鳥とパイプと日本酒のおっさんメモ

おっさんの日々の散歩における鳥たちの写真と、好きなパイプタバコの感想
好きな日本酒の感想、等を、写真でメモ

モエレのオジロワシ ハシブトドロイドの群れの中で・・・ その2

2017年03月03日 | オジロワシ
2017/3/2 晴れ モエレのオジロワシ
ハシブト ドロイドの群れの中で その2 後編 です

前回、比較的小さな魚を獲った一郎ですが
まだまだ やる気満々の様子



すると その時が来ました



何かが 木の上からみえたのでしょうか
腰をかがめてタイミングを見計らい
飛び降りました

この時の飛び込む位置をようく見てください
水が出て居るところを 遥かに通り過ぎ
氷の上へ 勢いよくはずみをつけ舞い降ります
類い稀は天才ハンターの一郎には
氷の下にうごめく 魚の影がみえているんでしょうか

ハシブトガラスの動きにも注目です
一郎と一緒のリアクションで
歓声をあげている様です・・・




見事に 氷の上 鋭い足の爪をひろげて ダイビング!
ズズズズ と 一郎の体は シャーベット状の氷の中に めり込みます

さて ここが問題の場面
というのも 
この瞬間は 連射で撮っていたので 見ずらく
一郎の移動が 氷のところでストップしてしまい
カメラだけ先へ行き 被写体をターゲットから外してしまいました (-_-;)
なので、1~2秒程 写っていません・・・

戻って撮ったのがこれ



今これを見ると 驚愕してしまいますが
その時は 一郎が 飛び込んだ氷のところから出てきただけなのかと 思っていました

しかし この写真 一郎のいるところから
1m 程後ろの氷の上に 赤白っぽいお腹を出して横たわっている
大きな魚が しっかりと写っているではありませんか!!!

おっさんの想像するに 
一郎の飛び込んだところは 1m位後ろのところ (今いる場所の)
そのことは 後ろのほうの木の並びでそれが分かります
一郎は最初飛び込んだ場所で 魚を捕え 引き上げ たのち
そのはずみで 前につんのめったのではないかと 考えます・・・
しかし そうだとしても 何という一郎の仕事ぶり
開いた口が塞がりません・・・(ーー;)

しかし ここで またさらに おっさんのお手付きが・・・
それは この最後のところで(一郎がじっと立っている時です)
おっさんは望遠の利くコンデジに カメラをチェンジ・・・したのですが
ファインダーの穴が小さい・・・し 被写体を捜しているのに手間取り
やっと捜しえた時がこれ



いきなり 一郎の陥没!
な、なんだ こ、これは・・・
魚を引き上げるのか!!



で、でたぁー!



必死に魚を引き上げる一郎です
とても大きな コイの様です 背の方は緑がかった茶色の様です
立派な鱗と尾ひれがあります 80cm 位はありそうです

おっさんが 考えるに
あの後 氷の上に引き上げられたコイが息を吹き返し
水の中へ逃げようとしたのではないだろうか
そこで 一郎はまた 逃げるそのコイを捕まえて 水の中から引き揚げたのではないだろうか
そう考えるとつじつまが合います
いま引き上げた場所は 最初に このコイが横たわっていたすぐ横です
もちろん 腹を出して横たわっていたコイは 何処にもいません

それにしても 一郎は凄いですね カラスもその仕事をじっと見ていますね



少しずつ 獲物を食べる一郎
ハシブトガラスが どんどん湧いてきます
まるで ゾンビの様に はたまた
スターウォーズの ドロイドの様に 追っ払っても追っ払っても
諦めることなく付いて来ます

このあたりでは 一郎は超有名です
一郎が現れると あちこちで ハシブトガラスの歓声があがるのです
今日などは 一郎が現れる前から 
必ず現れると知っているのか そこらじゅうが ハシブトの啼き声で
騒がしかったです
彼らは 長年の付き合いで 一郎の行動を熟知しているのかもしれませんね
これは、おっさんも 見習うべきところですな

さて ここで なんとも 悲しい場面をお目にかけます



このあたりに住み着いている キツネの 石松です
オジロワシが獲物を食べている所を
恨めしそうに見ています しかし
諦めて その場を立ち去ります
この石松 去年も見たのですが その時からしっぽは ボロボロで
お尻の毛は ハシブトにでもむしられたのでしょうか もう、むき出し状態
顔にも傷があり もう いつくたばっても良いくらいな
かわいそうな キツネなんですね
きっと 餌が取れなくて弱った所を ハシブトにでもやられたのでしょうね

涙が出そうなくらい 哀れです
しかし また今年も何とか生きている所を見れて 良かったです
もう少しで春が来るので それまで頑張って欲しいと思わずにはいられません(*''ω''*)



厚かましく寄ってくるハシブト
威嚇して追い払う一郎
彼らのバトルはまだ始まったばかりです

この次 一郎はさくらに獲物を譲ります

本当は この回でこのエピソードは終わらす予定でしたが
写真の アップロード数が100を超えたので
次回に続くことにします すみません
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モエレのオジロワシ ハシブトドロイドの群れの中で・・・ その1

2017年03月03日 | オジロワシ
2017/3/2 晴れ 気温̟6℃ モエレ沼にて

この日は いい天気で 気温も3月頭としては かなり高い
モエレ沼の氷もかなり溶けていそうである
なので、かなり期待をして出かけた

結論から言うと この日は かなりの時間 気温も温かかったので
そこで観察することになりました
最後はほぼ納得の 時間を過ごすことが出来ました

まずいつもの猟場で



奥の林の中から出てきた一郎君



今日は一郎しかいません さくらはどうしたのかな…
どうも 早い時間にはいたそうですが 還ってしまったそうです
何事も無かったそう(他の観客の話です)
間もなく一郎 後ろの林を越えて
多分巣の方に 消えてゆきました・・・

沼は だいぶ開いていて 広がっていますが
いなくなってしまった…いい天気なのにね

しかし おっさんは今日は ここで諦める訳には行かないので
粘ることに・・・



ハシブトガラスがおっさんの頭の上で啼いています
トビも空を舞っています



ウソがそばに来ました 中条きよし ですね
顔は良く見えませんが きれいな鳥ですね

今度は 頭の上の木に メスのピノキオ(アカゲラ君)が来ました



おっさんはあんまり小さい鳥は
どうも発見できないのですが
このアカゲラは 凄い音がするので たまに見つけることが出来ます
なんか メスの方が 男らしく感じます 黒いもみあげと
頭の後ろが赤くないので そう感じますな



どんどん木を突きながら 上の方にのぼってゆきます
最後に どこかへ飛んで行きました

そうして 待っていると
期待通り さくらと一郎がやって来ました
2時間くらい経った時でしょうか


いきなり 林の奥の方から降りてきた さくらと一郎
左にいる一郎は すぐに 飛び上がり・・・
ぐるっと遠巻きに回って
何時もの木の枝にとまりました
ここが一郎の マウントポジション
獲物はここから見るのが一番です

一郎にやる気を感じるのはおっさんだけでしょうか (^_-)-☆

そうして すぐにやって来ました・・・
ここはスローモーションで どうぞ



木の枝から いきなり飛び降り
水の中にダイブする一郎
バシャーン!
どうか!



やりましたね!
大きくはないですが つま先にしっかりと
フナの様な魚が にぎられていますね



着地です



上手に 足から嘴へ魚を移し替えました



小さめの魚なので、すぐに食べ終えたようです
そして また 木の枝へ戻りました

こいつ、まだまだやる気だな
おっさんは そう思いました

その時 公園の上空に
近くの丘珠の自衛隊駐屯地のヘリが2機
爆音をたてて 南西の空へ消えてゆきました




さあ 取り敢えず 小さな魚は獲ったのですが
まだまだ漁ははじまったばかりです この沼のハシブトガラスも
ひっきりなしに鳴いてざわついています・・・
一郎君への 期待が おっさんも からすも
一気に高まってきました
  そして・・・        続きは後編で
     今日はこれまで
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