両親が亡くなってから、二人とも20-30年にもなった。考えると、実家から離れていたも最後まで 毎年のように行き来して交流をしていた親子関係だった。
最近は、それが親子同居しても 別居しても親子交流の少ない家庭が多いらしい。子供が結婚せず同居する親子も、部屋が別なので会話がないし 子供部屋に食事を運ぶ様な親子関係などびっくりしてしまう。
40年前には、そんな親子関係は稀だった。私が思うには、1980年代に始まったテレビ・ゲームの流行が子供の育成過程で子供たちの思考能力に かなり悪影響を与えたこともあると思う。勉強よりも、ゲームに熱中して外での遊びもスポーツもしなくなった。大手家電も過激で刺激的な商品を 売り子供達のお小遣いをすべて巻き上げ事業収益を上げていた(良質な幼児教育機器を発売していたS社、私の今の企業評価ではランク落ちだが・・)
漫画なら多少思考訓練になるが、過激なゲームは反射神経の勝負だ。多くの子供が四六時中、ゲーム漬けだった若者達が 今の働き盛り世代であり 子供を持つご両親になっているだろう。時間があり何をするかと言えば、暗くなるまで目いっぱい近所の子供達で遊んだ我々の時代は、勉強も好きな科目は面白かったし、本も学校図書館から借りて手あたり次第読んだ。社会に出ても、仕事は勝ち抜きゲームだったし 40代に出現したゲーム機も横眼では見ていたが そんな時間は無いほどに 忙しかったのが 逆に幸いしたのかもしれない。
今は本も売れないしゲーム機はあっても新聞も取らない家庭も増えている。情報機器で知らない知識は簡単に得られ、興味があればスポーツなどしなくても専門家の様な解説も出来て技術にも詳しい。世の中の想定される、あらゆる出来事も劇画漫画とバーチャル/ファンタジー の画像ばかりを観ていると まるで実体験したかの様に思い込み 何でも解っている気がしてしまうのかも知れない。更にネット情報とメール交信の中にいると 仲間中心で考えが 気の合うグループの偏向したものにな 大人の人間形成にはなっていないと思う。もちろん、読書家で映画も好きで、そんな問題も早くから気が付き先輩諸氏の指導も素直に受けながら 立派に成長した若者もいる。そんな若者は企業もすぐに採用され 社会で活躍もして心配はないが・・それで今までの社会ず形成されてきた。
私たち世代は日本人に生まれた限り「礼儀・秩序・清潔・生真面目・時間・約束を守る・細部に拘り丁寧・謙虚」でなければいけないと教えられた。守れないまでも、努力はしてきた。更に古い武士道精神には「仁・儀・礼・智・信・忠・誠」とあり、人が人として美しく生きる姿勢を示し、刀を差しただけでは意味はない・・とあったが 今時の試合で見かける「サムライニッポン」コールなどは・・どうなんだろうか。
経験している事には、自信をもって行動に移したり、語ったりは出来るのだが 未体験ゾーンは 謙虚と言うか臆病なのが古いリアル世代だ。それがゲーム世代には、バーチャルとリアルの境目が少し曖昧にしたまま脳に記憶されているのかも知れない。30-40代の方たちとの話をしていて、当然だろうと思っていた事でも 少し受け止められ方が違う感じがする、何もかも自信満々の言葉も逆に不安になるし 何か心が通じていないのだ。
情報端末で世の中の動きは全て解っている、本など読まなくてもタイトルを読めば内容は解るので読まない、私はメル友が多いから・・途中で会話が中断させられたら、心ここにあらずと感じて時間は無駄になる感じだ。
ゲームだけでなく、豊かさから緩みすぎた教育制度も世界からレジャーランドと言われるほど 勉強しない大学生などの問題もある。その結果、社会に出ても仕事を選り好みして職がないと言う若者も多い。不況でもあるがゲーム世代と そうでない古い世代の二階層が企業の中でも、家族間にもある話を聞くと それに壁があり 高齢者の口癖の今頃の若者は・・ が過去と嘆く内容が今までとは違う気がする。
今日は、少し早い花見に行った。4分咲き程度だったが気温も適当で 芝生でランチタイムの家族・子供ずれの親子が沢山来ていてほっとしたが。
最近は、それが親子同居しても 別居しても親子交流の少ない家庭が多いらしい。子供が結婚せず同居する親子も、部屋が別なので会話がないし 子供部屋に食事を運ぶ様な親子関係などびっくりしてしまう。
40年前には、そんな親子関係は稀だった。私が思うには、1980年代に始まったテレビ・ゲームの流行が子供の育成過程で子供たちの思考能力に かなり悪影響を与えたこともあると思う。勉強よりも、ゲームに熱中して外での遊びもスポーツもしなくなった。大手家電も過激で刺激的な商品を 売り子供達のお小遣いをすべて巻き上げ事業収益を上げていた(良質な幼児教育機器を発売していたS社、私の今の企業評価ではランク落ちだが・・)
漫画なら多少思考訓練になるが、過激なゲームは反射神経の勝負だ。多くの子供が四六時中、ゲーム漬けだった若者達が 今の働き盛り世代であり 子供を持つご両親になっているだろう。時間があり何をするかと言えば、暗くなるまで目いっぱい近所の子供達で遊んだ我々の時代は、勉強も好きな科目は面白かったし、本も学校図書館から借りて手あたり次第読んだ。社会に出ても、仕事は勝ち抜きゲームだったし 40代に出現したゲーム機も横眼では見ていたが そんな時間は無いほどに 忙しかったのが 逆に幸いしたのかもしれない。
今は本も売れないしゲーム機はあっても新聞も取らない家庭も増えている。情報機器で知らない知識は簡単に得られ、興味があればスポーツなどしなくても専門家の様な解説も出来て技術にも詳しい。世の中の想定される、あらゆる出来事も劇画漫画とバーチャル/ファンタジー の画像ばかりを観ていると まるで実体験したかの様に思い込み 何でも解っている気がしてしまうのかも知れない。更にネット情報とメール交信の中にいると 仲間中心で考えが 気の合うグループの偏向したものにな 大人の人間形成にはなっていないと思う。もちろん、読書家で映画も好きで、そんな問題も早くから気が付き先輩諸氏の指導も素直に受けながら 立派に成長した若者もいる。そんな若者は企業もすぐに採用され 社会で活躍もして心配はないが・・それで今までの社会ず形成されてきた。
私たち世代は日本人に生まれた限り「礼儀・秩序・清潔・生真面目・時間・約束を守る・細部に拘り丁寧・謙虚」でなければいけないと教えられた。守れないまでも、努力はしてきた。更に古い武士道精神には「仁・儀・礼・智・信・忠・誠」とあり、人が人として美しく生きる姿勢を示し、刀を差しただけでは意味はない・・とあったが 今時の試合で見かける「サムライニッポン」コールなどは・・どうなんだろうか。
経験している事には、自信をもって行動に移したり、語ったりは出来るのだが 未体験ゾーンは 謙虚と言うか臆病なのが古いリアル世代だ。それがゲーム世代には、バーチャルとリアルの境目が少し曖昧にしたまま脳に記憶されているのかも知れない。30-40代の方たちとの話をしていて、当然だろうと思っていた事でも 少し受け止められ方が違う感じがする、何もかも自信満々の言葉も逆に不安になるし 何か心が通じていないのだ。
情報端末で世の中の動きは全て解っている、本など読まなくてもタイトルを読めば内容は解るので読まない、私はメル友が多いから・・途中で会話が中断させられたら、心ここにあらずと感じて時間は無駄になる感じだ。
ゲームだけでなく、豊かさから緩みすぎた教育制度も世界からレジャーランドと言われるほど 勉強しない大学生などの問題もある。その結果、社会に出ても仕事を選り好みして職がないと言う若者も多い。不況でもあるがゲーム世代と そうでない古い世代の二階層が企業の中でも、家族間にもある話を聞くと それに壁があり 高齢者の口癖の今頃の若者は・・ が過去と嘆く内容が今までとは違う気がする。
今日は、少し早い花見に行った。4分咲き程度だったが気温も適当で 芝生でランチタイムの家族・子供ずれの親子が沢山来ていてほっとしたが。