ひねもすのたりにて

阿蘇に過ごす日々は良きかな。
旅の空の下にて過ごす日々もまた良きかな。

ヴァンブリュー

2010年01月28日 | 酒と料理と
五一ワインの生ワイン、にごりの入ったヴァンブリューがやって来た。
2,3年前の苦い思い出があるので、8本だけ取った。
あのときのような、強烈な硫黄臭はなかったが、今年のものも少しだけ臭いがある。
以前のような、香りではない、臭いと表現するにふさわしいものだ。

これは、開栓してグラスに注ぎ、最初に口に運んだときに感じるもので、
飲み始めたら気にならないレベルではある。
硫黄臭がしたときは、とても慣れない臭いだったので、金返せ!と思ったものだった。

さて、度数7度と低いアルコール度数で、まるで果汁のように飲めるワイン、ヴァンブリュー。
これに何を合わせるか。やはり、ここは魚だろう。
安く手に入る白身といえば、赤魚の切り身。
洗って、岩塩のローズソルトを振っておく。

ソース作りは、まずタマネギ半分を摺り下ろしておく。
フライパンでバターを熱し、そこに摺り下ろしたタマネギを入れ、顆粒のコンソメを混ぜる。
しっかり熱を加え、タマネギの味を柔らかくする。
これを冷ましたら、絞って、汁だけを取り出して、再度熱してヴァンブリューを少し加える。
ごく簡単なオニオンソースの出来上がり。

別のフライパンでバターを熱し、ニンニクのスライスしたものと、
鷹の爪を輪切りしたものを種を除いて3,4枚入れる。
そのあと、赤魚の切り身を皮から先に焼き、焦げ目がついたら身を返し、
あとは弱火でしばらく蒸し焼きにする。

魚に火が通ったら、先に作っておいたオニオンソースを掛けて火を強める。
赤魚にソースをしっかり絡めたら出来上がり。
ちょっとだけフランス料理っぽい肴に、キンと冷えたヴァンブリュー。
いかがでしょう。
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