人間万事塞翁が馬

長い人生では、人の周囲に何がどのように展開されるか分からない。だから人生は生きている価値がある。

内助の功その3

2019-12-27 07:38:55 | Weblog
昨日は大阪で開催された三代目のライブに行ってきた家内から、歌う人は七人だけど、それを支えているスタッフは大変な人数だったいう話を聞かされました。私は何年もそんな催しに行ったことがないので感覚は掴めませんが、それぞれの存在があるからコンサートも成り立っているのでしょう。スタッフも多いが、今は入場チケットも電子化されて紙ではなく、かつてのようにダフ屋は一切存在しないみたいだと話していました。企業も多くの方から支えられているので、社長といえども偉そうにしてはいけないよと、またもやいつもの調子で家庭訓示を聞かされました。家内には私のわがままな行動で、今日まで幾多の大変な苦労を掛けてきました。これからは何でも相談しつつ、残りの人生を踏み外さないよう生きていきたいと思います。
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人生相談

2019-12-26 12:44:04 | Weblog
若い頃、会社の営業車の中で「テレホン人生相談」という山谷親平さんがパーソナリティのラジオ番組を毎日の楽しみとして聴いていました。最初に「絶望は愚か者の結論なり」というコンセプトを山谷さんが語るのですが、毎日嘘のように全国のリスナーから様々な人生相談事があるのですが、何年も聴いて少なからず私自身も人生勉強になったと今でも思っています。例えば相談者の亭主が浮気して、相手の女性ともめたりした時にどういう対応をするとか、内容は実に様々なケースがありました。リスナーとしては相談者とパーソナリティの声しかわからないので、リスナーとして聞いている分には気楽ですが、相談しているご本人にとって大変な悩みなわけです。世の中には想像できないような相談事もあるものだと、当時は毎日聴きながら様々な相談内容に驚いた次第です。そんな私もいつの間にか人の人生相談に乗るような年齢になりました。時代の変化とともに、複雑な社会を生きていく上で何かと戸惑う若い人も少なくないと思います。来年の目標はこれまでと少し変化させて、人の万相談に乗ってあげる時間を是非つくりたいと考えています。心の病も、自ら経験がないのでカウンセリングはできないと思いますが、悩んでいる人の話を聴いてあげる相談者のような活動をしたいです。何故かと言いますと、世の中を少しでも明るくする上で、個々の人が人生を絶望しないことが大切だからです。
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2019-12-25 16:43:36 | Weblog
夢はこの歳になっても時々見ます。しかし私自身は怖い夢を見ることはないのですが、家内は夢を見て声を上げることは時々ありますので、隣で「大丈夫か?」と安心させるために手を差し伸べたりします。かつては私も夢の中で、会社が危機に瀕している状況の夢などを見たりして夜中に飛び起きたりしたことも多々ありましたが、最近見る夢は昔の懐かしい夢ばかりで、どちらかというと愉快な夢ばかりです。私の呑気な性格が逆に怖い夢を見る家内にしわ寄せしているのかもしれませんが、人の見る夢を途中で妨げたりするくらいで内容まで操作できないのは仕方ないことです。私自身は夢ほど勝手に自由なものを見れることはないので、どんな夢を見るかをいつも楽しんでいます。皆さんもご経験はあるかもしれませんが、寝ている時ほど頭脳が回ることはないという経験をいつもしてきました。つまり、寝ている時には複雑な数学の問題でも頭の中で解けてしまうのです。複雑なことを解決するのが苦にならないのですが、おそらく全身が横になると血液が回って頭脳が集中するのだと思います。だから色んな都合のいい夢も見るのだと思います。
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内助の功その2

2019-12-24 11:21:16 | Weblog
「あなた、くだらないセミナーとか行かないで、月に2回くらい現場を回るとか、社員の相談に乗るとか、何か人の為になる事をしたら?」最近、連日のように自宅で家内から諭されるのですが、自宅でテレビからヒントを得てしゃべっているのかわかりませんが、悔しいかな確かに最近私の行動に欠けている点を突いているようです。来年の目標はもっと現場を回るようにしたいし、出来る限り多くの社員の皆さんの相談に自ら乗るように努めたいと思います。よく三現主義「現実、現物、現場」を観ることが重要だと言われますが、中々ここ最近は実現できていなかったと反省しています。幹部の皆さんから言われるとすぐにでも行動するのですが、自ら思い立たなければならないことを、自宅で仕事もしていないように見える家内が執拗に教えてくれているのは有難いものです。
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派遣法

2019-12-23 10:09:59 | Weblog
派遣法の改正で特定労働者派遣法を廃止し、一般労働者派遣法へ一本化され申請も届け出制から許可制へ移行されましたが、労働者の実態調査は改善されたのか、国としてその後の調査分析がなされているとも思えない気がします。IT業界では一般労働者派遣法へ制度的に絞られましたが、私たちも実際にどのように実態が改善されたのか実感はありません。中小零細のIT事業者が一時期、同法の改正により経営的に追い込まれたのは事実ですが、実態はあまり効果的だったとは言えないようです。問題なのは、来年2020年4月に施行されようとしている「同一労働同一賃金」の法律です。労働者にとって理想的環境の整備に聞こえますが、これも実態としては中小事業者に対する改善措置なのか、派遣事業を見直そうという趣旨なのか、企業側には国による企業統制の措置としか映らないようです。実際問題としてグループ間の出向の待遇は見直さないで、派遣労働者の待遇だけに手を加えるのは「同一労働同一賃金」とは言えないと思われます。確かに、派遣労働者は派遣先の指示のみで働く不利な労働環境に置かれているのは事実です。労働者保護の立場で考えるならば、労働差別を生むような派遣法は寧ろない方が良いと思われます。もっと民間で率直な議論を十分に重ねた上で法律は施行されなければ、先日の文科省による教育行政実施の見送り措置の二の舞になると思われてなりません。
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さりげない優しさ

2019-12-20 08:50:51 | Weblog
先日の水曜日の夜、帰宅時に天気予報にはなく霧雨に見舞われ、周囲の皆、鞄から折り畳み傘を出して駅までの途につきました。皆と別れて電車に乗って私も最寄りの駅からバスに乗車しましたが、西に来ると辺りはすっかり雨が上がっていました。忘年会シーズンながら駅からのバスも比較的空いていたので、手荷物を座席の横に置いて一人で座ったのですが、下車時に少々濡れた折り畳み傘をバスの車内にうっかり置き忘れたことに全く気が付きませんでした。バス停から家路についたところ、背後から若いOLの方が優しそうな顔で「傘をお忘れでした!」とご丁寧に拾ってくれていました。私もその方のさりげない行為が嬉しくて、思わず「ご親切にありがとうございます!」と返した次第でした。辺りは薄暗いのではっきり顔は覚えられなかったのですが、他人に心を配るさりげない優しさにとても感動しました。連日、犯罪のニュースが多い中でも、世の中には心の優しい若い方もいるのだということを、これからも忘れないで大切にしたいと思います。
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同期会

2019-12-19 18:01:41 | Weblog
本日は大学の同期会でした。何だかんだと言っても、1番気を遣わなくて済む集まりです。メンバーの中でご夫婦で公務員の者が2人。会社が潰れて長年無職の者が1人。公務員は、若い頃は安月給だったようですが、奥さんもそろそろ定年で年金だけは夫婦合わせて相当になるらしいです。さすがに役所ですが、長年、つまらない仕事でも辛抱したことへのご褒美ではないかと思います。役所には女性が多いので、伴侶は選び放題で職場結婚は意外と多いそうです。子どもは共稼ぎで犠牲になったようですが、その反面友だちも沢山できたようだと話していました。ただ一つ言えるのは、日本は今でも、都会でも地方でも役所天国だという事です。私自身は当時、役所にだけは就職先として魅力を感じませんでしたが、倒産も失業もない天国ではないかと思いました。途上で精神的には辛いこともあったでしょうが・・・。
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尊敬

2019-12-18 10:28:04 | Weblog
日本人として世界で尊敬されている人は少なくないとは思いますが、先日アフガニスタンで亡くなられた中村哲医師のような人はそれに値する人だと思います。シリアもアフガンも国土が長期にわたり戦争状態で、その陰では常に国民が犠牲になっています。日本は敗戦で懺悔し、日本国憲法の下で今日まで再び戦地にまみれることなく、平和を遵守してきました。もし戦争しなければと思っても、戦争をしてしまえば後の祭りですが、国のリーダーによる権力の乱用で、将来的に再び過ちを犯すこともあり得ないとは決して断言できません。中村医師が戦争をやっている場合ではないと、アフガンのリーダーまで説得できたのは尊敬される人間性があったからです。日本の政治家も世界から日本の代表として尊敬されるような行動をお願いしたいものです。
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忘年の交わり

2019-12-17 11:29:54 | Weblog
別に忘年会の話をするわけではありませんが、タイトルは年齢差を越えた交際や親密な交友を意味します。私も古くからの知人の動静は気になるところはありますので、多くはこちらから連絡を取ることがほとんどです。久しぶりに会ってお互いに「相変わらず」という挨拶を交わせるのが一番です。今日までの長い会社経営の中で、良い悪いは別にして、IT業界に身を置く立場として辛かった経験は社員の退職でした。人材の流動化が激しい業界なので止むを得ない面もありますが、多くは私自身の未熟さが原因だったとも言えます。しかるに、弊社も零細企業から中堅企業に至るまでには多くの社員が入退社をしてきたわけです。しかし、自分のキャリアを高めるために去っていった優秀な元社員とは今でも人間的なお付き合いが続いています。人材を定着させるには社員の能力が成長する環境づくりを経営として目指さなければなりません。元は社員と経営者ですが、年齢差を越えた交際からは様々な経営のヒントを彼らは与えてくれます。彼らの成長は私にとっても大変な満足です。これからも関係を大切にしていきたいと思います。
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手書き

2019-12-16 10:56:39 | Weblog
今年4月から急遽始めた5年日記帳を付けて、途中挫折することもなく早くも半年が経ちました。7行ほどの手書きですが、修正ボールペンを使用すると書き直しに大変便利でしたが、インクが切れてしまったので、しばし訂正不可能も修業だと思い、普通のボールペンに替えて書いています。昨日は、ようやく干支の絵柄印刷を頼んでいた年賀状も届きましたので、今週末からは更に大変な手書きの執筆作業が待っています。普段はキーボードに慣れてしまい、手書きの文字を書く機会は極端に減りましたが、毎年の年賀状だけは手書きにしており、パソコンから自動的に年賀状を印刷するのは20年くらい前に止めました。戴く年賀状はほとんど年賀状ソフトを使ったものですが、中には何十年も宛名が間違ったままの年賀状もあります。私は一年に一度の年賀状だからこそ毛筆で下手な字ですが、宛名書きからコメントまで書いて出しています。便利さに慣れてしまうと楽な方法を考えてしまいがちですが、自分の個性を示す意味でも手書きを志す機会は大切ではないでしょうか。
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