碧い山・青い海

趣味の山登りとか、技術とネット情報を照合し個人メモに・・

1612- 120年の老舗、神戸風月堂

2016-12-29 | 日記
 元町3丁目にある、風月堂。薄いゴーフルと言う洋風煎餅で知られる。今年春ごろに、リニューアルされた大きな店舗の脇にその ミュージアムがある。
今まで、レストランは入ったが店舗の歴史の辺りは見過ごしていたが 今日は偶々「見よう」と言う仲間に誘われて入って見ることになった。
 親切な初老の役員らしき人が沢山の見学者に 粗品を配りながら親切に対応されていたが 創業は明治30年で120年の老舗なのだ。最初の商品はフランス菓子に和を取り入れたGAUFRES-ゴーフル。
元町が、戦後に国内でもいち早く復興をとげたが 統一したジュラルミンの建物は航空機の材料を利用した商店街で この風月堂のあった3丁目は全国にジュラルミン街として全国に知られたそうだ。
 神戸には戦闘機を製造していた川崎航空機(重工業)があった、焼失後も錆びなかったジュラルミン材を 廃物利用したが その発想を提案した復興行政も良かったのだろう。
今でも、古い老舗の軒先にはそれが残っているのだから 神戸元町は面白い。同じ話は3丁目の老舗洋品の「ミヤムラ」さんの社長さんからも 復興時期のお話は聞いていたのを 又思い出した。
 下は、風月堂ミュージアムの写真を撮らせて頂いたが 長い歴史だ。

  現在の風月堂の入口版画絵 


  現ミュージアムの写真


  風月堂の基礎となったゴーフル・・これは唯一戦禍を免れた社宝だそうだ


  昭和元年(1925)の元町1-2丁目風景


  昭和21年3月、最初の空襲を受けた元町3丁目 左のビルが風月堂で良く銀行と間違えられたらしい




1612- 近くにも MoMAショップ

2016-12-29 | hobby
 米ニューヨークMoMAの、出店が今年? 東京・渋谷表参道に最近進出したのは知っているが 中々行けそうもない。
そう思っていたら、神戸・三宮のロフト(LOFT) 店の一角に小エリアだが MoMAコーナーが出来ていた。興味を引くグッズがセールされていた中の ミニュチュア・Bellヘリコプターを購入。
先日行った NY-MoMA入口天井に この本物が展示されていたので 思わず手が出てしまった。デザイナー達の憧れの様な伝説的存在の航空機なのだから。

 数あるヘリコプターの中でも、ベル47型の透明球形窓の形は 今の時代でも取り分け俊逸てき存在だが 他にもデザインで時代を先取りした工業製品もあるのかも知れないが。
国内でも川崎重工が三井物産経由で「Bell47D1」機の製造ライセンスを買い製造し その試作第一号のテストをしたのが1953年(S28)だったそうだ。透明なヘルメットから宇宙服を思わせるが 一度、瀬戸内海の与島の観光で この形のヘリで乗ったことがあるが 空飛ぶ軽自動車の様で 一機欲しい位と思った位だったが。

 現在、元気な電気企業と言えば「アップルPC・アイポッド ルンバ・掃除機ダイソン」の三社を私は思う。国内メーカーは大分昔に脳裏からは消えてしまったが、英ダイソンの掃除機で代表されるデザインラボには数百人の技術者を持ち、この研究所構内には「戦闘機ハリアー・ミニクーパー」とこのベル47ヘリコプターの実機が置かれているそうだ。
 その目的は「課題発見力を徹底的に鍛える」技術者に自由な創造力作るためだ。また「きちんと機能しない製品に対する不満を感じる・・この解決策に取り組む、失敗しない選択よりも 失敗を恐れない選択をしよう」と言うことらしい。同じ掃除機のアイポッド社ルンバも、自由な発想で家庭で使えるロボット開発を進めているそうだ。残念ながら国内電気は技術力を誇示に偏り過ぎている 国産ロボ掃除機を見ると 複雑で昔のシンプルで低価格の「わら箒」にも負けていると思う。

商品企画はマーケット・ニーズを掴んで・・と言われているが 大切なのは批判的な意見と 要望の方なのだろう。デザイナーはそれに加えて、目新しい提案を加える役割が必要だ。
ヒット商品は「性能を今の3倍に、価格を従来品の半額に、大きさを薄く、不要な本体を無くして操作部だけにした商品・・」など 実現不可能と言われる目標から生まれたものばかりなのだ。
発想の転換・・MoMA商品に日本人デザイナーの製品の多さに驚くが 何故か海外に活路を目指すデザイナーが多いのだ。新しさより、在る製品を改良する方が秀でている国民性の問題かも。
 
 このベルヘリコプターの素晴らしいデザインは、一世紀前に近い大昔なのだから 技術力はデザイン力との整合なのだ




 下は日経ビジネスに最近載ったダイソン社ラボ紹介の拝借だが、国もこの企業の発展には力を入れていると言うから羨ましい。中で活躍する若い日本人もいるそうだ。



1612- NY便りから

2016-12-28 | 日記
 今年、ニューヨークのハーレムをガイドして頂いた方のブログ。
ブログアドレスを交換して貰ったので、時々ニューヨークの新着情報を知る事が出来るが ハーレム音楽の記事は新鮮なのと良く驚かされる情報も多い。
 トミーさんとは2回目だったが、今回初めてお会いしたアシストの女性がブログ発信を始めたので、若い人中心の楽しいコミュニテイも出来ているらしい。

 ニューヨークの冬は日本の北海道と同じ緯度だが、地球の裏側なのでとても寒い。以前に、シカゴに出張して貰った社員が 会社に行くのに「ハイウェイで朝のバスを待っていたが気温零下40度でバスは時間通りに来ない。寒くてもう死ぬのか、と思った」と言っていたのだから東海岸の冬は半端ではない。私の若かりし頃の最初のニューヨーク出張も 1月だった。タイムズスケアの夜は、日本企業のネオンの洪水に囲まれた経済絶好調の時代 道路はどこも雪と氷で気温もマイナスだったから 恐るおそる歩いて回ったのを思い出す。冬のニューヨークも美しかったが 今でもこの時期は気が進まない。

 今のハーレムの気温はマイナス14度、ところが街路樹の一部の幹に突然セーターが登場したそうだ。日本人には、発想出来ないセンスとユーモアだが やはり人種が違う。タイトル " winter sweater for the tree"

 ブログから写真拝借






 この女性は驚くほどの活動的な方だ・・日本の有名人もいろいろお世話をしたお話とか ホットな音楽情報満載だ
  http://tommyny.exblog.jp/

1612- 新メガネ 小売りも変革 02

2016-12-26 | 日記
 先日、4年ぶりにメガネを買った。メガネとの付き合いは長いが昔、海外のレンズ工場に行ったがガラスレンズ加工する現場を見せられて あまりの大変さにレンズの高価な理由を納得したことがある。そんな記憶があって、長い間カメラとメガネは高価なものだと思っていた。それが、数年前から安売りメガネ店が登場し従来価格の数分の一で売られていたが サングラスなら兎も角 通常メガネには使えないだろうと正直疑心を持って見ていた私だ。

 ところが今年の秋、新ブランドのJINと言うお店が元町に今年の秋開店した。国内の若いメーカーで、2フロアーを持つ西日本一と言うメガネ店なのだが、やけに賑わっていたので連られて店内を覗いて見た。多様なフレームが並び、その安さに驚いたが、度付レンズも3-5千円で作ると言う。メガネなのでレンズが肝だが聞くと「世界ブランドのロシエール・国産のHOYAの薄型非球面レンズ」、「フレームは一貫生産で製造し、全国160店舗展開」だそうだ。

 店員の説明は「メガネ店ですが眼科医資格はありません。ただ眼科医と同じ程度の検眼機は操作に自信があります」と言う説明にも興味を惹かれ 結局 試しに一つ購入する事になった。
その低価格は、メガネレンズが軽量な樹脂に置き換わり成型となったことがポイントらしい。今までの高価なメガネ購入と同じ検眼装置で眼間・度数・乱視計測されてフレーム枠に、適正なレンズを入れるので工程は変わらないが、レンズも枠も材料費にデザイン料が加わった程度で出来るので安いのだ。
 丁度Xmas時期で購入する 検眼者も多くて8人待ち。この価格レベルならファツション・グッズとかキャッチにある「Xmasプレゼントにメガネを・・」と言う扱いになっていて 従来価格の1/3-1/4 で買えるのだからもう オシャレグッズになってしまったらしい。メガネの大量消費時代が来るなど、考えもしなかったが ここでは雰囲気は眼医者だが 販売はコンビニ感覚の大量売りの軽い乗りだ。

 考えてみると、視力は高齢になるほど年々落ちてくるようだ。本来なら、年々検眼して正しいメガネに変えるのが理想だがそれが今実現してきたのだ。メガネ以外にも、高いオーダーメイドでないと使えないものは衣料だが、ユニクロで代表される様に日用品すべてが 大量生産・大量消費は達成され メガネもその仲間入りしただけだ。無風だった従来の大手メガネ店にも大変な脅威がこの分野にも現れた・・・叔父さんが、知らなかっただけの話だが。

 今年の夏、工事していたこのお店・・30代と思われる 若い店長らしき方が陣頭指揮していたのを思い出す

1612- 産地直売、お店も変革 01

2016-12-25 | 日記
  スーパーのメーカーからの大量仕入れで低価格販売・・この仕組みは欧米システムが国内に入った。その結果、現代は冷蔵庫が大きくなり 車を持つ様になり日本人も買い溜めする 欧米式の購入になった。初期は物が豊富に入手で出来て、車に積み込み買い物回数も減りこれが 全国に広まっていった。これにより、経済成長期で誰もが忙しかった頃はそれが時代に合っていたのだろう。
 しかし、数十年経ち、それが当たり前になるとスーパーも合理化競争と価格競争で 仕入れ価を抑えて低価格に 更に保存期間の長い物が増えていったようだ。その結果、品質低下と季節に関係なく遠方からの食材が並んだが 流通経費が乗り価格が必ずしも安くなくなった物もある。
 近頃は、スーパーの生物が美味しくない・・、プライベート・ブランド食材は品質が必ずしも良くないことに気が付いた購入者は 道の駅に走り それを敏感にキャツチしたコンビニ業界も変わり始めたのに気付いたであろうか。  
産地直接買いとか、通販取り寄せが流行るのも 多分価格よりも昔の品質を重視し始めた人々が増えてきたが 背景には生活世帯が小さく高齢者も増え価格よりも新鮮さ・安全性・品質を求めるのだ。

 神戸のマンションに、昨年から週一度 広場に地元新鮮野菜を山ほど並べて露店販売する人がいる。近くマンションにも別の業者が同じで、販売開始の数時間で売り切れてしまい 開店前から待つ人もいる。
近くの従来からある、大型スーパーも負けずに 定額以上買う近郊の高齢者には 無料で宅配するサービスもあり車を持たない人の多くが利用しているが この直売店の新鮮さ安さによる売上げ減は深刻なのだろう。

 スーパーには更に強敵も出来た。より近い距離にあるコンビニだが、今まで無かった家庭食材の生物の「卵パック・野菜・果物」を置き始め これが入荷と同時に売り切れるのだ。車を放棄して郊外から移り住む高齢世帯の住人が購入するので、昨日まであった棚が一部消えて 代わりに大きな冷凍ショーケースが置かれ冷凍食品を並べていた。場所にも寄ると思われるが、住宅地の中のコンビニはサラリーマン・若者のストアだけでなく住人の生活ターミナルへの変化も進んでいるのだ。

 コンビニは「オデン鍋・フライドチキン・百円コーヒー」と電子レンジがあり、窓際にはテーブルが置かれ食事・喫茶も出来るし 銀行・郵便局・宅配受付まで出来るので 従来の小売店の脅威だと思われる。コンビニ商品仕入れはトヨタのカンバン・システムと似て、売れた分は補充する・・と言うのが基本だ。しかし、全国チェーン店の売上ビックデータからの 売れ筋が分ればその情報を活用して 陳列商品の入替え指示もされ 時代の沿った品揃えをリアルに行うそうだ。
 朝コンビニに行き気が付くが、雨の日には入り口にビニール傘が置かれ、暑い日には入り口のアイスが沢山入荷している。イベントのある日曜日には、おにぎりが山積み・・すべて前日に予想された布陣が敷かれている。
コンビニ経営の方から聞いた話だが、土日のイベントがあると天気予報を見ながら 仕入れ品と量を調整するのでその地域にあった自由度もある経営も可能なので楽しい仕事だと言う。

 元々、引き売り中心の江戸時代が車社会と大量生産・大量仕入れで 価格が低下した欧米販売システムが今のスーパー全盛の販売になり国内にも定着した。車社会の地方は、それでも良いが 小都市に移った世帯の人は量より質とか季節感を感じられる食材を求める様になったのだ。その点で、売上から金融情報まで把握する情報データから 顧客ニーズを忠実キャツチしそれをリアルに反映するコンビニが商法として今 一番先行しているのかも知れない。

 朝8時過ぎに登場する八百屋さんの準備風景・・10時開店を待たず どんどん売れていく。