港区まち創り研究会(まち研)ブログ

港区の情報、まちづくり情報をお伝えします。
海外の街あるきの報告もあります。

金沢の旅その1 21世紀美術館

2017-06-24 09:32:24 | 日本の街から
仕事では何度か訪れているが、今回会社の研修旅行として初めて金沢の町歩きを楽しんだ。
10年ぶりに来た金沢は大きく変わっていた。
まず、SANNA(妹島和世・西澤立衛)の設計した金沢21世紀美術館を見た。さすが21世紀美術館というだけあって美術館という概念が一変する。
こんなに地域に開かれた美術館は見たことがない。円形の建物のまわりはオープンスペースに囲まれ、どこからでも美術館に入ることができる。
オープンスペースの中にインスタレーション(体験型美術作品)が配置され、様々な体験を楽しむことができる。
円形の建物はほとんどガラスで覆われており、内外の一体感を示している。無料で建物の中や展示を見れる部分も多く、気楽にアートに接することができる。
美術館というより、開かれたアート・コミュニティスペースという概念に近い。
大勢の人が訪れており、中高生の団体もアートを体験し、大喜びしていた。
プールのインストレーションは、中に入るとプールに入っているような錯覚が面白い。プールの上から中に歩いている人も水の中にいるように見える。
円形の美術館の中に四角い展示室や中庭がいくつかある。有料の展示室は細密画池田学展も見応えがあったし、無料の市民向け展示室には、写真展などが開催されていた。
こんなに身近にアートに接することができる美術館は素晴らしいと思う。
レストランもガラスで囲まれ明るい。食事も美味しかった。


まわりはオープンスペースで囲まれている

ガラスで覆われた外観

透明な内部空間

ロビーの椅子

中庭とインスタレーション

市民グループの写真展示

プールを上から見る

プールの中に入った様子

プールの中の様子

中と外との一体感がある

中庭の様子

外がよく見える明るいレストラン

パスタ料理

外のインスタレーション

外のインスタレーション
コメント
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