碧い山・青い海

趣味の山登りとか、技術とネット情報を照合し個人メモに・・

1706- ドイツ製の包丁破損

2017-06-10 | テクニクス
 半世紀も妻が使っていた愛用包丁のが壊れたと言う。大昔に知人から贈られ、良く切れるので使い続けて半世紀を越えていた。
良く見るとドイツ製「SOUNGEN-ソウゲン」と刻印がありドイツ製の刃物と言えば「ゾウリンゲン-ZWILLINGENとヘンケルス-Henckels」は知っていたがスペルを見ても「ゾウリンゲン」とは読むには無理があり 特徴的なクローバー印もあって少し違う。

 早速ネット検索・・日本語ページは無くドイツ・アンティーク通販のページが表示された。その中の 古ナイフにその同じブランドとマークを見つけた。
ヘンケル社の創業する以前に独軍用ナイフを作っていたのが「SOUNGEN」と言うメーカーだったらしい。刻印の「FRTDER HERDERフリードリッヒハーター」1963年創業の最古のゾーリンゲンと言われている。いま残る物は、アンティークと言うよりもビンテージ品となってこれは ドイツでも貴重品らしいが RobetHEDERと言う後継品がネットで売られいるのも確認した。因みに「Sollingen」はドイツ共和国の小さな刃物の街の名前、ヘンケルスはその中の普及品らしい。

 日本で有名なヘンケル社は「ヘンケルス-HENCKELS」とプロユース高級品「ツヴィリング-ZWILLING」の二つのブランドを持つのだが、実は以前からその多くは日本の岐阜県関市にある「ツヴェリング関工場」で造られて世界に輸出されていると「日経トレンディ」の記事にあったので驚いた。品質管理が優れていてとしてヘンケル社の主力工場となっているのだそうだ。

 そう言えば、街の刃物屋さんとか百貨店にやたらに多く見かけるヘンケル高級刃物のマーク「JA.HENCKELS」つまり日本生産と表示されているではないか。
マークの「おっさん一人は HENCKELS、おっさん二人はZWILLING」で普及品と最高峰品で 包丁で有名な「関の孫六」と同じ街で造られている。
侍の刀から発した、刃物は鋼・軟鉄を組み合わせた進化を遂げて 触れただけで切れる技術は 先輩のドイツ刃物を越えているらしいから 当然なのだ。
 肝心のドイツヘンケル社は、鋼鉄だけで造られ 手作業を伴う量産工場は無くなって 僅かな企業は少し残っているらしいがその一つが「SOUNGEN」の様だ。
世界各国の刃物メーカーは、現在中国にも生産委託して低価格攻勢は 岐阜県関市にも影響が出ているそうだ。その内に身の回りに「CH.HENCKELS」・・とか。

 しかし、毎日使う道具だが これほど切れる包丁は無いそうだから購入価格は高価でも「良い物を長く使う」のが 経済的で得なのだろう。安物買いで、いろいろ買い替える羽目になる 今日この頃 百円ショップなど行かずに 正しい価値判断で買い物する様に 頭をリセットしないといけない。





 ドイツ通販で売られるSOUNGEN-ビンテージ・ナイフ ・・象牙柄のハンドメイドで日本刀と同じ工法らしいが流石デザインだ


Amazonで売られていた "FRIEDR HERDER SOUNGEN フリードリッヒ・ハーター・・50年前の同型品らしいがこれは中古らしい・・



 この独刃物の代表ブランド・・実の生産国は日本だったのには驚いた









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