鴨が行く ver.BLOG

鴨と師匠(ベルツノガエル似)と志ん鳥のヲタク全開趣味まみれな日々

今年読んだSF 2010

2010年12月30日 15時58分58秒 | ゲーム・コミック・SF
近所の花屋さんに迎春花を買いに行ったら、オマケにバルーンアートのウサギさんをいただきましたわーい
さて、一年を振り返る時期になってまいりました。昨年同様、今年も通勤電車の中で毎日読み続けてきたSFレビューを総ざらえ。途中でバージェス・モンスターものを読んでたりしたので、昨年よりも読むペースは遅め・・・かと思ってたんですが、こうして並べてみると結構読みましたなぁ。

「太陽系最後の日~ザ・ベスト・オブ・クラーク1」アーサー・C・クラーク
「時間衝突」バリントン・J・ベイリー
「第81Q戦争」コードウェイナー・スミス
「ノパルガース」ジャック・ヴァンス
「祈りの海」グレッグ・イーガン
「虚空の眼」P・K・ディック
「反対進化」エドモンド・ハミルトン
「果しなき流れの果に」小松左京
「蝉の女王」ブルース・スターリング
「造物主(ライフメーカー)の掟」ジェイムズ・P・ホーガン
「虎よ、虎よ!」アルフレッド・ベスター
「わが愛しき娘たちよ」コニー・ウィリス
「都市と星」アーサー・C・クラーク
「伝道の書に捧げる薔薇」ロジャー・ゼラズニイ
「ユービック」P・K・ディック
「故郷から10000光年」ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア

うひゃあ、読んだ読んだ!(^_^;職場が移転して通勤時間が延びたのが利いたか?
今年は長編と短編集をできるだけ交互にバランスよく読むことを心がけました。まぁ、たまたま買い貯めたSFに短編集が多かったからというだけの理由ですがヽ( ´ー`)ノ絶版ものも4冊ほど。昨年よりもマニア度高めなラインナップになってるような気がするなぁ。

そして、昨年同様に、今年も1冊だけどうしてもレビューできなかった本があります。
百億の昼と千億の夜/光瀬龍(ハヤカワ文庫JA)

む、難しかった・・・(-_-;「難解な作品」だという話は方々で聞くのでそれなりに覚悟して読み始めましたが、字義通りの「難解さ」というよりも、自分の視点をどこにおいて読めばいいのか、作者の意図をどこまで解釈(曲解も確信犯も含めて)すればいいのか、最後まで迷って結局立ち位置を決めかねたまま読了してしまった、という、いわば「取り組み方が難しい」。勢いのままに書きなぐった落書きと集めまくったガラクタをごっちゃにした山の中から、一筋の光を見いだそうとしているかのような作品です。もっと若いうちに読むべきだったかなぁ。うーむ。

というわけで、来年もレビューできない作品が一つ残ってしまいそうですが(笑)まだ読んでないSFが本棚にぎっしり収まってますからね、来年も読み続けます!(-_☆
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