筆のおもむくままに

 短歌を詠んでいます。一日一首、一週間前に詠んだ歌を載せています。

6/13 朝顔

2017年06月20日 | 短歌
梅雨晴れに遠足の子らの声響き朝顔の花も早く目覚める
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天気出現率

2017年06月20日 | 気象予報士のひとりごと
 今年の5月に、電子書籍『四時四十分までの旅』を出版しました。
 現役の気象予報士が書いた、気象予報士が主人公の小説です。

 その宣伝も兼ねて、月に数回、気象に関する書き物を書いています。興味があれば、『四時四十分までの旅』も併せて読んでいただけばと思います。

クリックすればamazonのページに飛びます

 私の住む近畿地方では、6月7日に梅雨入りしたとみられる、との発表がありました(宣言ではなく発表です。気象庁や気象台は、梅雨入りの『宣言』も桜の開花『宣言』もしません)。梅雨明けの平年は7月21日で、例年通りならば、あと約1ヶ月は曇りや雨の多い天気が続きます。

 普段の天気予報では、
「次に雨が降るのはいつですか?」
 と聞かれることがあります。ところが、梅雨時には、
「次に晴れるのはいつですか?」
 に変わります。TVや新聞などで、曇りや雨マークが並ぶ週間予報を見て、洗濯物などが溜まっている方が、藁にもすがる思いで尋ねてこられるのでしょう。

 そんな方々にクイズです(正解しても商品はありませんが)。昨年の梅雨期間中の44日のうち、大阪で雨が降らなかったのは、何日だったでしょうか?
 答えは13日。例年でも、梅雨期間中に雨が降るのは4分の3くらいで、4分の1くらいは降られずに済んでいます。

 各気象台は、どのような天気になりやすいかを日毎に調べた『天気出現率』の統計をとっています。
 大阪では、最も晴れやすい日は12月30日(晴れ率は約83%)
      最も雨の降りやすい日は6月23日、24日ほか(雨率は約57%)
 晴れの特異日など、耳にされたことのある方もいらっしゃるでしょう。
 必ず晴れる、雨が降る、という訳ではありませんが、比較的雨の降りやすい日のあとは晴れやすいなど、天気の流れの傾向を掴むことは出来ます。上手く活用することで、洗濯物を溜めることが減るかもしれませんよ。
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