ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

ブカレストの新名所、チャイナタウン

2009-04-24 | ルーマニア・ブカレストの日常

 
さっそく探訪、ルーマニアの首都のチャイナマーケット「Dragonul Roşu、ドラゴン・ロシュ」(=ルーマニア名、わたしたちは簡単にレッド・ドラゴンと呼んでいます)。巨大な敷地に見本市会場のようなしつらえの箱型店舗がいくつも。おおきな「酒店」もあり。
 


中は見本市会場のようなブースで区切られた同じ大きさの店舗がずらり。通路を碁盤の目に張り巡らせ、その周りは店舗・店舗・店舗。しゃれた店構えは無く、商品を所狭しと並べています。
 


衣料品から雑貨、家具、工具、何でもあり。でもよく造りを見て品選びをしましょう、粗雑なものも多いし、ブランドのコピー商品も堂々と売っています。「もちろん違反なんだけどね。」とマイダーリン。ここだけは治外法権?
 


建物の正面玄関の横、メイン広告に笑顔を見せているのこのルーマニア人女性は?



世界的に名を馳せたこの方、韓国の某ミュージアムでも白いレリーフ像になっておられます。



さらにヒントをもう一枚。ソウル市内にあるオリンピック記念ミュージアムで、昨年11月に訪れたときのもの(本記事はこちらこちらから)。

はい、このかた、ナディア・コマネチさん。1976年モントリオール五輪・体操の白い妖精、コマネチさんがイメージ・キャラクターを勤めます。
 


トイレももちろん館内に完備。通路のいたるところにあるので見つけやすいです。が、普通のショッピング・モールや大型スーパーのトイレはみんな無料なのに、ここチャイナマーケットでは有料。一般客1レウ、店員さん50バニ(=1レウの半分)。ここで働いている人にも有料なのにはびっくり。これが中国式なのかなぁ?

マイダーリン、「ヒロコは同じようなアジア人なんだから、店員の振りして入ったら?」ってそんなわけには行かないでしょう~第一、中国語話せないし。何か言われたらすぐにばれるでしょ。
 


こんなジャケットを着た人に出会いました。
「わたしは日本から来ました、素敵なジャケットですね、写真に撮らせてもらってもいいですか?」
「え?僕?ちょっと恥ずかしいけど、どうぞ~。」
「どこで買ったのですか?」
「ここだよ。」 
これもびっくり。中国製の日章旗ジャケット。売れるものなら何でも作ってしまうのね~。さすがの中国パワー。
 


この「Dragonul Roşu」、一般的には観光客が訪れるようなところではなく、地元の人のショッピングスポット。とはいえ、東欧のルーマニアに出来たチャイナタウン、一見の価値はあるかも。 


「Dragonul Roşu、ドラゴン・ロシュ」への行き方:
ブカレスト北東部にあるチャイナマーケットへは2通りの行き方があります。

その①:市内から無料送迎バスを利用


地下鉄M3線Costin georgien駅を出たところに大きなバスロータリーあり。そのバス停Bd.Basarabiaに発着しています。朝は5時から運行、チャイナマーケットは早仕舞いなので14時30分まで、ほぼ30分に一便の予定。曜日により臨時増発あり。余り待たずにすぐに乗れます。なんといっても無料がうれしい!



その②:ブカレスト・ノルド駅から国鉄利用


ノルド駅発着のこの路線は4月に開通したばかり。オレンジ色の車両が特徴。ここは単線なので一連結の車両がピストン運転していて、一日4往復。時刻はほぼ正確。片道料金2.7レイ。ドラゴン・ロシュ駅(このあたりの地名でパンテリモンとも言います)の切符売り場は下の写真の白いブース。



関連記事「ナディア・コマネチさん」:
もちろん今でも有名人で、その後の様子がたびたびテレビや新聞で報道されます。こちらのブログ、以前のコマネチさんの記事はこちら(国民的英雄)こちら(コマネチ記念日)から。

関連記事「以前のチャイナマーケット」:
ルーマニア人が「ヨーロッパ」と呼んでいた以前のチャイナマーケットの様子はこちら(ゴミだらけ編)こちら(激安編)から。

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いつもご声援ありがとうございますm(__)m


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4 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (アイロンマン)
2009-04-24 19:45:54
日の丸ジャケット、さすが中国人!
商魂たくましい(笑)

コマネチが10点満点を出してもう33年になるのですね!
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アイロンマンさんへ (マドモワゼル・ヒロコ)
2009-04-25 02:51:55
>コマネチが10点満点を出してもう33年
って、すごいですよね。時のたつのが早い。コマネチさん、当時16歳としても49歳。「アラフィフ」ですねぇ。(人のこと言ってる場合じゃない!!)
アイロンマンさんはそのころロシアだったんだぁ。ロシアじゃなくて、ソ連、ですよね、ばりばりの共産圏。
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中国人 (mari)
2011-02-06 17:53:08
China powerすごいですね。名古屋も中国人が増えました。コンビニでも働いています。

ルーマニアにも中国のマーケットとは。本当に中国人は世界中にいますね。それだけ順応性も高いのでしょう。
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mariさんへ (マドモワゼル・ヒロコ)
2011-02-07 16:47:52
私の実家あたりでも、中国人、増えました。スーパーでもレストランでも働いているし、日常の買い物にも来ています。

たしかにおっしゃる通り、順応性・適応力が優れているとしか思えません。それだけ地道に我慢強く努力できるってことかな=?
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