人間万事塞翁が馬

長い人生では、人の周囲に何がどのように展開されるか分からない。だから人生は生きている価値がある。

郷土の先輩

2016-10-11 21:03:44 | Weblog
「今日の夢を明日の夢に繋げよう」

本日は、過日のお礼も兼ねてある石屋さんを訪問してきました。東西線の西船橋から北習志野方面の船橋日大前にオーナー自身がお迎え下さいました。郷土の出身高校からの依頼で造った校庭に飾る石像が完成したので発送前に見てほしいとのことでもありました。

創立記念の石碑は全体が御影石で造られており、石柱に支えられた120Kの球体が水中ポンプで回転する仕掛けになっていました。石壁には冒頭の言葉が刻まれており、その方が郷土の高校の若い後輩たちに対する未来への期待を託す文言だということでした。

実は弊社にも球体の御影石を移転時に記念として戴いていますが、丸く研磨するのは大変な職人の高い技術がいるとの事です。母校に寄贈される石碑の球体はさらにサイズが大きいので製造にかなり時間が掛かったようです。

先輩はもう高齢ですが、4年ぶりにお会いし、お元気なお姿を拝見して私自身いろんな学びができて大変満足しました。経営者の大先輩として、また人間としての学びをこれからも時間を見つけて足を運んで少しでも吸収したいと考えています。
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利用者視点

2016-10-11 11:37:19 | Weblog
このテーマの重要性はどの分野にも当てはまりますので、此処では敢えて身近な私が感じていることを話します。最寄りの駅から徒歩圏内にお住まいの方はバス通勤がないので感じられないと思いますが、バス会社の利用者視点の思想が欠けているのには困ってしまいます。

利用者を大切なお客様だと思えば、利用者に不便なダイヤ改正もダイヤを完全に無視したような大幅な遅延運行もしないものです。1社単独運行による身勝手さに対して、利用者の不満はどこへも解消されないのです。競争環境がないような運行はサービスの低下を招くだけです。

中には乗客に対して親切な運転手もいますが、無愛想な運転手が多いのも事実です。利用者側からすると、もっと運行時間に対して利用者視点の思想を持ってもらいたいということです。これは路線競争原理の働かない1社単独運行の弊害かもしれませんが、バス会社もJR各社を少しは見習ってほしいものです。
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長時間労働

2016-10-11 10:52:29 | Weblog
近年、漸く日本も長時間労働に対して当局の厳しい監視が当たり前の状況となってきました。私や私より先輩の団塊の世代の時代は、周囲に合わせて皆お付き合いの長時間労働が普通でした。特に建設業界などは仕事が天候に左右されるため、穴埋めに休日返上で仕事をするのは慣習でした。

しかし時代はコスト削減で収益を追求しなければ企業間競争に勝てないグローバル産業へと変化し、業務の個別管理が必要となり、個々の生産性が問われる時代へと変わってきました。つまり労働時間の中身が従来とは質的に変化してきていると思われます。日本全体の経済的ゆとりが無くなってきたとも言えます。

精神的な健康を維持するためにも、会社として個別の過重労働には特に注意をはらう必要があります。IT業界だけではないと思いますが、産業界は働く人がもっと苦痛を和らげ、楽しみながら仕事をする環境の土台づくりを進めて行く必要があります。過去の認識は捨て去り、産業界は長時間労働にもっと注意を払い、目標を掲げて削減していくべきだと思います。
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