→新宿武蔵野館にて
■製作年:2010年■監督:スサンネ・ビア■出演:ミカエル・バーシュブラント、トリーネ・ディアホルム、ウルリク・トムセン、ヴィリアム・ユンク・ニールセン、マークス・リーゴード、他
見応えのある映画でした。今年のアカデミー賞の外国語映画賞を取った作品です。やはり何らかの形で賞を受賞している映画は期待を裏切りませんね。今回この映画を見てあらためてそう思 . . . 本文を読む
→吉祥寺バウスシアターにて
■製作年:2010年
■監督:テレンス・マリック
■主演:ブラッド・ピット、ショー・ペン、ジェシカ・チャスティン、他
今年のカンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞した作品「ツリー・オブ・ライフ」を見ました。その映画のポスターにはブラッド・ピットとショーン・ペンの写真が大きく配され、家族の映画と聞いていたのですが、確かにこれ . . . 本文を読む
→銀座テアトルシネマにて
■製作年:2010年
■監督:エミリオ・アラゴン
■主演:イマノル・アリアス、ルイス・オマール、ロジェール・プリンセプ、カルメン・マチ、他
モントリオール世界映画祭とシアトル国際映画祭で観客賞を受賞し、ぴあの出口調査でも満足度No.1であったというスペインの映画「ペーパーバード 幸せは翼にのって」を見ました。映画館は前評判がいいのかミ . . . 本文を読む
昨年から映画館で映画をよく見るようになりました。30年近く前の学生の頃は、二番館とか名画座と呼ばれるところで映画を見まくっていました。それも社会人になるとだんだんと映画館へ足を運ぶことがすくなくなりました。ビデオも普及し気軽に自宅で映画を楽しむことができるし、ビデオレンタルに比べ映画料金がとても高く感じたこともあり、時間当たりのコストパフォーマンスが悪いように思えました。それ以外にも、ほかに楽しい . . . 本文を読む
■日時:2011年8月24日(水)、20:00〜
■劇場:座・高円寺2
■原作:寺山修司
■演出:松下ユリア
■出演:弘田真由、清水香、木下菜月、沖咲良、橋本道、谷崎麻亜沙、生田和望、池田はるか、魚住理子、他
昨日アップした寺山修司のメルヘン「踊りたいけど踊れない」を原作としたモダンダンス公演を見に行きました。心と身体がアンバランスな少女期を描いたポエムに近 . . . 本文を読む
寺山修司(文)と宇野亜喜良(イラスト)による少しスパイスが効いたメルヘンチックな絵本がある。
自分の思い通りに動かない、手、足、そして口。それって思春期の頃、身に覚えないか・・・。
今の自分は本当の私ではない、閉じ込められた感覚。それって思春期の頃、身に覚えないか・・・。
もう一人の自分を感じるたよりない初恋の話。それって思春期の頃、身に覚えないか・・・。
寺山修司の紡ぎ出す言葉は目を覚ま . . . 本文を読む
→シアター・イメージフォーラムにて
■製作年:2010年
■監督:イエジー・スコリモフスキ
■出演:ヴィンセント・ギャロ、エマニュエル・セニエ、他
先週アップした映画「BIUTIFUL ビューティフル」に続き死線をさ迷う男の映画を見ました。極限に追い込まれた男は如何なる姿を見せるのか?ポーランドの伝説の映画監督、このイエジー・スコリモフスキの「エッ . . . 本文を読む
先週の金曜日、以前勤務していた会社の部下だった女性Kさんに、池袋の「明日館」という場所へ“ひまわり”を見に行きませんか?と誘われて会社の同僚、コピーライターのHさんご夫妻とともに行ってきました。なぜ“ひまわり”かというと、今回の原発事故で問題となっている放射性物質による土壌汚染の除去のシンボルとしてその花があるということなのです。放射性物質の一つ、原 . . . 本文を読む
銀座を歩いていて目にしたのが銀座松屋で開かれている「ルパン三世展」のポスター。私はアニメ・ファンでもないが、ちょっと気になった。「ルパン三世」は私が思春期の頃に見たアニメでも特に面白かったものだからだ。それでつい歩みを止めて展示会場へ向かってしまった。
中学生時分の私にとって「ルパン三世」は大人の雰囲気を醸し出していたアニメだった。ルパンの独特のユ . . . 本文を読む
→新宿ピカデリーにて(8/19にて上映終了)
■製作年:2010年
■監督:チャン・イー・モウ
■出演:チョン・ドンユイ、ショーン・ドウ、他
中国映画「サンザシの樹の下で」を見ました。わかっちゃいるけど泣けてくる。素直に映画の世界に浸り思わず暗い映画館の椅子に座りながら涙を流してしまいました。私は江戸川乱歩や寺山修司、泉鏡花といった作家や映画もどち . . . 本文を読む
→TOHOシネマズシャンテにて(8/18で終了)
■製作年:2009年
■監督:アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ
■出演:ハビエル・バルデム、マリセル・アルバレス、ディアリァトゥ・ダフ、他
日比谷の映画館で「BIUTIFUL ビューティフル」を見ました。末期癌におかされた一人の男を描いた話です。私の年齢も50歳になり、全く人ごとではないよなと思え . . . 本文を読む
映画監督ヴェルナー・ヘルツォークに関する書物を書店で探しても見つかりません。ネットで調べるとこの本がありました。で、早速購入。後書きを読むと世界的に見てもヘルツォークに関する本は見当たらないようです(本が出版された2000年の時点で)。ですからこの本は貴重な本といえましょう。本日はその本に寄稿されていた二人の方の文章を引用させていただきました。(以下、パンドラ発行:「解凍!ヘルツォーク」からの引用 . . . 本文を読む
■製作年:1978年■監督:ヴェルナー・ヘルツォーク■出演:クラウス・キンスキー、イザベル・アジャーニ、ブルーノ・ガンツ、他
古典ホラー映画の名作F・W・ムルナウによる「ノスフェラトゥ」をヴェルナー・ヘルツォーク監督がリメイクした映画です。その古典映画における吸血鬼のスタイル、頭は禿げて、耳が尖んがり、目が落ち込んで淵が黒ずんでいる、そして口は二本の牙が目立って生えている、指の . . . 本文を読む
■製作年:1969/1970年
■監督:ヴェルナー・ヘルツォーク
■出演:ヘルムート・デーリング、ゲルト・ギッケル、パウル・グラウアー、他
ヴェルナー・ヘルツォークの映画「小人の饗宴」は、一言でその印象を表すとしたらなんと表現したらいいのだろう。暴動?遊び?階級闘争?イジメ?ゲーム?笑い?悪夢?…。映画は小人達しか登場しません。特権階級らしき中年の男が、被支配階 . . . 本文を読む