないといけないの?アホ臭い」包丁を研がない主婦・主夫同様に世界中基本が出来ていない人、いい加減な人で溢れている


毎日研ぎあげた切れる刃物を使いましょう
切れない刃物は刃物とは言えない

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