港区まち創り研究会(まち研)ブログ

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羽田空港・新飛行経路の運用状況についての説明・意見交換会に出席しました

2021-07-31 11:48:09 | 港区のできごとあれこれ
7月30日、衆議院第2議員会館で、国土交通省航空局5名、高輪地区の町会長10名、山田美樹衆議院議員、鵜飼区議会議員、なかね区議会議員による「羽田空港・新飛行経路の運用状況についての説明・意見交換会が開催されました。
山田議員の司会進行で、森住首都圏空港課室長より、「羽田空港の新飛行経路について」の説明がありました。
新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、便数は減っており、A、B、C滑走路の便数は2月では63%減、4月では36%減となっている。1年間の北風、南風の年間実績は予想より南風が少なく、63%、37%の割合となっている。
騒音についても飛行機の高度を上げることにより少なくしており、騒音が少ない小型機の割合が多くなっている。騒音を少なくするよう努力しているとのこと。
落下物について、新飛行経路において確認された落下物は0件とのこと。
運用状況について、詳細な説明はあったが、これから飛行ルートを変えるとか便数を減らすとか飛行時間を短くするとか具体的な提案がなかったのは残念です。
議員や町会長の質問もこれに集中しており、羽田空港になぜこれだけ負担をかけるのか、首都圏の別の空港の利用を促進してほしいなどの意見が強くだされました。
国土交通省の誠意ある努力は認めるが東京一極集中の国の根本的な考え方を変えていかないとなかなか進展しないのでは感じました。

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