碧い山・青い海

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1706- 消える企業と残る企業

2017-06-15 | テクニクス
 日本を代表してきた東芝の、半導体事業が残念ながら海外企業に売却されてしまう様子だ。
新入社員だった頃、東芝の銀座拠点の大きなビルに通い 米国GE製品をベースに作られた仕様・モックアップモデルを受取る使い走りをしていた事がある。
 次々と商品開発して、家庭用品が市場に出て行ったのが楽しくてたまらなかった。その東芝に、こんな時代が来るとは思いもしなかった。

 18世紀末に第一次産業革命、第二次産業革命(蒸気エンジン)は20世紀初めだ。1970年に電子機器登場と「 OT-Operational Technology」で自動化技術が生産形態を改革し、今の「OT+IT-Information Technology」になったから現代を 第四次革命と言うらしい。

 この産業革命の波に、企業が付いていけなかったと言うよりも インターネットの活用時代に今までの半導体・原発事業を重要視していた事が問題だったのだろう。
確かに国内に生き残っている企業は、事業売却と新技術は企業買収(M&A)で体質を変えて 半導体を活用する流行り言葉の「IoT-Internet of Things」で新規事業に邁進しているようだ。(Thing・・物、Things ・・物事、think ・・考え)
 明治11年から創業150年に近い東芝、企業の伝統を重んじ過ぎたようだ。現代の企業経営は世界を俯瞰し、大きな流れを見逃さずに未来変化を洞察し 今必要なものより これから必要となる次の企業目標を 古い物は打ち捨てて 確実に舵取りをしなければならないのだ。

 大昔の多くの創業者の起業した原点は大抵、時代変化を読み取って・・と残されているのだが、二代・三代目の経営は過去のブランド・資産を守る重荷で 目先の収益に走り リスクのある事業変革は出来難いのだ。
 長い歴史を持つエジソン電球のゼネラルエレクトリックなど主力と言われた原子力・重電機・起業の電球までも 事業を次々と売却して 今は情報機器の先端企業として世界で君臨している別物だ。社名は同じだが、中身は別企業になっている様に時代も変われば 企業も変わらないと生き残れないのを証明している。

 時代に取り残されないためには、若い社員の感性と意見を大切に出来る経営姿勢がないと この変化の速い現代の経営は古い体質経営では 到底無理なのだ。


 オムロンの故 立石一真創業者は50年前、21世紀には物を生産する時代は終わると予測していたが企業は今も健在だ・・

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