第179話からもう一つ。
8ページ目右上の、入ったばかりのところの上にあるこの像。
右手に鞭、左手に何か円形の物(盾と思われる)、頭が鶏、足は蛇。
(私が)見たことのある意匠です。
アブラクサス(Αβρασαξ)です。
英語版Wikipediaから拾ってきた画像も出してみます。
左の方、足の蛇は細めですが似た図であることは解ると思います。
ここの詳しい解説などもご覧ください。
紀元2世紀アレクサンドリアのグノーシス派が崇めた至高神で、
Αβρασαξというギリシャ文字の表す数字の合計が365となるため、
一年の365日を司る従神格が365柱存在するとされた。
中世のキリスト教では悪魔として扱われている。
(グノーシス派の思想は「反宇宙的二元論」とも呼ばれ、
われわれが生きる世界を「悪の世界」と考え、物質や肉体を悪と看做す。)
さて、どんな立場として置かれているのやら・・・
8ページ目右上の、入ったばかりのところの上にあるこの像。
右手に鞭、左手に何か円形の物(盾と思われる)、頭が鶏、足は蛇。
(私が)見たことのある意匠です。
アブラクサス(Αβρασαξ)です。
英語版Wikipediaから拾ってきた画像も出してみます。
左の方、足の蛇は細めですが似た図であることは解ると思います。
ここの詳しい解説などもご覧ください。
紀元2世紀アレクサンドリアのグノーシス派が崇めた至高神で、
Αβρασαξというギリシャ文字の表す数字の合計が365となるため、
一年の365日を司る従神格が365柱存在するとされた。
中世のキリスト教では悪魔として扱われている。
(グノーシス派の思想は「反宇宙的二元論」とも呼ばれ、
われわれが生きる世界を「悪の世界」と考え、物質や肉体を悪と看做す。)
さて、どんな立場として置かれているのやら・・・
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