鴨が行く ver.BLOG

鴨と師匠(ベルツノガエル似)と志ん鳥のヲタク全開趣味まみれな日々

生賴範義展に行ってきました

2018年01月14日 17時08分56秒 | 美術館・博物館
しまったぁ、正月明けの激務にかまけていたら既に始まっていた!Σ(-Δ-;
というわけで、週末にいそいそと出かけてまいりました。ずっと楽しみにしてたのよ、この展覧会。

生賴範義展(上野の森美術館) ※「生頼範義」と表記されることもあります。

SF好きなら絶対どこかで一度は目にしたことがあるであろう、いや特にSF好きでなくとも絶対に目にしているはずの、ワン・アンド・オンリーなイラスト職人・生賴範義氏。鴨もSF者として本当にたくさんの生賴作品にお世話になっていて、アシモフ「ファウンデーション・シリーズ」やダン・シモンズ「ハイペリオン」はもちろんのこと、平井和正「幻魔大戦」に至ってはあのカバーアートとセットでないと作品を思い出せないぐらいヽ( ´ー`)ノSF以外にも、歴史物や戦記物でたくさんの作品を残しています。
とはいえ、商業イラストレーターとして「商品」である作品を注文に応じて描く、という仕事の性質故か、氏の作品が体系立てて記録・研究・公開されたのはこの展覧会(今回は東京巡回展)が初めてのようです。主催者は大変な情熱と大変な苦労をもってこの展覧会開催にこぎ着けたそうで、涙なくしては読めないその顛末はこちら。こうした情熱的なファンと業界の皆さんの努力のおかげで、こうして一SF者に過ぎない鴨も、生賴氏の原画を直に目にする機会に恵まれました!関係各位に深く感謝!

さて、会場に入るといきなりこれがどーんと。
「生賴タワー」ヽ( ´ー`)ノ
氏がカバーアートを手がけた書籍が、単行本から文庫本、ムックに至るまで、会場の天井近くまでうずたかく展示されています。このタワーを囲む壁面には、同じく氏が手がけた映画ポスターの数々がびっしり。もぅここで涙目の鴨(T_T)しみじみとタワーを眺めるお客さん多数(ちなみに大半が鴨よりちょっと上の年代の男性一人客ヽ( ´ー`)ノ)。お気持ちわかります、はい。

こんな映画のポスターも描いてたんだ(^_^;

 タワー!

この先は、原画が展示されているエリアに続きます。原画も一部は写真撮影可能!ヽ(^o^)ノ
原画を初めて目にして印象的だったのは、思ったよりもサイズが小さいこと。そして、タッチがかなりラフなこと。大きな画面に緻密に描写してるからあれだけの迫力が出せるんだろうな、と勝手に思い込んでいたので、この小ささとラフさは結構驚きでした。それでいて、描かれた世界の重厚さは全く損なわれていませんからね。たくさんのモチーフを過不足なく並べる構成力も圧巻。観ているうちにぐったり来ますヽ( ´ー`)ノ
鴨的には、やっぱりSF系のカバーアート原画をたくさん観られたのが嬉しかったなー。うわっ、この作品も、あの作品も、あれもこれも生賴氏の作品なんだ!と、一人で驚きながら鑑賞。若いお客さんたちにとって生賴作品は「歴史ゲームのパッケージイラスト」らしいですけど、鴨的にはやっぱりSFですよ!いやー、目の保養になったわー。

散財覚悟でSF系グッズまとめ買い!

「ファウンデーション」のクリアファイルを買える機会なんて、この先まずないだろうなぁヽ( ´ー`)ノ
「ノヴァ」のポストカードは、額に入れてSF専門本棚の上に飾りました。眺めながらニヤニヤしております。うふふふふ、楽しい
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本棚晒す その2

2017年08月22日 20時08分10秒 | 美術館・博物館
先日「本棚晒す」をやらせていただきましたが、そういえば鴨専用の本棚がもう一つあったなー、と思い出し、改めて晒してみます。あまり本棚って印象じゃないですが。
それが、冒頭写真の図録専用棚です。気に入った美術展・博物展の図録を気ままに買い貯めてきたら、こんなボリュームになりましたヽ( ´ー`)ノ
そもそもデカいからなー、図録。溜まるとスゴく圧迫感あります・・・。

さらにこれだけある。

最近はしまうスペースがなくなってきて、出来るだけ買わないようにしてますけど、「深海展2017」はさすがに買わざるを得なかったなー。
もう本当にスペースないよ(^_^; 少し手放そうかなぁ・・・。
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バベルの塔を観に行ってきました

2017年05月15日 21時19分20秒 | 美術館・博物館
久しぶりの美術館訪問です
週末にちょっと時間が取れたので、気になっていたこの展覧会に行ってきましたー。

ボイマンス美術館所蔵 ブリューゲル「バベルの塔」展(公式サイト)

タイトルは「バベルの塔」ではありますが、日本初公開のヒエロニムス・ボスの真筆があったり、この時代のネーデルラント絵画が大量に来ていたり、他にも見所満載の展覧会です。「バベルの塔」は客寄せの目玉かなー、と思ってました。
が。

ボスも何もかも、最後の部屋の「バベルの塔」観たら全部吹っ飛びましたヽ( ´ー`)ノ

いやー、観に行って良かったわー。「バベルの塔」、スゴいですよ。陳腐な感想でスミマセン(^_^;
ブリューゲルの「バベルの塔」は2つあり、今回来日しているのは2枚目の小さな方。想像以上に小さい絵です。が、もんのすごい分厚い世界観!緻密な書き込み!肉眼じゃ無理!!
どんなアート作品にも須く言えることですが、やっぱり生で観ないとわからない「何か」が、この絵にもあります。作品全体に漂う尋常ではない緊迫感も素晴らしい。混雑してると被りつきで観るのはなかなか難しいかもしれませんが、ぜひ時間を掛けて被りつきで観てください。強烈ですよ。

そして、この展覧会を観に行った、もう一つのお目当て。
大友克洋が描いた「バベルの塔」!!
大友氏の原画!!
詳しい下りは、「芸術新潮」を読んでくださいヽ( ´ー`)ノ
これねー、企画展会場入り口横のデッドスペースにひっそりと飾られていて、ほとんどお客さんがいないのよ。もったいなさ過ぎる!これも本家同様、生で観ないと迫力が伝わらないですよー。

会期後半はますます混むと思われますので、行くなら今のうち!
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この春行きたい展覧会

2017年04月13日 21時57分21秒 | 美術館・博物館
しまった、始まってた!Σ(-Δ-;

特別展「茶の湯」(東京国立博物館)

今年の頭から、絶対見に行かなきゃ!と思ってるんですよねー。週末は激混みだろうから、平日に有給とって観に行こう、うん。
こちらもセットで観ておきたいですねー。

茶碗の中の宇宙〜楽家一子相伝の芸術(国立近代美術館)

この二つは、5月までにマストね!
これも気になる。胸焼けしそうだけどヽ( ´ー`)ノ

雪村〜奇想の誕生(東京芸術大学美術館)

そしてそして、まだ先の夏の開催だけど、今年絶対外せないのはこれだぁ!!

特別展「深海2017」(国立科学博物館)

なにこのSFアニメみたいなタイトル!(笑)
これはねー、昨年発表になってからもぅ本当に楽しみ。もちろん、世の中のお子ちゃまたちが夏休みに入る前に、有給とって観に行きますよ!お小遣い貯めておかなきゃ!(←グッズ買い込む気満々ヽ( ´ー`)ノ)
いやー、楽しみだなーー
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始祖鳥さん!

2017年03月27日 21時45分00秒 | 美術館・博物館
こんな展覧会を見に行ってきました。やっぱり科博は楽しいぞ!

特別展「大英自然史博物館展」(国立科学博物館公式サイト)

何が観たかったかといって、やっぱり

始祖鳥!

最新の古生物学では、現生鳥類の直系の先祖との解釈にはなっていないようですが、それでもやっぱり鳥っぽいよなー。と、改めて感慨。
不肖鴨、なにしろ鳥好きなもんで、どうしても鳥系の写真が多くなりますヽ( ´ー`)ノ

モアの骨格標本!

グールドが研究したセキセイインコさん(T_T)君たちの命は無駄にはしないよ!

ダーウィンが「進化論」を書くきっかけにもなったフィンチたち。

ヒクイドリ!

ドードー!!

・・・もぅほんとに、鳥ばっかりでスイマセン(^_^;
博物史がテーマなだけに、取り扱う題材の幅が本当に広く、見る側もある程度勉強して行かないと散漫な印象で終わってしまいがちな展覧会ではあります。事前予習を強くオススメ!始祖鳥だけじゃもったいないですよー。
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ラスコー展に行ってきました

2016年12月22日 21時39分36秒 | 美術館・博物館
これねー、正直そんなに期待してなかったんですけど、なかなか面白かったです!オススメ!
やっぱり科博は楽しいなー。

特別展「世界遺産 ラスコー展〜クロマニョン人が残した洞窟壁画〜」(公式サイト)

教科書によく登場する、あのラスコーの壁画です。実物大模型が科博の企画展示室にどどーんと並んでます。
えーでも、しょせんレプリカでしょ?・・・まぁ、確かにレプリカなんですけど、ラスコーの壁画ってこんなにデカかったの!?Σ(-Δ-;これはねー、実物大で目にしないと、迫力が伝わりませんねー。力強い筆致といい、洞窟自体の複雑な構造といい、何故わざわざここにこんな絵を描いたのか未だに謎だという点といい、いろいろと驚き満載。

暗闇の中、なぜこれを?

鳥 人 間

もぅ謎過ぎて、突っ込みどころ満載ヽ( ´ー`)ノ
石器時代の人類の文化を解説した展示も、すごく勉強になりました。クロマニョン人の時代になって、急速に「美意識」が発展するんですね。現代の我々の目で観ても、クールでカッコいい武器や彫刻がずらりと並んでます。
とりあえず、歴史好きは観ておいて損は無い展覧会です。客層は割と高め、落ち着いた雰囲気で良いですよー。
ラスコーって、ドルドーニュにあるんだ・・・。
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「宇宙と美術」展

2016年09月27日 21時03分07秒 | 美術館・博物館
今日は半休を取って、久しぶりに六本木ヒルズに出かけてまいりましたー。

宇宙と芸術展(森美術館公式サイト)

六本木ヒルズの52階、突然現れる「はやぶさ2」の模型。そういう傾向の展覧会なのかなー、と思うと、これがちょっと違うんですねー。
結構評価が難しい類の展覧会だなと思います。鴨的には、前半の美術史的に価値ある展示が興味深いと思いましたが、後半の現代美術は「宇宙」というワードで集めてみましたと言う感じで、「はぁ、そうですか・・・」以上でも以下でもなかった、というのが正直なところ。評価が難しい展覧会ですね。それなりに楽しかったんですけども。

アイザック・ニュートンの初版本よー。

これはちょっと感動。見る人を選ぶと思いますがヽ( ´ー`)ノ

うつろ舟だー。(これ、期待してたんですけど、全て複製でした(^_^;)

と、微妙な感じではあったんですけど、チームラボの作品は観ておいて損はないですよ!これだけで1,600円払う価値はあるかと。
鴨は遠慮なく展示室のど真ん中に陣取って、20分ぐらい堪能させていただきました。これは面白いですねー。

お土産は、JAXAのトートバッグと「うつろ舟」マステ。

さて、明日からまたお仕事頑張るか・・・。
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鈴木其一展

2016年09月19日 17時40分24秒 | 美術館・博物館
3連休の最終日、久しぶりに美術館に行ってきましたー。

鈴木其一 〜江戸琳派の旗手〜(サントリー美術館公式サイト)

日本美術の展覧会に行くと、かなりの確率で目にすることが出来る鈴木其一。琳派展なら確実に観られます。が、だいたいは宗達・光琳・抱一に続く琳派の流れで数点程度展示される感じ。琳派というと何故か宗達・光琳・抱一でセットのイメージが強くて(風神雷神図屏風のせいかなぁ(^_^;)、其一は正直「ついで」感が拭えません。
今回の展覧会は、そんな其一メインの、ありそうでない企画ですよ!会場はまぁまぁの人出、他の琳派を前面に押し出した展覧会に比べれば落ち着いた感じでしょうか。

琳派は時代が下るとともに先鋭化してくるらしく、其一の画風は「手術用のメスのよう」と評されます。
そんな例えが深くなっとく出来るぐらい、いやもぅキレッキレですよ其一。何で江戸時代にこれ描けるの、と不思議に思えてしまうぐらいエッジィです。とはいっても、別に奇抜な題材を選んでいるわけではなくて、伝統的な花鳥風月や風俗画を描いてるんですけどね、何と言うかこぅ「解像度」が段違いです。しかもスゴくメリハリの利いた解像度。抜くところは抜き、描くところは描く、そのセレクトっぷりが実にモダンです。

でも、一番気に入ったのは、そんな其一らしさとはちょっと違う、こんな作品だったりするヽ( ´ー`)ノ

あーひーるーーー。

恥じっこの白いアヒルのお尻がねぇ、もぅ萌死ですねぇヽ( ´ー`)ノ
お尻可愛さに、大判絵はがき買ってきちゃったヽ( ´ー`)ノどこに飾ろうかなー。
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大妖怪展

2016年07月05日 20時59分13秒 | 美術館・博物館
今日は早めの夏休みをいただいて、師匠と一緒に久しぶりの江戸東京博物館へ。
本日初日です!

大妖怪展〜土偶から妖怪ウオッチまで〜(公式サイト)

まぁぶっちゃけ土偶と妖怪ウオッチはいらないんじゃないのと思いますがヽ( ´ー`)ノそれを除いても、この夏必見の展覧会です!
火曜日が初日というのが珍しくて、お天気もイマイチだったので大した人出じゃないだろうなー、と高をくくって出かけたんですが、平日でこの人出はなかなかの集客力だと思いますよ。夏休みに入ったら、たいへんなことになるんだろうなー。

鴨のお目当ては、九州国立博物館から出張してきた「針聞書」。
病気を体内に潜む虫に例えて可視化した・・・というと何やら難しそうに聞こえますが、もぅリンク先の図表の通りですからヽ( ´ー`)ノじっと見ていると、想像以上にじわじわきますよ〜。ニヤニヤ笑いが止まらなくなりますよ〜。
が、本日の大穴は、「針聞書」の隣にしれっと並べられていた「姫国山海録」。ハンパない破壊力ヽ( ´ー`)ノ「針聞書」すらおとなしく思えてしまう、見事なまでのぶっ飛ばしぶりです。このシュールさはねぇ、是非会場で生で観てください。パネル解説のキャプションがまた趣き深いんだなぁ。みんな、こういうの好きなんだなぁ(笑)

展示物は大半が小振りな物で、間近で観ないとその面白さが伝わらない物ばかりです。夏休みに入って子供が会場を走り回るようになる前に、じっくり観ておいた方が良いですよ!あーでも、一度観てみたい真珠庵本の「百鬼夜行絵巻」は後期展示なんだよなー。後期展示の期間中に、もう一度行こうかな。わくわく。

本日の戦利品。
「針聞書」手ぬぐい、まさかの「かまわぬ」製ヽ( ´ー`)ノ毎日がしがし使い倒すぞ!合わせて買った「針聞書」マスキングテープ、どこで使うんだ自分!(^_^;
展覧会オリジナルのTシャツも超絶coolなデザインばかりで、もうちょっと安かったら買っちゃうところだったなー。今回のショップは、かなりヤバいですよ。お小遣いには余裕を持って観に行きましょうね。

うわー、もし後期展示も観に行けたら、「針聞書」ぬいぐるみと「姫国山海録」キーホルダー買っちゃうかもしれない(笑)
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SF大賞的な

2016年06月29日 20時31分10秒 | 美術館・博物館
この夏、絶対行きたい展覧会はこれ!

大妖怪展〜土偶から妖怪ウオッチまで〜(江戸東京博物館:公式サイト)

トップページからもぅ「皆勤の徒」的な何かが(以下略)
何と言っても観たいのは、「針聞書」のキャラ立ってる虫どもですねー。普段は九州国立博物館まで行かないと観られない代物ですからね、この機会に観ておかねば。絶対グッズが大量にあるんだぞー(笑)
他にも面白そうな展示品がてんこもりで、しかもこの守備範囲の広さ。「妖怪ウオッチ」はともかく、土偶はさすがに違うんじゃないかと思うんですがヽ( ´ー`)ノ面白いから許す。

江戸博の常で、出品目録もグッズ情報も開幕直前なのにまだアップされていないと言うお粗末さ(^_^;
でも内容は充実してそうです!絶対行くぞー。
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