ツマさんからいただいた赤いオンシジュームが満開ですオンシが咲くと年末ですねぇ。
さて、ぼちぼち一年を振り返る時期ですが、今年はこれといって大きな出来事もなく(-_-)鴨も師匠も志ん鳥も元気で恙無く一年を終えることができそうです。というわけで、今回はちょっと趣向を変えて、昨年秋辺りから地味に続けているSF読書レビューを一年分洗い出してみたりする。今年書いたレビューはこちら↓
●「ノヴァ」サミュエル・R・ディレイニー
●「非Aの世界」A・E・ヴァン・ヴォークト
●「鼠と竜のゲーム」「シェイヨルという名の星」コードウェイナー・スミス
●「幼年期の終わり」アーサー・C・クラーク
●「禅銃<ゼン・ガン>」バリントン・J・ベイリー
●「時の声」J・G・バラード
●「愛はさだめ、さだめは死」ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア
●「宇宙のランデヴー」アーサー・C・クラーク
●「バベル-17」サミュエル・R・ディレイニー
をを、結構読んだなぁ。最初と最後がディレイニーなのは全くの偶然ヽ( ´ー`)ノ
実は、読んだけれどレビューしてない作品もひとつあります。「幼年期の終わり」の後、「禅銃」を読み始まる前までの4ヶ月ほどはその本に係りっきりでした。それがこちら。
闇の左手/アーシュラ・K・ル・グィン、小尾芙佐訳(ハヤカワ文庫SF)
これがねぇ。面白くなかったというわけではなくて、むしろかなり興味深く読み進んだ作品なんだけど、何故か自分の中で巧く感想がまとめ切れなくて、レビュー手つかずのまま現在に至っております。
今となってはジブリのアニメ「ゲド戦記」の原作者としての方が有名な、アーシュラ・K・ル・グィン。「ゲド戦記」は一般的なジャンル分けではファンタジーに属する作品ですが、この「闇の左手」もひょっとしたらSFよりもファンタジーなのかも、いや、そもそもそうしたジャンル分け自体が無意味な作品なのかも、と鴨は思います。たぶんル・グィンにとっては、SFとかファンタジーといったジャンル分けは別にどうでも良くて、異世界に生きる人々の心情を丹念に描くことこそが重要なことなんじゃないかという気がします。この先何年か経って、ふと読み返したくなるような作品なのかもしれません。その時にはレビューをまとめたいなぁ。
来年もSF読みは継続していく予定です。とりあえず、出かけるたびに本屋に寄って買い集めた手持ちのハヤカワ文庫と創元推理文庫を読み切らねば(-_☆きらーん
しかも、最近はamazonのマーケット・プレイスで絶版本を探すという禁断の喜びに目覚めてしまいまして(笑)来年以降はマニアックな絶版本もたまに登場予定。どれだけの人がこのレビューを読んで下さっているかわかりませんが、来年も気の向くままに読んでレビューしてアップしていきますので、これからもお楽しみに~。
さて、ぼちぼち一年を振り返る時期ですが、今年はこれといって大きな出来事もなく(-_-)鴨も師匠も志ん鳥も元気で恙無く一年を終えることができそうです。というわけで、今回はちょっと趣向を変えて、昨年秋辺りから地味に続けているSF読書レビューを一年分洗い出してみたりする。今年書いたレビューはこちら↓
●「ノヴァ」サミュエル・R・ディレイニー
●「非Aの世界」A・E・ヴァン・ヴォークト
●「鼠と竜のゲーム」「シェイヨルという名の星」コードウェイナー・スミス
●「幼年期の終わり」アーサー・C・クラーク
●「禅銃<ゼン・ガン>」バリントン・J・ベイリー
●「時の声」J・G・バラード
●「愛はさだめ、さだめは死」ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア
●「宇宙のランデヴー」アーサー・C・クラーク
●「バベル-17」サミュエル・R・ディレイニー
をを、結構読んだなぁ。最初と最後がディレイニーなのは全くの偶然ヽ( ´ー`)ノ
実は、読んだけれどレビューしてない作品もひとつあります。「幼年期の終わり」の後、「禅銃」を読み始まる前までの4ヶ月ほどはその本に係りっきりでした。それがこちら。
これがねぇ。面白くなかったというわけではなくて、むしろかなり興味深く読み進んだ作品なんだけど、何故か自分の中で巧く感想がまとめ切れなくて、レビュー手つかずのまま現在に至っております。
今となってはジブリのアニメ「ゲド戦記」の原作者としての方が有名な、アーシュラ・K・ル・グィン。「ゲド戦記」は一般的なジャンル分けではファンタジーに属する作品ですが、この「闇の左手」もひょっとしたらSFよりもファンタジーなのかも、いや、そもそもそうしたジャンル分け自体が無意味な作品なのかも、と鴨は思います。たぶんル・グィンにとっては、SFとかファンタジーといったジャンル分けは別にどうでも良くて、異世界に生きる人々の心情を丹念に描くことこそが重要なことなんじゃないかという気がします。この先何年か経って、ふと読み返したくなるような作品なのかもしれません。その時にはレビューをまとめたいなぁ。
来年もSF読みは継続していく予定です。とりあえず、出かけるたびに本屋に寄って買い集めた手持ちのハヤカワ文庫と創元推理文庫を読み切らねば(-_☆きらーん
しかも、最近はamazonのマーケット・プレイスで絶版本を探すという禁断の喜びに目覚めてしまいまして(笑)来年以降はマニアックな絶版本もたまに登場予定。どれだけの人がこのレビューを読んで下さっているかわかりませんが、来年も気の向くままに読んでレビューしてアップしていきますので、これからもお楽しみに~。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
オンシは年が明けた今もみなつぼみのままで、本当にこのままずっとつぼみで終わってしまったらどうしようかと思い始めているところです。
子どもの時に読んだゲドしか知らなかったのですが、amazonで見たらいろいろSFジャンルで本を出していたんですね、ル・グィン。気になるのでまずは図書館で見てきます。
ル・グィンは数は少ないですがSFを書いています。が、この「闇の左手」もそうですが、SF的な設定を元にした人間ドラマが主体で、良くいえば読み応えがありますが悪くいえば大変くどいです(笑)たぶん本人は、SFでもファンタジーでもどうでも良かったような気がしますヽ( ´ー`)ノ